中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

テキストサイズ

  • 小
  • 中
  • 大
  • フリーワード検索
  • 条件指定検索
  • シラバスデータベース(学部・大学院)
  • ビジネススクール(MBA)
  • ビジネススクール(DBA)
  • 研究者情報データベース

ホーム > 講義詳細:国際情報演習Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
国際情報演習Ⅰ 2026 後期 月5 国際情報学部 篠﨑 彰彦 シノザキ アキヒコ 2年次配当 2

科目ナンバー

GI-IF2-SM02

履修条件・関連科目等

特にありません(経済学の予備知識がなくても基礎からコツコツ学んでいきます)

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

・演習では、デジタル化が企業・産業・経済に及ぼす影響について学びます。具体的には、①「情報」が経済社会で果たす機能と役割、②情報を「認知」する人間のクセや合理性の限界、③その情報の領域にどんな「技術革新」が起きて経済社会に影響しているか、などをグローバルな視野で考察します。
・その過程で、「行動経済学」や「情報経済学」の基本概念を学ぶとともに、情報の収集法と整理の仕方、実態の把握と本質を理解する方法をブレーン・ストーミング型のディスカッションで修得します(相手の考え方を否定するのではなく、一旦受け入れた上で、正確に理解し、より良い考えに深めていく対話です)。
・あわせて、報告資料(レジュメ)の作成法やレポート・論文の執筆の仕方、事実の統計的な検証の手法など、社会に出てからも役に立つ技能を身につけていきます。
・原則として年次別に進めますが、随時合同の演習を行って、交流を深めます。また、演習は、教員も学生と共に学ぶ、という姿勢で運営します(正解を求める授業ではありませんので、一緒に考えながら「要領悪く」学びましょう)。

科目目的

・デジタル・イノベーションの渦中で未知の問題に直面した際、自らの考えで解釈・判断し、自分の言葉で語れる「専門知」を獲得するのが一番の目的です。
・大学での学びは、変転する現象を表面的に追うのではなく、人類の知の資産に立って考え、本質をとらえる技法を身につけることにあります。単なる物知りに終始すれば、流行り廃りの激しいバズワードに踊らされて「右往左往」しますが、本質をとらえてどっしり構えると「臨機応変」に判断し、行動することができます。
・情報を認知する人間のクセや合理性の限界を理解するとともに、基礎的なデータ分析の手法を身につけて、「思考力」と「分析力」と「説明力」を高めていきます。

到達目標

・卒業までに次の5点を(知らず知らずのうちに)身につけることが最終目標です。2年次の「国際情報演習Ⅰ」は、その第一歩をまず踏み出することが目標です。
① 行動経済学や情報経済学の基本概念を理解する。
② データサイエンスの基礎を理解してデータ処理を実践する。
③ Evidence-Basedで自分の考えを他者に伝え、他者の考えを正確に理解する対話力(ブレーン・ストーミング型ディスカッションの作法)を身につける。
④ フェイク情報に翻弄されない情報収集の方法(原典に遡りシングルソースに頼らない先行研究の渉猟)を実践する。
⑤ 大学で学んだ者にふさわしい報告資料の作成力や論文の執筆力を身につける。

授業計画と内容

・2年次は、大学での学びと調査・研究の作法、技法を実践的に学ぶ演習です。「世間知」ではなく「専門知」を身につけていくための実践的なプログラムが組まれています。まず、実態を客観的に検証するデータ分析法(プログラミングではありません)の基礎を修得した後、行動経済学に関する輪読学習で情報を認知する人間のクセと合理性の限界を理解します。この過程で大学生にふさわしい知的コミュニケーションのマナー(作法)を身につけます(ディベートではありません)。
第1回 オリエンテーション:自己紹介と卒業までの演習の道のり
第2回 データ分析の基礎➀:1℃の気温上昇で増加するアイスの消費量は?
第3回 データ分析の基礎➁:コンビニの店舗面積と駅からの距離で売上高は?
第4回 データ分析の基礎➂:数字で示されない情報をどうデータ化する?
第5回 データ分析の基礎➃:性別、年齢別、学歴別、企業規模別の賃金格差は?
第6回 データ分析の基礎➄:データ分析のまとめと研究への応用
第7回 文献・事例調査の技法➀:フェイクに騙されない大学生らしい情報収集法
第8回 文献・事例調査の技法➁:先行研究や文献の全体像の捉え方を身につける
第9回 文献の輪読➀:人間の認知力と合理性の限界(『「ココロ」の経済学』第1章) 
第10回 文献の輪読➁:行動経済学の二大テーマ(同書第2章)
第11回 文献の輪読➂:モラルサイエンスの系譜(同書第3章)
第12回 文献の輪読➃:人間の利他性と行動経済学(同書第4章)
第13回 文献の輪読➄:不確実性と行動経済学(同書第5章)
第14回 全体の総括:アクティブ・ラーナーとして研究の発展に向けて 

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・報告とディスカッションのための調査や準備にBest Effortで取り組んでください。他の演習参加者との交流など主体的な活動を奨励しています。
・日頃からデジタル化と経済社会の動向に興味を持ち、図書館で入手できる最新情報や文献などを通じて時事問題に触れておくと、より実践的に学ぶことができます。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 ・成績評価は平常点が全てです。①事前準備への取組み姿勢、②報告者としての発表姿勢、③ディスカッションへの参加姿勢など平素の貢献度を全面的に評価します。
・無断欠席や分担箇所の報告を行わない場合、他の演習参加者の意欲を削ぐような姿勢が続く場合は、単位が認められませんので注意してください。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

ブレーン・ストーミング型ディスカッション(ディベートではありません)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

・プロジェクター(スライド)を利用した解説を行います。
・動画資料などを併用する場合があります。
・演習に参加する際は毎回必ずPCを持参してください。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

・日本開発銀行(現日本政策投資銀行)での融資審査、調査・研究、海外駐在
・経済企画庁(現内閣府)での日本経済分析(経済白書ほか)
・内閣府経済社会総合研究所での客員主任研究官(情報経済に関する実証研究)
・日本経済研究センターでの「情報経済班」主査(主任研究員)

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

・情報通信分野の産業調査や融資審査を行った実務経験をもとに、産業動向やビジネスの実例、現実的課題と政策対応などについて、具体的、明示的な解説を加えることで、実態に即した体系的な知識と解像度の高い問題意識を醸成していきます。

テキスト・参考文献等

《テキスト》
・依田高典『「ココロ」の経済学:行動経済学から読み解く人間のふしぎ』ちくま新書.
・このほか、演習で扱うテキストや資料は適宜授業中にお知らせします。下記の参考文献を演習に関連する基礎的な文献として例示しておきます。

《参考文献》
・白砂堤津耶『例題で学ぶ初歩からの計量経済学』日本評論社.
・鶴光太郎『AIの経済学:予測機能をどう使いこなすか』日本評論社.
・野口悠紀雄『データエコノミー入門:激変するマネー、銀行、企業』PHP新書.
・森川博之『データ・ドリブン・エコノミー:デジタルがすべての企業・産業・社会を変革する』ダイヤモンド社.
・United States National Academies, Artificial Intelligence and the Future of Work, National Academies Press.

その他特記事項

参考URL

検索結果に戻る

  • フリーワード検索
  • 条件指定検索

TOP

  • プライバシーポリシー
  • サイトポリシー
  • 中央大学公式サイト
Copyright (c) Chuo University All Rights Reserved.