中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:【通教 オンデマンド】日本法制史

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
【通教 オンデマンド】日本法制史 2025 その他 1~4期 通信教育課程 山口 亮介 2年次配当 4

科目ナンバー

JD-BL2-205L

履修条件・関連科目等

履修条件:通信教育課程の学生対象

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

本講義では、日本における法観念・法制度の形成・展開のあり方について学習する。
ある時代や地域において法やそれをめぐる諸制度がどのように成り立ち、またそれらの存立の背景にどのような考え方が存在したのであろうか。こうした視角から、本講義では日本における「法」のあり方、すなわち成文の法規・法典と呼ぶべきものだけでなく、それぞれの時代において「法」なるものがどのように考えられていたかについて、当時の国家や社会のあり方にも意識を置きつつ検討する。

科目目的

東洋・西洋を問わず様々な法と制度の影響を受けて形成されてきた日本の法を考える上で、その歴史的前提に遡って検討を加えることは、現代法をより深く理解するうえで有益な営為であるといえる。
本講義では以上のような問題関心のもとに、日本にとどまらず国内外の様々な法制度や法概念を歴史的な観点から比較・分析・評価する知的態度を涵養することを目的とする。

到達目標

1.法制史(法史学)の学習を通じて「法」というものが国家や社会において持つ意味とその役割を認識・理解することができる。
2.各時代における「法」のあり方やその歴史的展開についての検討を通じ、そこに現代の日本法とどのような接続あるいは断絶が存在するかを学び取り、その知見を現代法諸科目の学習に活かすことができる。

授業計画と内容

1 .ガイダンス
2 .古代(1)【「法」の起源をめぐる諸問題】
3 .古代(2)【律令法】
4 .古代(3)【公家朝廷法】
5 .中世(1)【中世の土地と国家】
6 .中世(2)【中世の法源と法圏】
7 .中世(3)【鎌倉幕府の訴訟と法】
8 .中世(4)【室町・戦国期の法と裁判】
9 .近世(1)【日本近世国家の法体制】
10.近世(2)【江戸幕府の統治組織と法秩序】
11.近世(3)【江戸時代の裁判】
12.近代(1)【前近代法から近代法へ】
13.近代(2)【近代日本の国家体制】
14.近代(3)【近代日本における私法秩序形成の諸問題】

授業時間外の学修の内容

その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

【事前学習】
それぞれの授業テーマごとに事前に参考書等を通読するとともに、それぞれの時代の「法」のあり方に各自で大体のイメージを持っていただきたい。
【事後学習】
講義を踏まえ、事前学習で得た「法」のイメージがどのように変化したかを整理するとともに、現代法のあり方との比較検討を行っていただきたい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
その他 100 科目試験により最終評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

その他

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

アクティブ・ラーニングの実施内容

実施しない

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

【通信教育課程はなし】

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

■スクーリングで使用する教材
レジュメ・教科書

※スクーリングの講義内容中に「教科書」という表現がある場合は、
通信授業(レポート学習)の教科書を指します。
各科目の教科書は、在学生サイト「教科書・教材」のページを確認してください。
https://sites.google.com/g.chuo-u.ac.jp/tsukyo-current/textbook?authuser=0

■推薦図書
浅古弘・伊藤孝夫他(編)『日本法制史』(2010年)青林書院
大津透・水林彪他(編)『〈新体系日本史〉2.法社会史』(2001年)山川出版社※絶版だが良書のため、図書館等で出来れば参照すること
高谷知佳・小石川裕介(編著)『日本法史から何がみえるか─法と秩序の歴史を学ぶ』(2018年)有斐閣
出口雄一・神野潔他(編著)『概説 日本法制史〈第2版〉』(2023年)弘文堂※本書第11章は担当者が執筆しています

その他特記事項

【通信教育課程はなし】

参考URL

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