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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:特殊研究4(ローマ法)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
特殊研究4(ローマ法) 2025 後期 木3 法学研究科博士課程後期課程 森 光 モリ ヒカル 2年次配当 2

科目ナンバー

JG-OL6-107L

履修条件・関連科目等

民法の学習を一通り終えていること。また民法の授業とあわせて受講することが望ましい。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

法は歴史的経験の産物である。古代から連綿と続く知的営為の中で、法の概念や方法が形成されてきた。以上の認識の下、本講義では、ローマ法大全、特に学説彙纂(Digesta)の釈義を中心におく。学説彙纂の釈義(Digestenexegese)は、私法分析の伝統的手法であり、この作業を通し、ローマ法の概念や思考の正確な把握を目指す。その上で、さらに進んで現行法との比較、各国の制度との比較もまた行う。

科目目的

まずはローマのカズイスティークと格闘することを通し、ローマ法上の諸制度を正確に理解することを目指す。その上で、日本法をはじめとする現代法とローマ法の相違を把握する。以上の学修を前提にした上で、現代の法学上の議論を批判的に摂取する。

到達目標

まずはローマのカズイスティークと格闘することを通し、ローマ法上の諸制度を正確に理解することを目指す。その上で、日本法をはじめとする現代法とローマ法の相違を把握する。以上の学修を前提にした上で、現代の法学上の議論を批判的に摂取する。

授業計画と内容


この講義では、Iのように特定のテーマに焦点をあてるのではなく、ローマ私法の全体の理解を深めることを目指し、広く集めて分析することにする。

テキストは、M. Fuhrmann/ D. Liebs, Exempla iuris Romani. Römische Rechtstexte, München 1988を使う。
第1回 不法行為法(1) 窃盗(1) C. 6, 2, 11 Diocl./Maxim. AA. et CC. Demostheni.
第2回 不法行為法(2) 窃盗(2) D. 47, 2, 73 Mod. 7 resp.
第3回 不法行為法(3) 窃盗(3) D. 39, 5, 25 Iav. 6 epist.
第4回 不法行為法(4) 人格侵害(1) D. 47, 10, 44 Iav. 9 ex post. Labeonis.
第5回 不法行為法(5) 人格侵害(2) D. 47, 10, 26 Paul. 19 ad ed.
第6回 不法行為法(6) 人格侵害(3) D. 47, 10, 39 Ven. 2 publ. iudic.
第7回 不法行為法(7) 不法損害(1) D. 9, 2, 52, 2 Alf. 2 dig.
第8回 不法行為法(8) 不法損害(2) D. 12, 4, 15 Pomp. 22 ad Sab.
第9回 契約法(1) 売買(1) D. 18, 3, 8 Scaev. 7 dig.
第10回 契約法(2) 売買(2) D. 18, 1, 58 Pap. 10 quaest.
第11回 契約法(3) 売買(3)D. 18, 7, 7 Pap. 10 quaest.
第12回 契約法(4) 贈与 D. 12, 1, 20 Iul. 18 dig.
第13回 契約法(5) 賃貸借 D. 19, 2, 61 Scaev. 7 dig.
第14回 秋学期総まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

事前に指定された資料に目を通しておくこと。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 70 授業内容を踏まえた上で独自の考察を行っているか。
平常点 30 毎回予習の上で参加し、議論に積極的に参加しているか。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

森光『ローマの法学と居住の保護』中央大学出版部2017年

その他特記事項

参考URL

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