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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:教育史特講

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
教育史特講 2025 前期 水3 文学研究科博士課程前期課程 高木 雅史 タカギ マサシ 1年次配当 2

科目ナンバー

LG-ED5-105L

履修条件・関連科目等

特になし。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

戦後日本における教育史の基本的事項を概観した後、「戦後教育」の見直しを企図した研究書を手引きとして、戦後日本教育史に関わる個別テーマ・論点について検討します。
受講者がテキストの各章を分担してレジメを作成・報告し、その内容に基づいてディスカッションを行います。

科目目的

第二次世界大戦敗戦から75年以上の歳月を経て、いわゆる「戦後教育」のあり方を学問的に対象化し見直そうとする動きが、日本教育史研究において広まりつつあります。この動向を踏まえながら、本授業は戦後日本教育史に関する史実を理解し、教育史の視点・方法に基づいて教育事象・問題を分析・検討することを目的とします。

到達目標

近年の日本教育史における戦後史研究の動向を俯瞰的に把握できるようになること、そのなかで自己の研究とのつながりを理解し、教育史の視点・方法に基づいて教育事象・問題を分析することができる力量を身につけることを到達目標とします。

授業計画と内容

1 授業の目標と進め方について
2 戦後社会の形成と教育①戦後復興
3 戦後社会の形成と教育②高度経済成長期
4 高度経済成長後の社会と教育
5 戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治
6 戦後日本における少女という主体
7 戦後教育における教師の権力性批判の系譜
8 戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす
9 楽しい授業・学校論の系譜学
10 戦後大学の「教育」化
11 メディアとしての「国語」
12 記憶空間の戦後と教育
13 ポップ感覚から浮遊感覚へ
14 総括・まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 提出されたレポートにつき、一貫性(問題追求の一貫性、項目等の有機的結合)、独創性(自主的思考)、客観性(定義・定説への準拠、適切な資料の利用)、論理性(推論の確実さ、思考の緻密さ)、形式性(文章表現、誤字脱字、引用注等)の観点から評価する。
平常点 70 発表レジメ等の内容、ディスカッションへの参加状況から評価する。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキスト:
片桐芳雄・木村元編『教育から見る日本の社会と歴史(第2版)』八千代出版、2017年(ISBN: 978-4-8429-1698-9)。
森田尚人・森田伸子・今井康雄編著『教育と政治-戦後教育史を読み直す-』勁草書房、2003年(ISBN: 4-326-25047-X)。

その他特記事項

特になし。

参考URL

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