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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:日本中世史A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
日本中世史A 2025 前期 火2 文学部 西川 広平 ニシカワ コウヘイ 2・3年次配当 2

科目ナンバー

LE-JH2-F203

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

武士と武家政権をキーワードに日本中世史の研究動向を整理するとともに、中央から見た中世史と地方から見た中世史との比較を通して、中世社会の多様性を考えます。特に地方から見た中世の事例として、中世を代表する武家である甲斐武田氏を取り上げます。授業中に課題を提示し、個人やグループ単位で考えてもらう機会もあるため、普段から中世史に関心を払うこと。受講者の積極的、主体的な参加を期待します。

科目目的

日本中世史研究の歩みと課題を学ぶとともに、中央と地方から見た時代像を踏まえた中世社会の多様性を考えることを通して、中世史研究の意義を理解することを目的とします。

到達目標

日本中世史研究の軌跡を理解するとともに、多様な視点から中世社会を捉える思考力を養い、通史的に中世の時代像の把握を図りつつ、中世史研究に必要な見識を修得することをめざします。

授業計画と内容

第1回~第13回の授業は、manabaのコンテンツにレジュメをアップロードしますので、
各自でダウンロードしてください。またmanabaのレポート機能等により各回の課題を提出して
もらいます。

第1回 オリエンテーション(授業内容の説明、統合と分立の中世社会)
第2回 武士とは何か 在地領主制論から職能武士論へ
第3回 戦国大名の顛末 大名領国制論と戦国期守護論
第4回 義光流源氏と東国/前九年・後三年合戦と義家流源氏
第5回 治承・寿永の内乱と武田信義/治承・寿永の内乱と源頼朝
第6回 鎌倉御家人における武田氏の地位/執権政治と得宗専制
第7回 武田信武と安芸・甲斐武田家の成立/足利尊氏と南北朝内乱
第8回 甲斐武田家の没落と再興/室町幕府・鎌倉府の抗争
第9回 武田信昌と戦国甲斐の幕開け/列島東西の内乱勃発と明応の政変
第10回 武田信虎と甲斐国の統一/戦国大名の成立
第11回 武田信玄による武田氏の再編/戦国大名間の抗争
第12回 武田勝頼の滅亡/天下統一と惣無事
第13回 武田一族の中世/武家政権の展開
第14回 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業で配布した資料等をもとに各自が授業内容を復習し、自分の関心や研究テーマを考えるきっかけとすること。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 30 授業で学修した内容の理解、課題に関する考察力・表現力
平常点 70 出席状況、授業中の発言、各回の課題への解答

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

クリッカー/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

manabaの小テストやレポート機能を使用した双方向型授業の併用

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

博物館の学芸員として、史料の取扱や展示等の業務に16年間携わる。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

歴史学を社会に還元する目的と方法について指導する。

テキスト・参考文献等

レジュメ等の配布資料で対応します。
【参考文献】
岡野友彦『源氏長者 武家政権の系譜』(吉川弘文館、2018年)
西川広平『武田一族の中世』(吉川弘文館、2023年)

その他特記事項

日本中世史Bもあわせて履修することをお勧めします。日本史学専攻以外の学生の履修も歓迎します。
授業で配布した資料等をもとに各自が授業内容を復習し、自分の関心や研究テーマを考えるきっかけとすること。各回ともに、manabaのレポート機能により課題を提出してください。授業中に課題を提示し、個人やグループ単位で考えてもらう機会もあるため、普段から中世史に関心を払うことを期待します。

参考URL

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