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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:中国近現代思想演習(1)(2)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
中国近現代思想演習(1)(2) 2025 通年 月5 文学部 及川 淳子 オイカワ ジュンコ 3年次配当 4

科目ナンバー

LE-CC3-E805,LE-CC4-E810

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 近現代中国の社会について、思想の領域から理解を深める演習授業です。中国社会の様々な課題を複眼的にとらえ、その歴史的背景や文化的要因を検討し、思想の領域から本質的な問いを立てて考察します。授業では、批判的考察や議論を重ねる「思想的営為」を自らのものとして実践し、ものごとの本質について深く思考し、自分の言葉で論理的に表現するための演習を行います。
 今年度は、国際情勢や日中関係をふまえて、日本と中国だけでなく台湾も含めた東アジア地域の相互理解について、思想の領域から考えるというテーマを設定します。履修者の問題意識や中国の最新の中国情勢などに応じて変更する場合があります。
 この授業では、グループワークやプレゼンテーションなど、アクティブラーニングを重視しますので、授業への出席は言うまでもなく、授業時間外も主体的に学ぶ姿勢が求められます。

科目目的

 中国言語文化専攻の「教育目標」に掲げる「高度な中国語運用能力」と「中国に関する正確な知識」を身に付けるための課程として、専門的な文献講読、資料調査、プレゼンテーション、ディスカッション、レポート執筆等の方法を学びます。変容する中国を立体的に理解し、専門的な知識と自らの思考によって中国に対する関心を持続できるような学修を目的とします。

到達目標

 履修生は、中国に対する専門知識を修得すると同時に、以下の能力やスキルのレベルアップを到達目標とします。具体的には、以下のとおりです。
1.中国語の応用力
2.資料の批判的分析能力
3.課題発見能力
4.ディスカッションのスキルアップ
5.プレゼンテーションやレポート執筆により、自分の意見を表明する積極性と論理性を高める

授業計画と内容


<前期>
第1週 ガイダンス
第2週 思想的考察の方法論
第3週 思想的課題としての「中国」①
第4週 思想的課題としての「中国」②
第5週 思想的課題としての「香港」「台湾」
第6週 グループワーク① 概要説明、テーマ設定
第7週 グループワーク② 発表準備
第8週 グループワーク③ 発表準備 
第9週 グループワーク④ 発表準備
第10週 グループ発表(前半)
第11週 グループ発表(後半)
第12週 グループワーク 振り返り、講評
第13週 レポート作成の方法論
第14週 4年生 卒業課題研究 構想発表会

<後期>
第1週 後期ガイダンス
第2週 留学報告会(中国・台湾)
第3週 共同翻訳作業①
第4週 共同翻訳作業②
第5週 共同翻訳作業③
第6週 共同翻訳 発表(前半)
第7週 共同翻訳 発表(後半)
第8週 4年生 卒業課題研究 中間発表会 
第9週 研究発表の準備①テーマ設定
第10週 研究発表の準備②調査と分析
第11週 研究発表の準備③プレゼンテーション
第12週 研究発表(前半)
第13週 研究発表(後半)
第14週 研究発表の振り返り・総括

・履修者の問題意識や中国の最新情勢などに応じて変更する場合があります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 授業内容を発展させた主体的な学修の効果がどの程度示されているか評価します
平常点 70 授業や課題への取り組み、グループワークへの貢献を評価します

成績評価の方法・基準(備考)

授業に取り組む姿勢、発表、ディスカッション、リアクション・ペーパー、期末レポートなどにより評価します。3年次のレポートから4年次の卒業課題研究に発展させ、積み重ねの学修を意識してください。卒業課題研究は、一定回数の個別指導を受けることを提出の要件とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

●実務経験の内容
外務省在外公館専門調査員・在中国日本大使館(広報文化部)勤務

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

●実務経験に関する授業内容
・授業テーマ:日中関係概論、日本における対中意識、中国における対日意識など、社会における国民感情について
・実務経験に関する授業内容:大使館勤務の経験を活かし、日中関係に対する両国民の意識について具体的な議論を行い、グループワークへの問題提起として発展させます。

テキスト・参考文献等

【教科書】 プリント教材を配布します

【参考書】 参考文献リストは、Manabaで掲示します。
 各回のテーマに合わせた参考書は、随時レジュメで紹介します。

その他特記事項

1.専攻の基幹科目である「現代中国事情A/B」を1、2年次までに履修していることが望ましく、未修の場合は今年度開講の当該科目の履修を強く推奨します。

2.卒業課題研究等に関して授業時間以外に個別指導を必要とする場合は、あらかじめメールで面談時間を予約してください。

3.授業に関する質問は、「manaba掲示版」に記入してください。
  個別に相談がある場合は、「manaba個別指導コレクション」を利用してください。

4.教員メールアドレス:及川淳子 ojunko001m@g.chuo-u.ac.jp

参考URL

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