中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:資源・エネルギー論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
資源・エネルギー論 2025 秋学期 火4 法学部 高橋 智子 タカハシ トモコ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-OV3-002L

履修条件・関連科目等

科学技術の知識は常識程度を前提にする。またエネルギー基本計画など基礎的な行政文書の内容については、資源・エネルギー庁や内閣府のホームページを確認してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 人類は、物質とエネルギーを消費しながらこの地球で生き延びてきた。どのような物質で、どのようにエネルギーを生産し、どう消費するかは、人類が地球環境に与える影響を左右するほどの規模に達している。ここでは、現在の日本の資源政策・エネルギー政策についてその概要を整理し、そうした政策がなぜ取られているのかを、国際的な視点で検討することから始める。その上で、資源やエネルギー問題について、これまでどのようなことが論じられてきたのか、あるいは論じられてこなかったのか、その歴史を振り返り、現在の資源・エネルギーの課題がどこにあるのかを、特に資源探査や開発、エネルギーの生産技術・消費技術に注目しながら検討する。

科目目的

資源・エネルギーの開発の歴史を振り返ることで、今日の資源・エネルギー問題を理解し、将来のあり方について考えるための基本的視座を獲得する。持続可能な社会が目指される21世紀の国際社会のなかでどのような「気候正義」を実現するのか、そのために日本に求められる資源・エネルギー選択とはどうあるべきか、論理的な主張を展開するための基礎的素養を獲得するとともに、法整備上の課題についても検討できる素養を養う。そのうえで自分なりに「50年後の社会とエネルギーの在り方」について論述できる。

到達目標

学修内容に基づいて、資源・エネルギーの将来の在り方について、社会的課題を解決するための、自分なりのビジョンを描くことができる。

授業計画と内容

1 ガイダンス 資源・エネルギー論の課題

第1部 日本の資源・エネルギー政策を考える
 2 日本の資源・エネルギー政策の概要
 3 エネルギー政策と資源確保問題
 4 エネルギー政策と原子力問題
 5 エネルギー政策と環境問題

第2部 再生可能エネルギーの現状と課題
 6 エネルギー資源と物質循環
 7 エネルギー資源と新エネルギー
 8 水資源と水力開発
 9 地産地消のエネルギー政策

第3部 持続可能な社会とエネルギー技術選択
 10 化石燃料利用史とこれから
 11 原子力利用史とこれから
 12 技術選択の課題―電力化と技術自給率
 13 50年後の社会とエネルギー選択

14 総括とふり返り 到達度の確認

授業時間外の学修の内容

授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

身の回りのモノは、どれもエネルギーと物質を使って作られています。また何をするにもエネルギー消費をすることなしにやり遂げることはできません。買い物をするときに、通学するとき、そうした物質とエネルギーの流れに目を向けてみてください。全く違った見方ができるようになるかもしれません。興味をもった商品や移動手段について調べることをお勧めします。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 授業内容の理解度の確認
レポート 40 個人の発想と具体的なデータに基づく将来像の提示
平常点 10 授業毎のリアクションペーパーの提出

成績評価の方法・基準(備考)

期末試験、レポート、平常点を総合的に評価して成績とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

授業時間内でお互いの意見を交流する時間は限られるので、responやmanabaのコンテンツを介して情報交流を行います。

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業内でresponアンケートを実施する場合がある。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは特に指定しない。manabaのコンテンツや授業中に適宜、参考文献や動画資料を紹介します。

その他特記事項

授業の工夫 現代は「歴史の転換点」にあると指摘されることがあります。どのような資源でエネルギーを生産・消費する社会を形成していくのか、実装する技術について社会選択が迫られています。「50年後の社会とエネルギー選択」についてビジョンを描くことを目的にmanabaを使って情報提供を行い、できるだけ受講生間の意見交流ができるようにします。

参考URL

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