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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:特別教養(1)(ミュージアム・スタディーズ概論)/社会教育特講(1)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特別教養(1)(ミュージアム・スタディーズ概論)/社会教育特講(1) 2025 前期 水4 文学部 横山 佐紀 ヨコヤマ サキ 1~4年次配当 2

科目ナンバー

LE-IF1-R201

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

現代のミュージアムは、コレクションをし、展示をする空間にとどまらず、さまざまな問題を可視化したり発信したりする役割も担っています。ミュージアム・スタディーズとは、さまざまな分野の知見に基づき、ミュージアムのあり方やその社会とのかかわりを批判的に考える新しい領域です。この授業では入門的な概論として、ミュージアムやコレクションの歴史、ミュージアムとアイデンティティの表象、モノと人の関わりなどについて包括的に学びます。授業の中でワークショップやグループワークを行う予定です。

科目目的

ミュージアムと社会との関係を学ぶことによって、私たちは異なる文化的背景や考え方をもつ他者との関わりや、私たち自身について考えることができます。展示やミュージアムを批判的に考え、ミュージアムにおいて、モノを媒介として自己/他者をよりよく表現できるアイディアを提案できるようになることがこの授業の目標です。

到達目標

ミュージアムの社会的役割について自分自身の考えを他者に説明できるようになること。

授業計画と内容

この授業では、おもに以下のトピックを扱います。

*内容や順番を変更、調整することがあります。
*状況に応じて、ゲストスピーカーによるレクチャーを行うことがあります。
*提出された課題やコメントは、授業内で共有することがあります(基本的に匿名で扱います)。あらかじめご了承ください。

1.オリエンテーション
2.ミュージアムのしくみ(組織や業務)
3.みるワークショップ
4.視覚について
5.ミュージアムの歴史(1):驚異の部屋
6.ミュージアムの歴史(2):コレクション
7.博覧会とミュージアム(1):ロンドン万博
8.博覧会とミュージアム(2):シカゴ万博
9.モノ・ワークショップ
10.論争的な展示/展示の政治学(1)
11.論争的な展示/展示の政治学(2)
12.ミュージアムとジェンダー
13.資金と展示
14. まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

課題テキストが指定された場合は、よく読んで準備すること。ワークショップを行う際は、自分の考えを自分自身のことばで表現できるように準備して臨んでください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 60 期末レポート(ミュージアムについての基礎知識を理解したうえで、ミュージアムの現状と課題を自身の言葉で説明できるかを確認します)
平常点 40 課題提出、授業・ワークショップへの参加を含む

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

課題として、オンラインでの調査を行ってもらうことがあります。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

美術館教育普及担当学芸員

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

ミュージアムの現状と課題に関する経験や知識を、授業を通じて共有する。

テキスト・参考文献等

【参考文献】これ以外は適宜紹介します。
横山佐紀『ミュージアムを知ろう―中高生からの美術館・博物館入門』ぺりかん社、2020年。
クシシトフ・ポミアン(吉田城・吉田典子訳)『コレクション―趣味と好奇心の歴史人類学』平凡社、1992年。
田中正之・横山佐紀・小林剛・瀧井直子・江崎聡子『創られる歴史、発見される風景 アート・国家・ミソロジー』ありな書房、2016年。

その他特記事項

ミュージアムの収蔵品だけでなく、折込チラシ、車内吊りから企業ロゴ、お菓子の箱やテレビ・コマーシャルに至るまで、身近なあらゆるイメージやモノを観察し、レイアウトや色、素材、空間構成に注目してみてください。

参考URL

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