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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:環境論Ⅰ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
環境論Ⅰ 2025 前期 月4 理工学部 寺本 剛 テラモト ツヨシ 1年次配当 2

科目ナンバー

SE-HO1-HB21

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

20世紀の半ばごろから公害問題や地球環境問題に対する問題意識の高まりとともに、「環境」が私たちの重要なテーマとなった。環境とは、単なる空間ではなく、私たちを取り囲み、私たちと相互に関係し、影響を与え合って存在する場のことである。私たちは環境の中で、環境と関わり合いながら生きており、その活動のあり方によっては、環境を悪化させ、その結果、私たち自身の存在をも脅かす可能性がある。だからこそ私たちの生きる環境の「持続可能性」が重要な問題として共有されている。本講義では、こうした前提認識を踏まえた上で、人間の生きる環境がどのようなものかを分析し、人間がそれをどのようにデザインしていくべきかを考察する。

科目目的

この科目は、学位授与の方針で示されている「卒業するにあたって備えるべき知識・能力・態度」のうち、以下の能力を養うことを目的とする。 



・コミュニケーション力:相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ることができる。
・知識獲得力:深く広く情報収集に努め、取捨選択した上で、知識やノウハウを習得し、関連付けて活用することができる。
・多様性創発力:多様性(文化・習慣・価値観等)を理解し、受け入れるとともに、自らの慣れ親しんだ文化・習慣・価値観等を伝えることができる。複数人の協働により、その規模にふさわしい成果を得ることができる。

到達目標

・人間の生きる環境を、自然、経済、社会などの観点から分析し、それらの要因が相互に関連しあい、それらの間に矛盾や対立が存在することを理解する。

・「環境」について他者と議論し、見解を共有するために必要なボキャブラリーを習得し、適切に使用できるようになる。

・社会や日常生活において生じている諸問題を、「環境」の観点から分析し、その結果を適切なボキャブラリーを使って、説明できるようになる。

授業計画と内容

第1回 暫定的見取り図 環境とは何か(オンライン形式・オンデマンド型)
第2回 持続可能性とは何か(対面形式)
第3回 持続可能性とビジネス(対面形式)
第4回 持続可能性と生態学(対面形式)
第5回 持続可能性と環境質(対面形式)
第6回 持続可能な発展(対面形式)
第7回 持続可能性と社会正義(対面形式)
第8回 持続可能なガバナンス(対面形式)
第9回 個別的実践と持続可能性(対面形式)
第10回 持続可能性と人口(対面形式)
第11回 エコモダニズムと環境主義(対面形式)
第12回 気候変動と技術(対面形式)
第13回 食糧問題と技術(対面形式)
第14回 まとめ:私たちの環境とその持続可能性(対面形式)

*各回に小レポートに取り組む。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

本授業では、自分の考えたことを言語化するという作業を重視し、各講義後に小レポートを課す。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
平常点 100 授業後に行う小レポート: 70%
期末レポート: 30%
講義で学んだ概念やボキャブラリーを適切に使用して、講義の内容をまとめ、そのうえで自分の見解を適切に表現できている。

成績評価の方法・基準(備考)

課題のクオリティや提出状況によってはE判定となることがあるので留意すること。また、本科目では学生の積極的な発言を奨励する。  

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

タブレット端末/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

Responを活用する

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

教科書として以下の書籍を使用する。

書名:『持続可能性:みんなが知っておくべきこと』
著者:ポール・B・トンプソン & パトリシア・E・ノリス 著』, 寺本 剛 訳,
出版社:勁草書房
ISBN:978-4-326-60352-7

その他特記事項

参考URL

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