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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:演習1

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
演習1 2025 通年 火5 経済学部 細矢 祐誉 ホソヤ ユウキ 2年次のみ 4

科目ナンバー

EC-OM2-01XS

履修条件・関連科目等

※選考方法は経済学部事務室が公開する情報をご確認ください。
<履修条件>1)遅刻・欠席をしないこと。特に自分の発表回に遅刻・欠席をするのは厳禁。
2)四年次になったら卒業論文を書く必要がある。
3)基礎数学、線形代数、微分積分、中級ミクロ経済学の履修が望ましい。
4)数学について、得意であるとまではいかないにしろ、苦手意識がないことが求められる。また、数学的知識を自分である程度調べる能力が必要である。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、協調性及び自己管理力(専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる)の修得に関わる科目です。また、創造的思考力(総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる)の修得に関わる科目です。
テーマ:経済の理論的分析
 経済学は理論と計量を大きな車輪の両面とする学問であり、理論分野の重要性は100年以上前からまったく変わっていません。この理論についての知識を深めると共に、理論を用いた実践的な分析の仕方を身につけるのがゼミの大目標です。授業の進め方は、基本的には、専門的書籍を輪読する形式を取ります。

科目目的

 現代的な経済理論の基礎知識を培うと共に、発表という形で相手に対して物事を伝える訓練を積むことが当ゼミの目的になります。また他の学生の発表においては、発表中において随時の質問を認め、また推奨しております。これによってその場で質問されるような環境でのプレゼンテーション能力や、事前に質問を想定して解答を用意する能力も鍛えられます。

到達目標

 新聞等に出てくる経済が関係した記事において、浅い統計分析や間違った言説に惑わされないだけの知識と理解力を身につけることが第一目標です。これは演習1から3までを通じて変わりません。
 第二目標としては、理論を組み立てるということがどういうことで、理論的な説明というのがどういうものなのかを理解すること、第三目標としては理論と現実の関連を他人に説明できるようになることが挙げられます。これも演習1から3までを通じて変わりません。
 ただし、演習1と2は第一目標、第二目標をメインに置き、一方で演習3は第三目標をメインとして据えます。

授業計画と内容

【演習1】(2年次)
 基本となる文献を輪読する。

〈前期〉
第一回:ガイダンスと今後の予定の相談、発表者の順番の決定
第二回:報告会その一(ゲーム理論の歴史)
第三回:報告会その二(戦略形ゲーム、支配戦略)
第四回:報告会その三(ナッシュ均衡)
第五回:報告会その四(ミニマックス定理)
第六回:報告会その五(展開形ゲーム)
第七回:報告会その六(サブゲーム完全均衡)
第八回:報告会その七(後ろ向き帰納法)
第九回:報告会その八(フォーク定理)
第十回:報告会その九(逐次均衡)
第十一回:報告会その十(完全均衡)
第十二回:報告会その十一(ベイジアンナッシュ均衡)
第十三回:報告会その十二(ベイズ完全均衡)
第十四回:春学期のまとめと秋学期の予定の相談

〈後期〉
第一回:ガイダンスと今後の予定の相談、発表者の順番の決定
第二回:報告会その一(提携形ゲーム)
第三回:報告会その二(コア)
第四回:報告会その三(シャプレー値)
第五回:報告会その四(交渉集合)
第六回:報告会その五(カーネル)
第七回:報告会その六(仁)
第八回:報告会その七(ナッシュ交渉解)
第九回:報告会その八(交渉ゲーム)
第十回:報告会その九(期待効用定理)
第十一回:報告会その十(投票理論)
第十二回:報告会その十一(中村数)
第十三回:報告会その十二(不可能性定理)
第十四回:秋学期のまとめと来年度の相談

【演習2】 (3年次)
 演習1よりは応用的な文献を輪読する。

〈前期〉
第一回:ガイダンスと今後の予定の相談、発表者の順番の決定
第二回:報告会その一(消費者理論)
第三回:報告会その二(効用最大化問題)
第四回:報告会その三(ラグランジュの一階条件)
第五回:報告会その四(ロワの恒等式)
第六回:報告会その五(双対問題)
第七回:報告会その六(非線形制約下のラグランジュの一階条件)
第八回:報告会その七(シェパードの補題)
第九回:報告会その八(スルツキー分解)
第十回:報告会その九(代替・補完)
第十一回:報告会その十(ギッフェンの逆説)
第十二回:報告会その十一(初期保有が与えられた場合の消費者理論)
第十三回:報告会その十二(以上の理論の応用)
第十四回:春学期のまとめと秋学期の予定の相談

〈後期〉
第一回:ガイダンスと今後の予定の相談、発表者の順番の決定
第二回:報告会その一(生産者理論)
第三回:報告会その二(利潤最大化問題)
第四回:報告会その三(費用最小化問題)
第五回:報告会その四(短期の問題、固定費用)
第六回:報告会その五(規模に関する収穫)
第七回:報告会その六(利潤最大化の一階条件)
第八回:報告会その七(短期と長期の関係)
第九回:報告会その八(均衡理論)
第十回:報告会その九(需要関数と供給関数)
第十一回:報告会その十(均衡価格の存在)
第十二回:報告会その十一(厚生経済学の基本定理)
第十三回:報告会その十二(部分均衡)
第十四回:秋学期のまとめと来年度の相談

【演習3】(4年次)
 卒業論文の執筆を行う。

〈前期〉
 一ヶ月に一度程度連絡して状況確認

〈後期〉
第一回:ガイダンスと今後の予定の相談
第二回:卒業論文テーマ報告会その一(第一グループ)
第三回:卒業論文テーマ報告会その二(第二グループ)
第四回:卒業論文テーマ報告会その三(第三グループ)
第五回:卒業論文進捗確認その一(第一グループ)
第六回:卒業論文進捗確認その二(第二グループ)
第七回:卒業論文進捗確認その三(第三グループ)
第八回:卒業論文中間報告会その一(第一グループ)
第九回:卒業論文中間報告会その二(第二グループ)
第十回:卒業論文中間報告会その三(第三グループ)
第十一回:卒業論文最終報告その一(第一グループ)
第十二回:卒業論文最終報告その二(第二グループ)
第十三回:卒業論文最終報告その三(第三グループ)
第十四回:ゼミの総まとめ

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

 当然ながら、発表する学生は指定したテキストの該当部分をすべて説明できるように準備しないといけません。また、それ以外の学生も、質問できるように事前に予習しておく必要があります。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 20 質問などの参加の度合い
その他 80 輪読の成果

成績評価の方法・基準(備考)

【演習1・2】
 輪読の担当回の発表内容が80%。ただし、担当回以外にも積極的な参加を求めると共に、その参加具合の評価を20%分とします。

【演習3】
 卒業論文の出来が80%で、参加具合の評価が20%とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)



アクティブ・ラーニングの実施内容

プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

輪読を通じたプレゼンテーションを行ってもらいます。

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)



実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容



【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

 4月の最初の授業で輪読対象の書籍を指定します。

その他特記事項

参考URL

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