シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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導入演習 A | 2025 | 春学期 | 火1 | 法学部 | 猪股 孝史 | イノマタ タカシ | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-001S
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
高校までの勉強のしかたと大学での学びのありかたとは必ずしも同じでないことを認識したうえで、法学部に入学したからには多少なりとも法学に関心をもってくれている(はずであろう)との前提のもと、これから法学部で法学を学んでいくのに求められる基本的なスキル、そして法的なものの考え方の基礎を身に付けることができるような授業とする。少人数のクラスであることから、自らの考えをまとめ、それを発言すること、お互いを尊重しつつも、他の学生とのおおらかな対話を通じて、その論拠や思考過程を検証し、自らの思索をさらに深めること、グループまたは個人で発表(プレゼンテーション)をするときの作法としての調査とレジメ作成の要領を身に付けること、そして、これらのまとめとして、レポート(報告書・論文)を仕上げるときの作法や基本スキルを理解することが、この授業の中心となる。
科目目的
この授業は、授業概要にあるとおり、大学で学んでいくのに求められる基本的なスキルを身に付けることを科目目的とする。
到達目標
この授業を通じて、科目目的とした大学で学んでいくのに求められる基本的なスキルが身に付いていることを到達目標とする。
授業計画と内容
以下のとおり、テーマごとに、意見交換、グループ発表や個人発表をしたりするほか、その準備としてレジメを作成し、まとめとしてレポートを作成したりすることを予定する。ただし、状況により追加・変更することがある。
第1回 ガイダンス
第2回 テーマ1についての意見交換
第3回 図書館情報ガイダンス
第4回 テーマ1についてのグループ発表・レジメ作成・意見交換(グループA〜C)
第5回 テーマ1についてのグループ発表・レジメ作成・意見交換(グループD〜F)
第6回 テーマ2についての意見交換
第7回 テーマ3についての意見交換
第8回 テーマ4についての意見交換
第9回 テーマ5についての意見交換
第10回 テーマ6についての意見交換
第11回 テーマ6についてのグループ発表・レジメ作成・意見交換(グループA〜F)
第12回 テーマ6についてのレポート作成・個人発表・意見交換(学生A〜I)
第13回 テーマ6についてのレポート作成・個人発表・意見交換(学生J〜R)
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
資料については、授業時間内でそのすべてを読み込むことが難しいこともあるので、十分な時間をとって復習することが期待される。また、グループ発表や個人発表をするにあたっては、十分な調査と準備のうえ、レジメを作成して、発表に臨むことが求められる。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | まとめのレポート(課題)の提出状況を踏まえ評価する。 |
平常点 | 80 | 出席状況、発表状況のほか、意見交換への参加意欲や貢献度など、演習に取り組む態度を総合的に評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
資料は、適時に配付する。
参考文献等については、以下に掲げるほか、必要に応じて適時に指示する。
瀬木比呂志「日本人の法意識」講談社現代新書(2024)
渡邉雅子「論理的思考とは何か」岩波新書(2024)