シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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外国法研究1B-2 | 2024 | 秋学期 | 火5 | 法学部 | 川又 伸彦 | カワマタ ノブヒコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
JU-NF3-008L
履修条件・関連科目等
公法または法学基礎に関するドイツ語の文献を読むので、ドイツ語の基本を修得していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語/ドイツ語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
ドイツ公法についての文献を取り上げ、ドイツ語の原書講読を行う。参加者には、予め担当部分を割り振り、訳文を作成してもらう。授業においては、当該訳文の検討を通じて原文の理解を深める。また、原文および訳文の内容の解説を行うともに、その内容を批判的に考察する。必要に応じて、ドイツ語文法的な説明も行う。
科目目的
テキストレベルのドイツ語の購読を通じて、基本的なドイツ語の読解力を涵養するとともに、ドイツ公法についての理解を深める。
到達目標
テキストレベルのドイツ公法の原書を読んで理解するドイツ語力を修得することと、基本的な専門概念を理解すること
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 Das Bundesverfassungsgericht im Vergleich (1)
Rn.1~2 について、原文和訳、内容の解説と考察
第3回 Das Bundesverfassungsgericht im Vergleich(2)
Rn.3 について、原文和訳、内容の解説と考察
第4回 Die Taetigekeit des Bundesverfassungsgericht ー ein erster Ueberblick(1)
Rn.4~8 Rn.1~2 について、原文和訳、内容の解説と考察
第5回 Die Taetigekeit des Bundesverfassungsgericht ー ein erster Ueberblick(2)
Rn.9~11 について、原文和訳、内容の解説と考察
第6回 Verfassungegerichtsbarkeit und Verfassung(1)
Rn.12~13 について、原文和訳、内容の解説と考察
第7回 Verfassungegerichtsbarkeit und Verfassung(2)
Rn.14~16 について、原文和訳、内容の解説と考察
第8回 Verfassungegerichtsbarkeit und Verfassung(3)
Rn.17~18 について、原文和訳、内容の解説と考察
第9回 Verfassungsrechtsprechung durch die Gerichte
Rn.19~22 について、原文和訳、内容の解説と考察
第10回 Bundesverfassungsgericht und Eoropaeischer Gerichtshof
Rn.23~25 について、原文和訳、内容の解説と考察
第11回 Das Bundesverfassungsgericht als Gericht und Verfassungsorgan(1)
Rn.26~30 について、原文和訳、内容の解説と考察
第12回 Das Bundesverfassungsgericht als Gericht und Verfassungsorgan(2)
Rn.31~33 について、原文和訳、内容の解説と考察
第13回 Das Bundesverfassungsgericht als Gericht und Verfassungsorgan(3)
Rn.34~36 について、原文和訳、内容の解説と考察
第14回 全体のまとめ、到達度の確認
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
事前学修:担当部分の訳文作成(担当がない回においても試訳を用意すること)
事後学習:授業中の指導をもとに、作成した訳文の修正、内容の復習
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 授業中に提出する訳文、原書の内容を批判的に考察する際の発言等を総合的に考慮し、到達目標への到達度を基準に評価する |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
講読するテキストは、さしあたり次のものを予定している。
①Schlaich/Korioth
②Das Bundesverfassungsgericht
③C.H.Beck
入手方法は、オリエンテーションの際に指示する。
テキストを理解するための参考書として、日本語の次のものを挙げておく。
①畑尻剛、工藤達朗(編)
②ドイツの憲法裁判 第2版
③中央大学出版部