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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:東南アジア史演習A

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
東南アジア史演習A 2025 前期 木6 文学研究科博士課程前期課程 高橋 宏明 タカハシ ヒロアキ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-OH5-127L

履修条件・関連科目等

近現代の東南アジア地域、特に大陸部東南アジア(タイ、カンボジア、ベトナム)の歴史に関する基礎的知識を有すること。また、当該地域の歴史・社会・文化に興味・関心をもち、深く学ぶ意欲を持っていること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

19世紀後半(1890年代)~20世紀初頭(1910年代)の東南アジア大陸部、特にフランス進出期におけるカンボジア王国に関する史料を取り上げ、テキストを厳密に読解します。

科目目的

19世紀後半(1890年代)~20世紀初頭(1910年代)の東南アジア大陸部に関する文献史料を読解する力を修得し、当該地域の社会や文化への理解を深めることを目的とします。

到達目標

19世紀後半(1890年代)~20世紀初頭(1910年代)の東南アジア大陸部に関する文献史料を読解する力を修得すると同時に、史料批判の力を養い、独自の視点や方法論を身につけることを到達目標とします。

授業計画と内容

19世紀後半(1890年代)~20世紀初頭(1910年代)におけるカンボジア王国のクメール語による史料のフランス語訳等をテキストとして講読していきます。王国の行政年報等を中心に読み進め、他の史料や先行研究も適宜参照しつつ、当該期の政治的・行政的・社会的変化の実態について、多角的に分析します。受講者で分担を決め、テキストを輪読するので、分担報告者は担当箇所についての報告資料を作成し、事前に参加者に配布してください。
なお、本講義は、対面式またはハイブリッド型で実施する予定です。詳細については、初回授業時に履修者と確認して進めます。

 第1回 19世紀後半におけるカンボジア王国の概況とカンボジアの史料について
 第2回 王国行政年報の史料的価値
 第3回 王国行政文書の読解・分析の方法
 第4回 王国行政年報の読解①政治情勢報告
 第5回 王国行政年報の読解②行政機構
 第6回 王国行政年報の読解③人事制度
 第7回 王国行政年報の読解④徴税制度
 第8回 行政年報の内容と当該期の政治的・社会的状況に関する検討
 第9回 王国行政年報の読解⑤教育制度
 第10回 王国行政年報の読解⑥宗教事情
 第11回 王国行政年報の読解⑦治安状況
 第12回 王国行政年報の読解⑧移民の動向
 第13回 王国行政年報の読解⑨地方情勢
 第14回 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業のテーマに関する資料等を事前に配布しますので、授業までに読了し出席してください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 レポートの基本構成、字数、形式、参考文献等の基本的な条件を理解した上で、授業内容に関する課題に対してレポート作成(10000字程度)できるかどうかを評価します。
平常点 70 授業への参加・貢献度、リアクションペーパー、受講態度(意見の表明、他の学生と協調して学ぶ態度・姿勢等)の条件を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

1992年4月~1995年3月にかけて外務省・在カンボジア日本大使館に勤務し、広報政策や文化協力、国費留学生事業を担当しました。カンボジア政府や国際機関(国連カンボジア暫定統治機構、ユネスコ、その他)との折衝等の外交活動に従事し、特にアンコール遺跡国際調整委員会(ICC)の設立・運営に直接関与した実務経験を持っています。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

外交関連の文書等の立案・作成に関与した経験を活かし、同文書類の特徴や性質についての解説・講義を実施します。

テキスト・参考文献等

テキストは、第1回目の授業の際に配布します。

その他特記事項

参考URL

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