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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:後期教養演習(ミュージアムと社会(2))/教養総合演習(1)(ミュージアムと社会)(後期)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
後期教養演習(ミュージアムと社会(2))/教養総合演習(1)(ミュージアムと社会)(後期) 2025 後期 月3 文学部 横山 佐紀 ヨコヤマ サキ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

LE-IF3-U300

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

国内には、扱う時代やテーマ、コレクションなどに特徴のあるミュージアムが多数あります。また、それぞれの館が特色ある展示や教育プログラムを行っています。これらをなんとなく見たり体験したりするのではなく、関連資料を事前に調べて、他館と比較分析することで、よりよく理解できます。
 本授業では、(1)共通の文献を全員で講読します。(2)次に個人またはグループごとにテーマを設定し、①そのテーマに基づいてミュージアムや展覧会、教育プログラムを選んで事前に調査して報告し、②実際に見学のうえ展示やミュージアムを分析して報告し、③レポートとしてまとめます。
 レポートは、フィールドワーク(1)(全員で見学するミュージアム)、フィールドワーク(2)(各自の関心に基づいて個別に見学するミュージアム)のそれぞれについて執筆します。
 参考までに、以下は、フィールドワーク(2)でこれまで取り上げたミュージアム(一部)です。

・埼玉県立近代美術館
・東京国立近代美術館
・國學院大學博物館
・東京都美術館
・早稲田大学坪内博士記念演劇博物館
・在日韓人歴史資料館
・郵政博物館
・多摩動物公園
・根津美術館
・かわさき宙と緑の科学館
・東京都渋谷公園通りギャラリー
・日本科学未来館
・東京都庭園美術館
・八景島シーパラダイス
・東京都現代美術館
・府中市美術館
・JICA海外移住資料館
・岡本太郎記念館
・川崎岡本太郎美術館

なお、ミュージアムと社会(1)と連続して履修することが望ましいですが、ミュージアムに関心があれば単独の履修でも問題ありません。

科目目的

さまざまな領域の知が関わるミュージアムについて基本的な知識を習得すると同時に、人と社会の関わりをモノを起点として分析したり、展示を批判的に考察したりできるようになること。

到達目標

ミュージアムの社会的役割について自分自身の考えを他者に説明できるようになること。

授業計画と内容

具体的な内容は履修者と相談のうえ決定します。
*ゲスト講師によるレクチャーや展覧会見学を行うことがあります。
*フィールドワークを中心に進めますが、内容に関わる文献を取り上げることがあります。
*毎回、ミュージアムや展示に関する話題提供を順番に担当してもらう予定です。

1. オリエンテーション
2.展示分析の事例
3.文献講読(1)
4.文献講読(2)
5.文献講読(3)
6.文献講読(4)
7.フィールドワーク(1):見学計画報告①
8.フィールドワーク(1):見学計画報告②
9.フィールドワーク(1):見学成果報告(レポート検討会)
10.フィールドワーク(2):見学計画報告①
11.フィールドワーク(2):見学計画報告②
12. フィールドワーク(2):見学成果・分析報告①
13.フィールドワーク(2):見学成果・分析報告②
14.まとめ:フィールドワーク(2)レポート検討会

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 分析の内容、記述の整合性、レポートとしての形式などを評価します。
平常点 50 担当回の報告の内容、ディスカッションへの参加などを評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

美術館学芸員(教育普及担当)

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

ミュージアムの現状や課題を、授業を通じて共有する。

テキスト・参考文献等

【テキスト】
適宜指定します。

【参考文献】
松宮秀治『ミュージアムの思想』白水社、2003年。
ジェイムズ・クリフォード(太田好信ほか訳)『文化の窮状』人文書院、2003年。
キャロル・ダンカン(川口幸也訳)『美術館という幻想―儀礼と権力』水声社、2011年。
横山佐紀『ミュージアムを知ろう―中高生からの美術館・博物館入門』ぺりかん社、2020年。
暮沢剛巳『ミュージアムの教科書―深化する博物館と美術館』青弓社、2022年。

その他特記事項

展覧会やミュージアムの見学が中心となります。見学の時間を取れるよう、予定の調整が必要です。どのようなミュージアムがあり、展覧会が行われているのか、常に情報を得ておくこと。

参考URL

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