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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:国際協力論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
国際協力論 2025 前期 火1 経済学部 林 光洋 ハヤシ ミツヒロ 2年次配当 2

科目ナンバー

EC-NE2-65XX

履修条件・関連科目等

・履修条件は特にありません。
・毎回出席してもらうことを前提にして授業を設計しています。
・本科目を履修した後、「国際開発論」(3年次以上の配当)を履修すると、この分野を体系的に学ぶことができます。

授業で使用する言語

日本語/英語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。

<概要>
テーマ:「国際協力について学び、具体的にイメージし、身近に感じよう!」

この授業は、途上国向けの国際協力に焦点を当てています。国際協力は、1)誰が、誰に対して、どのような枠組みの中で、どのように実施しているのか、2)どのような効果や影響を与えているのか、3)何が焦点になっているのか、4)なぜ実施するのか、5)どのような課題があるのか、等について学習します。自分とは関係のないことであると感じている人が少なくありませんので、可能な範囲で、映像の教材を使用したり、専門家・実務者を招聘したりする機会も作り、国際協力を具体的にイメージし、身近なものとして感じてもらうことができるように説明していく予定です。

科目目的

途上国に対する国際協力について、具体的なイメージをもってもらい、身近に感じてもらい、基本的知識を習得してもらい、その必要性を理解してもらうことを目的としています。

到達目標

途上国に対する国際協力の目的、基本的な仕組み、担い手、成果、最近の潮流、課題といった基本的知識を習得してもらい、その必要性を理解してもらうことを目指します。

授業計画と内容

第1回は本授業全体の概要について、第2回は国際協力の仕組み、担い手、新たな潮流について、第3回と第4回は2015年に終了した「ミレニアム開発目標(MDGs)」の概要、成果、課題と2016年から始まり、2030年に終了する国際開発目標、「持続可能な開発目標(SDGs)」の枠組みやこれまでの成果について説明します。第5回から第10回までは、第7回を除き、担い手別に、国(主に日本)、国際機関、民間企業、NGOsが実施する国際協力を紹介します。第7回は課題レポートとそれを準備する際に必要なオンライン・データベース(世界銀行の World Development Indicators(WDI))の使用方法について、第11回と第12回は国際協力の背景にある歴史と理論について説明します。第14回は、授業全体のまとめを行ないます。可能であれば、1-2回は、専門家・実務者を招聘して、現場の話を聞くことができるように努めます。

第1回 はじめに:授業の目的、計画、進め方等の説明
第2回 国際協力の概観:基本的仕組み、担い手、最近の潮流
第3回 ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な開発目標(SDGs)へ(1):MDGsの成果と課題
第4回 ミレニアム開発目標(MDGs)から持続可能な開発目標(SDGs)へ(2):SDGsのめざすもの
第5回 政府開発援助(ODA)を通じての国際協力
第6回 民間(非政府)ベースの国際協力(1):フェアトレード
第7回 オンライン・データベースの使用方法と課題説明:世界銀行のWDIを中心に
第8回 民間(非政府)ベースの国際協力(2):BOPビジネス、ソーシャル・ビジネス
第9回 民間(非政府)ベースの国際協力(3):マイクロファイナンス
第10回 国際機関による国際協力
第11回 国際協力の背景にある歴史と理論(1)1980年代まで
第12回 国際協力の背景にある歴史と理論(2)1990年代以降
第13回 国際協力の実際:活動現場から(専門家・実務者による特別授業、実施の可能性、ゲストの氏名、日程等は未定)
第14回 まとめ:途上国に対する国際協力

なお、招聘する専門家・実務者の都合、その他の事情により、授業スケジュールや進め方を変更することもあります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・事前に配布されるハンドアウト(「manaba」にアップ)をしっかり読むようにしてください。
・世界銀行等のオンライン・データベース(WDI等)にもとづいて分析を行なう期末課題レポートに真剣に取り組んでください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 60 通常の期末試験(筆記)
レポート 30 世界銀行等のオンライン・データベース(WDI等)を用いた期末課題レポート(1,500-2,000字程度)
平常点 10 「授業の要約・感想」(=リアクション・ペーパー)、responへの回答等

成績評価の方法・基準(備考)

参加姿勢(リアクション・ペーパーの内容、responへの回答、授業内の質問に対する回答の内容等)、期末課題レポート(1,500-2,000字程度)、期末試験にもとづいて上記のようなウエイトで評価します。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

・manabaのresponを利用して、授業時に授業内容に関連した質問をすることがあります。授業参加者の回答に対して、その場で、あるいは次回以降の授業でフィードバックするように努めます。

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

世界銀行等のオンライン・データベースの使用方法について授業を行なう予定です。期末課題レポートは、課題の指示にしたがって、自らオンライン・データベースのデータをダウンロードし、作表し、それを分析してレポートを書いてもらいます。自らの手を動かすタイプの作業です。

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

世界銀行のオンライン・データベースの使用方法について授業を行なう予定です。期末課題レポートは、課題の指示にしたがって、自らオンライン・データベースのデータをダウンロードし、作表し、それを分析してレポートを書いてもらいます。最低限の表計算ソフト(Excel等)およびワープロソフト(Word等)の知識を身につけておいてもらう必要があります。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

詳しくは、下記URLを参照してください。

https://c-research.chuo-u.ac.jp/html/100002978_ja.html

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

途上国の開発現場、国際協力の現場で経験したことを、授業の関連する場面で紹介します。

テキスト・参考文献等

特定のテキストは使用しません。参考文献は、授業開始後、適宜紹介しますが、

外務省編、『開発協力白書(2023年版)』 (2014年版までは『政府開発援助(ODA)白書』、(外務省ホームページ上の外交政策内にあるODA(政府開発援助)ページからダウンロード可能です。授業実施時期には2024年版が刊行されている予定です)

が参考になります。

その他特記事項

質問、コメント等があれば、授業の開始前、終了後にコンタクトしてください。

参考URL

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