シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 | 
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 法学基礎演習A2 | 2025 | 秋学期 | 火4 | 法学部 | 小宮 靖毅 | コミヤ ヤスタケ | 1年次のみ | 2 | 
科目ナンバー
JU-AD1-006S
履修条件・関連科目等
 ◕ˇ                          ˇ◕
  引続き A2 に参加する条件としたいのは…
  ( A1 でラクをしようとしなかったことを前提として)
  ・ 自分の関心のありかをひきつづき探す
  ・考えたことを話したい、
    伝えたいという気持ちを
     押し殺さない
  ・より良いレポートにする努力を惜しまない
 ◕ˇ                          ˇ◕
 
授業で使用する言語
日本語/その他
授業で使用する言語(その他の言語)
 正確な日本語
 
授業の概要
 ◕ˇ                             ˇ◕
  知る、考える、問う、答える、伝える、… 
  いずれもことばの操作です。
  法学部の時間は「ことば」で埋め尽くされています。
  そのほとんどが自然言語、大半が日本語という名のことばです。
  言語操作の練習になるのが「レポート」です。
  問いに答えるから“Report”
   つまりは「問いを立て、それに自ら答える(自問自答)」です。
  「レポートは問いが8割」の苦しさ、
  「論(ずる)文を書く」難しさを味わいましょう。
   知的生産に手を染める未来がみなさんにひらかれるよう、
    その基本を体験してもらいます。
 ◕ˇ                             ˇ◕
 
科目目的
 [ 法学 × 基礎 × 演習 ]
  法学 の 基礎 を 演習で
 I. 日本語能力
   資料を見つける ~ 誤解しない ~ 意見を持つ ~ 人に聞いてもらう
   II. 法のことばの扱いに慣れる
   ひとつの解決に至る ~ 実際に「決まり」を書く
   III. 問うことと答えること
   筋道を立てて考える ~ 形式を整える大切さを知る
  A2では [ II. と III. ]に重点を置きます。
 
到達目標
 (1) 自分が「発信」するために、それに必要な苦労を引き受けよう
 (2) ラクをせず、ごまかさずに、自分の考えを他人に伝えよう
 (3) 独りで考え、ひとにそれを聞いてもらい、意見をもらって、
    再び独りで考える…をくりかえそう
 (4) 共同作業では、ひとの意見を「批判」しよう
   (批判は悪いことじゃないと身に沁みよう)
 
授業計画と内容
 【発信】個人のレポートを完成させます
 01 「レポートは、書きたいから書く」
  個人で完成させるレポートの主題を検討する
 02 研究計画Ver2. (問いを「立てなおす」):(Group Mint)
 03 研究計画Ver2.(Group Orange)
 04 研究計画Ver2.(Group Scarlet)
 05 研究計画Ver2.(Group Navy)
 06 研究計画Ver2.(Group Violet)
 07 最終報告に向けて(Group  Mint and/or Orange): 
    2nd. Rd. この問いにこう答えるつもりです 
 08 最終報告に向けて(Group Scarlet and/or Navy)
 
 09 最終報告に向けて(Group Navy and/or Violet)
 10 最終報告に向けて(Group M. / O. / S. / N. / V.)
 11 最終報告直前(Group A’):
     3rd. Rd. これで大丈夫でしょうか 
 12 最終報告直前(Group B’)
 13 finale 完成報告会 - 盛大に褒めあう 
 14 ふりかえり(でも、ここはもう少しできたような気がする)
 以上の14回に、以下のグループワークを組み込みます(進捗に合わせて実施時期を調節)
 ・損害の賠償
 ・ハラスメント
 なお、上記は【すべて予定】です。
 つまり、みなさんの様子に応じて進度を調整したり、
  素材をより適切なものに替えたりすることがあります。
 
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
 授業時間内で必要な情報を事前に入手すること、
および、
 授業時間内の共同作業の結果を個人で咀嚼すること
 
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 | 
|---|---|---|
| レポート | 50 | ・努力しないと到達できない水準の主題を設定している ・その主題が「問うに足りる」ものである ・その問いに十分に答える結論が導かれている  | 
| 平常点 | 50 | ・課題に取り組み、成果をあげている ・授業時間内の(共同)作業が成立するよう、授業時間外の準備をしている  | 
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
 演習であり、もとより双方向
(遠隔形式となっても、リアルタイムである)
 
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
 配布資料を用意する