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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:科学技術政策

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
科学技術政策 2025 春学期 土2 法学部 水沢 光 ミズサワ ヒカリ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-OS3-011L

履修条件・関連科目等

「科学史」「技術史」「現代技術と社会」などを履修していると理解が進みやすいと思います。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

科学技術政策は二つの世界大戦をきっかけに本格化しました。本講義では、第一次世界大戦以降の科学技術政策の展開を歴史的に振り返りながら、現代の科学技術振興策の特徴や課題などを検討していきたい。

科目目的

科学技術を振興するために、どのような施策が行われてきたのか、それらの施策はどのような考え方をもとにしていたのかを学び、今後の科学技術政策とその課題について自ら考えていくための基盤を身につけます。

到達目標

・科学技術を振興するために、どのような施策が行われてきたのか、それらの施策はどのような考え方をもとにしていたのか、といった科学技術政策における基本的な事柄を自分の言葉で説明できる。
・今後の科学技術政策やその課題について、自らの考えを論理的に提示することができる。

授業計画と内容

(1)ガイダンス
(2)第一次世界大戦期:科学技術政策の黎明―理化学研究所の設立
(3)1930年代[1]:日本学術振興会の設立―軍産学連携の推進
(4)1930年代[2]:文部省による科学技術政策の本格化―基礎研究の促進
(5)1940年代[1]:企画院および技術院の施策―プロジェクト型研究の推進
(6)1940年代[2]:発明の奨励および募集
(7)中間まとめ―戦時動員の評価/戦後日本の経済復興と科学技術
(8)戦後アメリカの科学技術政策
(9)冷戦型科学技術研究システムの行き詰まり
(10)科学コミュニケーションの展開
(11)科学技術基本法と科学技術基本計画
(12)軍事と民事ーデュアルユース技術(軍民両用技術)
(13)現在の科学技術政策―科学技術白書を読む
(14)まとめ―今後の課題と展望

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・授業中に配布する資料などを読んで、授業の予習復習を行うこと。
・授業中に紹介する参考文献を積極的に読み、講義内容の理解を深めること。
・また、日頃から科学技術に関する新聞やテレビ報道などに目を通しておくことが望ましい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 科学技術政策についての基本的事項を理解した上で、現在の科学技術政策の内容や今後の課題について、自分の意見を論理的に提示することができるかどうかを評価します。
平常点 50 授業後のミニレポートの提出、授業への参加・貢献度等の状況を評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

ディスカッション、ディベート/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

1) manabaの掲示板を使った意見交換、および、2) 意見交換を目的とした簡単なディスカッション(対面)を考えています。掲示板で出たコメントをもとに、教室で簡単な意見交換をする予定です。

授業におけるICTの活用方法

クリッカー

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは使用しません。毎回レジュメを配布します。その他資料は適宜紹介します。

<参考文献>

・廣重徹『科学の社会史(上下)』岩波現代文庫、2002-2003年。
・鈴木淳『科学技術政策』山川出版社、2010年。
・佐藤靖『科学技術の現代史』中公新書、2019年。
・河村豊・小長谷大介・山崎文徳編著『未来を考えるための科学史・技術史入門』北樹出版、2023年。
・水沢光『日本の戦時科学技術動員体制: 軍産学連携と研究助成の制度化』吉川弘文館、2024年。
・文部科学省編『科学技術白書』。
・科学技術・学術政策研究所『科学技術指標』。

その他特記事項

参考URL

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