シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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法学基礎演習A2 | 2024 | 秋学期 | 水4 | 法学部 | 森 光 | モリ ヒカル | 1年次のみ | 2 |
科目ナンバー
JU-AD1-006S
履修条件・関連科目等
特になし
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、法解釈の基礎的技法の習得をめざします。
科目目的
法解釈を自分でできるようになること、また建設的な形で他者と議論ができるようになること。
到達目標
この授業では、法学という学問の全体像を理解すること、法学を勉強するにあたっての基礎知識を得ること、また法学という学問の方法論に触れることを目指す。
授業計画と内容
1. 法解釈の概要を理解しよう。
2. 判決文を入手しよう。
3. 事実関係と原告・被告の主張を整理しよう。
4. 何が問題になっているのかを把握し、問いをはっきりさせよう。
5. 関係する条文を探そう。
6. 関係する条文(国籍法2条1号)を読み、その内容をフローチャート化してみよう。
7. 関係する条文(国籍法3条1項)を読み、その内容をフローチャート化してみよう。
8. 判例の多数意見、補足意見、意見、反対意見の移動を整理しよう(1)。まずはいかなる論点があるか分析しよう。
9. 論点毎の議論の対立状況を整理してみよう。
10. 論点1(国籍法3条は憲法に違反するか)について考えてみよう。
11. 論点2(国籍法3条は過剰な要件を課すものか)について考えてみよう。
12. 論点3(裁判を通じた法形成は可能なのか)について考えてみよう。
13. 自分の意見を組み立ててみよう。その上で自分とは違う見解を論拠をあげて批判してみよう。
14. 自分の意見を文章化してみよう。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 毎回の授業の課題にとりくんでいること。また議論に積極的に参加していること。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
永井和之・森光編『法学入門』3版(中央経済社・2020年)