中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 夏期】外国法概論1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 夏期】外国法概論1 2025 その他 在学生サイトの各スクーリングのページをご確認ください。 通信教育課程 北井 辰弥 2年次配当 2

科目ナンバー

JD-NF2-202L

履修条件・関連科目等

履修条件:通信教育課程の学生対象

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 中央大学は1885(明治18)年に英吉利法律学校として創立されたが、近代日本にとって西洋法を学ぶ意義とは何であったのか、近代史を振り返りながら、いまイギリス法を学ぶ意味を問い直したい。そのうえで、イギリス法とはどのような特徴を持つものか、おもにヨーロッパ大陸法と比較しながら、世界の法体系のなかでのイギリス法の位置づけを確認する。
 イギリス法に限らず外国法を学ぶうえでは、その歴史についての素養はかかせないが、イギリス法は「継ぎ目のない織物」と称されるように歴史の知識は実定法の理解でも必須である。この授業では比較的丁寧にイギリス法の歴史を取り扱う。
 近世の議会の台頭を説明したあとは、制定法と判例法という法源論が扱われる。イギリスは判例法主義の国といわれるが、現在の日本でも判例は重要である。イギリスの判例の取り扱いが日本とどのように違うのか解説する。
 最後にこの授業では、英米法の特徴の一つとして知られる陪審制について検討する。ここでイギリスの歴史が再び議論されるとともに日本の近代史にも光があてられ、イギリスと日本の司法制度の違いを確認することになる。

科目目的

 授業の目標は、イギリス法のいくつかの特徴を理解することである。具体的には英米法の特徴といわれる1.コモン・ローとエクイティの二元構造、2.法の支配と議会主義、3.判例法主義と先例拘束性、4.陪審制度について、必要に応じてアメリカ法および日本法と比較しながら学修する。

到達目標

コモン・ローとエクイティ,判例法主義,陪審制度などイギリス法の基礎知識を修得することができる。

授業計画と内容

■動画配信
1.近代日本と外国法
2.世界の法体系
3.コモン・ローの誕生
4.コモン・ローの発展
5.エクイティの誕生
6.現代のエクイティ

■双方向型授業
【1日目:8月9日】                         
①11:00~12:30 7.法の支配と議会主権
②13:20~14:50 8.イギリスの議会と制定法

【2日目:8月10日】
①11:00~12:30 9.判例法主義(前半)
②13:20~14:50 10.判例法主義(後半)

【3日目:8月11日】                         
①11:00~12:30 11.陪審制度(前半)
②13:20~14:50 12.陪審制度(後半)

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

イギリス史の部分は、高校の教科書などで王朝の変遷などをおさらいしておくとよいと思います。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 スクーリング試験または科目試験により最終評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

■スクーリングで使用する教材
レジュメを配布する。

■推薦図書
田中英夫『英米法総論 上』(1980年)東京大学出版会
田中英夫『英米法総論 下』(1980年)東京大学出版会

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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