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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:日本史学基礎演習(2)A/日本史学基礎演習(2)(前期)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
日本史学基礎演習(2)A/日本史学基礎演習(2)(前期) 2025 前期 金3 文学部 熱田 順 アツタ ジュン 1年次配当 2

科目ナンバー

LE-JH1-F021

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本演習では、歴史研究の二本柱である文献講読と史料講読のうち、文献講読の基礎固めを行います(史料講読については、後期の日本史学基礎演習(2)Bで行います)。
具体的には、日本中世史に関する文献をテーマ別に講読することで、中世社会の全体像を把握するとともに、研究論文の読み方も学びます。
授業の進め方としては、【受講生による発表→教員による質問と補足説明→全体の討論→テキスト文献の関連分野に関する講義】という形式をとります。発表担当者は初回ガイダンスの際に決定します(1グループあたり2~3名)。発表担当者は事前にテキストを読み込み、関連する文献や史料を調べたうえで、その内容をレジュメにまとめて発表してください。
なお、発表は、受講生全員が1回ずつ当たるように割り当てます。

科目目的

(1)高校までの暗記科目としての「日本史」ではなく、自ら調べて考える「歴史学」の魅力を体感してもらう。
(2)日本中世史に関する文献の講読や、関連分野に関する講義への参加を通じて、歴史研究の基礎を学んでもらう。
(3)自分で調べた成果や、考え抜いた末に導き出した結論を、レジュメを用いて簡潔かつ明瞭に伝える力を養うこと。これは、ゼミ発表や卒業論文執筆の基礎になることはもちろん、就職活動やその後の社会人生活で必要不可欠となるプレゼンテーション能力やディベート力の土台ともなります。

到達目標

本演習では、以下の4点を到達目標として設定します。
(1)与えられた課題(発表やレポート等)に対して真摯に取り組む姿勢を養うこと。
(2)ひとつのテーマに関して、複数の資史料に目を通したうえでしっかりとした考察を行い、「自分なりの結論」を導き出せるようになること。
(3)「自分なりの結論」を、レジュメを用いて簡潔かつ明瞭に他者へ伝えられるようになること。
(4)日本の中世社会についての理解を深めること。

授業計画と内容

本演習は対面(集合型)形式にて行います。
※第1回~第3回は教員による講義です。
※第4回~第13回の授業では、前半に受講生による発表と討論を行い、後半では関連分野に関する講義を行います。

第1回 講義:前半【ガイダンス】(授業の進め方、発表者の決定等)/後半【古文書が伝えること 猫の巻】
第2回 講義:【文献講読の準備】(レジュメの作り方、関連文献の探し方、文献の読み方、先行研究との向き合い方、図書館・日本史学研究室の使い方)
第3回 講義:【古文書が伝えること 虎の巻 -運命に翻弄された哀しき英雄-】
第4回 文献講読1:中世の民衆生活①(習俗と法)
第5回 文献講読2:中世の民衆生活②(中世人の生きた世界-「もののけ姫」の社会的・学問的意義-) 
第6回 文献講読3:戦国大名と民衆①(戦場への動員)
第7回 文献講読4:戦国大名と民衆②(「境目」に生きる人々)
第8回 文献講読5:荘園①(荘園制の成立)
第9回 文献講読6:荘園②(荘園制の衰退)
第10回 文献講読7:戦乱時の安全保障
第11回 文献講読8:村落の“自治”
第12回 文献講読9:豊臣政権が目指したもの①(刀狩り)
第13回 文献講読10:豊臣政権が目指したもの②(朝鮮出兵)
第14回 総括・まとめ


授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

発表担当者は、事前に充分な時間をとってテキスト・関連文献(あるいは関連史料)を精読し、レジュメを作成してください。発表担当でない受講生も、テキストをしっかりと読んでおくなど、討論へ積極的に参加できるよう準備しておいてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 40 前期終了時に提出してもらうレポートの内容で判断します。
平常点 20 出席状況や授業内での発言等で判断します。
その他 40 発表の内容で判断します。

成績評価の方法・基準(備考)

【レポート40%、平常点20%、発表内容40%】を基本として総合的に評価します。
ただし、出席率が70%に満たない者、発表担当日に無断欠席した者、レポートの未提出者は成績評価の対象外とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは事前にmanabaのコースコンテンツで配布します。

その他特記事項


参考URL

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