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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:図書館情報学特講B

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
図書館情報学特講B 2025 後期 水4 文学研究科博士課程前期課程 小山 憲司 コヤマ ケンジ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-LI5-102L

履修条件・関連科目等

図書館情報学特講Aを履修済みであること。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 図書館は記録資料を収集、整理(組織化)、保存し、利用者に提供するサービス組織である。扱う対象である記録資料には、一般に市販される図書や雑誌、新聞のほか、学協会や大学などの研究機関が発行する学術雑誌、国や自治体が発行する政府刊行物、各種団体が発行するさまざまな資料がある。また、地域住民にサービスを提供する公共図書館では、その地域ならではの資料を積極的に収集し、利用者に供してきた。その中には、本来文書館が取り扱う民間資料(古文書など)や自治体の行政文書を含むことも珍しくない。最近では、これらをデジタル公開するうごきも盛んである。
 本科目では、前期の図書館情報学特講Aで修得した内容を基礎に、記録資料のデジタル化に関する最近の事情や取り組みに関して、指定した文献を精読しながら議論する。

科目目的

本科目は、テキストの精読と議論を通じて、最近の図書館および類縁機関の事情を探究することを目的とする。

到達目標

テキストの精読と議論を通じて、研究対象となる図書館および類縁機関の機能と役割、その周辺事情について知識を深めるとともに、多様な観点からそれらを読み解くことができる。また、得られた知見をもとに、自らの研究テーマを設定できる。

授業計画と内容

第1回 ガイダンス
第2回 第1章 「デジタル世界に伝える」とは
第3回 同上の内容に関する議論
第4回 第2章 デジタル世界への入り口
第5回 同上の内容に関する議論
第6回 第3章 利便性を高めるには?
第7回 同上の内容に関する議論
第8回 第4章 デジタル世界に移行した後,なるべく長持ちさせるには
第9回 同上の内容に関する議論
第10回 第5章 可用性を高めるための国際的な決まり事:IIIFとTEI
第11回 同上の内容に関する議論
第12回 第6章 実際の公開にあたって
第13回 同上の内容に関する議論
第14回 まとめ

なお、指定したテキストを変更する場合もある。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

報告にあたっては、事前の準備が不可欠である。また、報告者以外の受講生も、事前に該当箇所を精読して授業に望むこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 50 議論への貢献度
その他 50 報告・発表

成績評価の方法・基準(備考)

評価の前提条件:4回以上欠席した場合は評価の対象外とする。なお、遅刻は3回で欠席1回としてカウントする。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

担当者は、1997年4月から2006年3月まで、東京大学附属図書館等において、図書館職員として、図書館サービス、情報組織化、電子情報資源の提供などの実務経験を有する。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

図書館実務にかかる話題にも触れながら、テキストの精読を行う。

テキスト・参考文献等

(1) テキスト(指示があるまで購入しないでください)
・京都大学人文科学研究所・共同研究班「人文学研究資料にとってのWebの可能性を再探する」編, 永﨑研宣著. 日本の文化をデジタル世界に伝える. 樹村房, 2019. ISBN:978-4-88367-327-8

(2) 参考文献等
次に掲げる図書のほか、授業で適宜紹介する。
・石田友梨 [ほか] 編, 井上さやか [ほか] 執筆. 人文学のためのテキストデータ構築入門 : TEIガイドラインに準拠した取り組みにむけて. 文学通信, 2022. ISBN:978-4-909658-84-5
・山田太造(2020). デジタル化される日本史史料の現状. 歴史学研究. (1000), p. 2-10.
・クリスティン L.ボーグマン著, 佐藤義則, 小山憲司訳. ビッグデータ・リトルデータ・ノーデータ : 研究データと知識インフラ. 勁草書房, 2017. ISBN:978-4-326-00044-9

その他特記事項

参考URL

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