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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:社会変動論/社会学概論A/現代社会研究(8)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
社会変動論/社会学概論A/現代社会研究(8) 2025 後期 水2 文学部 首藤 明和 シュトウ トシカズ 2~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-SC2-K302

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 まず、私たちの生きている現代社会がどのような社会であるかを説明するために〈市民社会〉から捉えます。また、市民社会の特徴をつかむために、ネットカフェ難民、無縁社会、ひきこもりなどを例にあげて説明します。
 次に、市民社会の構造を市場経済・政治的公共圏・親密圏の3つの社会的空間から説明します。
 第三に、社会変動を理解するために親密圏の変容を取り上げます。特に出産をめぐる合理化過程、家族周期論からみる家族の近代化、アジアで異なる家族の近代化を例にあげて説明します。
 第四に、現代社会の新しい動きを、市民活動、地域と移動、文化やエスニシティがもたらす力に着目して説明します。
 最後に、本講義の社会変動論を、モダニティの移植と現地化や、モダニティの徹底化がもたらすグローバリゼーションなどの視点からまとめます。

科目目的

「Visionary時代を読み解く知」(歴史から学び未来を見通す力)、「Clinical微細に観察する知」(地域社会や人間関係で起こる現象を精細に分析検討する力)、「Globalグローバルに思考する知」(地球規模で起こっている諸現象を大きくまとめて観察する力)を身につけるために、現代社会の特徴を〈市民社会〉から説明できるようになること、社会変動を〈市民社会〉の親密圏の変容から説明できるようになること、現代社会の課題の克服に向けた動きを市民活動、地域社会、移動、エスニシティ、文化などから説明できるようになること、モダニティの徹底化という視点からグローバリゼーションを説明できるようになることを目的とします。

到達目標

 第一に、私たちの生きている現代社会の特徴を〈市民社会〉から説明できること。
 第二に、市民社会の構造を、市場経済・政治的公共圏・親密圏の3つの社会的空間から説明できること。
 第三に、社会変動を親密圏の変容から説明できること。
 第四に、現代社会の課題の克服に向けた動きを、市民活動、地域社会、移動、エスニシティ、文化などから説明できること。
 第五に、社会変動をモダニティの移植と現地化や、モダニティの徹底化がもたらすグローバリゼーションから説明できること。

授業計画と内容

第1回 授業の目標・内容・成績評価について 
第2回 現代社会を市民社会から捉える――ネットカフェ難民、無縁社会、ひきこもりを例にして
第3回 市民社会の構造――市場経済・政治的公共圏・親密圏
第4回 親密圏の変容(1)出産をめぐる合理化過程
第5回 親密圏の変容(2)家族周期論と近代家族論
第6回 親密圏の変容(3)アジアの近代家族および日本のプレモダンの家族との比較
第8回 親密圏の変容(4)近世・江戸時代の家制度が近代家族に与えた影響
第9回 現代社会の新しい動き(1)市民活動をどのように捉えるか
第10回 現代社会の新しい動き(2)地域と移動――異質なものへの関心・承認・支持
第11回 現代社会の新しい動き(3)地域と移動――文化が持つ力
第12回 現代社会の新しい動き(4)地域と移動――エスニシティがもたらす力
第13回 社会変動論――モダニティの移植・現地化、そしてグローバリゼーションへ
第14回 まとめ・総括






 

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

事前学習としてあらかじめ指示されたテキストや資料等の該当箇所を読み、授業後は配布されたレジュメや資料等を熟読し、設定された締切までに授業内レポートを必ず提出してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 市民社会の構造を、市場経済・政治的公共圏・親密圏の3つの社会的空間から説明できること。また、現代社会の課題の克服に向けた動きを、市民活動、地域社会、移動、エスニシティ、文化などから説明できること。さらに、社会変動をモダニティの移植と現地化や、モダニティの徹底化がもたらすグローバリゼーションから説明できること。
レポート 40 私たちの生きている現代社会の特徴を〈市民社会〉から説明できること。また、社会変動を親密圏の変容から説明できること。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

(講義資料)
適宜、授業中に配布します。

(テキスト)
適宜、授業中に紹介します。

(参考文献)
適宜、授業中に紹介します。

その他特記事項

参考URL

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