シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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情報サービス演習(2) | 2025 | 後期 | 木3 | 文学部 | 栗原 智久 | クリハラ トモヒサ | 2~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
LE-IM2-M410
履修条件・関連科目等
情報サービス演習(1) 情報サービス論
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
図書館における情報サービスとは。
情報検索にはインターネット(ウェブ)、オンラインデータベースなどが使えます。しかし、Googleなどの検索エンジンを使ってたまたまヒットした情報(源)を提供するというものではありません。
「情報サービス演習(2)」では、情報検索に関して、実際にパソコンを使って、テーマごとの課題回答演習で実践力を養います。
毎回の演習のワークシートなど、提出物は必須です。
科目目的
インターネット(ウェブ)を使って調べられないという人はいないと思います。しかし、みなさんは図書館員(になったつもりで)。数ある情報(源)の中から的確・適切で根拠のある正確な情報(源)を検索できる、そしてそれを提供できるようにする、できるようになることが目的です。
併せて、情報検索のおもしろさをわかってもらえればと思います。
到達目標
①図書館における情報サービスの理解。
②プロセスを含めた情報検索の方法・仕方のラーニング。
③自らの調べものをする際にも必ず役に立つノウハウのラーニング。
授業計画と内容
1.情報検索のしくみ(論理演算など)
2.情報検索のしくみ(トランケーションなど)
3.検索エンジン(事例・条件をもとに検索演習)
4.データベース(事例をもとに検索演習)
5.図書情報(新本の書誌・入手のことなど検索演習)
6.図書情報(古書の入手のことなど検索演習)
7.言葉に関する情報検索演習
8.歴史・日時・事件に関する情報検索演習
9.統計・年鑑に関する情報検索演習
10.人物・人名・団体に関する情報検索演習
11.地理・地名に関する情報検索演習
12.デジタルアーカイブ(図書館の情報サービスに有用な事例をもとに検索演習)
13.新聞記事・雑誌記事・論文検索演習
14.まとめ
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業でやったことをもとに、インターネット環境ありパソコンで復習。それをどういったときに使うのか、使えるかをあらためて理解、修得します。また、授業時間内にワークシートが提出できなかったとしても、次の授業時間の最初に提出できるように取り組みます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 50 | 授業でやったことをもとにした問題数問をパソコンを使って回答、その結果。 |
平常点 | 50 | 授業への参加・貢献度、演習ワークシートの提出ならびに課題の出来具合・理解度などを基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
評価の前提条件:出席が2/3に満たない場合、提出物不足の場合は成績評価の対象外となります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
博物館図書室における図書館業務全般。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
図書館の情報サービスとくに情報検索に関して実務経験をもとにアップデートしながら授業します。
テキスト・参考文献等
テキスト
適時プリントを配布します。
参考文献等
大谷康晴・齋藤泰則共編著(栗原智久著)『情報サービス演習』新訂版・日本図書館協会・ 2020年(JLA図書館情報学テキストシリーズⅢ 7)