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シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:ベーシック演習Ⅱ

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
ベーシック演習Ⅱ 2025 秋学期 火4 商学部 関根 正敏 セキネ マサトシ 1年次配当 2

科目ナンバー

CM-AD1-02XS

履修条件・関連科目等

1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

テーマ:スポーツで社会問題を解決する!?〜「防災×スポーツ」の可能性〜
 
〜スポーツによって人びとの防災意識を高めることができるのか〜
これが今年のこのベーシック演習における学習テーマです。この演習では、こうした問いを基軸にしながら、基本的な「アカデミックリテラシー」(学術論文の作成の作法)や「フィールドワーク(現地調査)」の技法について習得することを目指します。具体的には、学術図書の輪読や個人研究プレゼン、レポート作成などの活動を通じて、信頼性の高い情報リソースの見分け方や、確かな根拠のある論理的な文章の執筆方法について習得します。加えて、「防災×スポーツ」という文脈から展開されるフィールド(現場)に実際に足を運び、そのフィールドについて調査することで、現場を内側から理解する方法について学習します。

科目目的

この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。

基本的な「アカデミックリテラシー」(学術論文の作成の作法)を習得することを目指します。大学における学びでは、論理的思考力や創造性、メディアリテラシー、学術的なリサーチ方法などのスキルが求められ、さらにはコミュニケーション能力やリーダーシップといった対人的な資質も重要となります。このベーシック演習では、大学での学びを充実させるために、そうしたスキルを学習することを目指します。

到達目標

この演習では、新入生が大学で効果的・効率的に学ぶために必要な視点と方法を身に付けることを目指します。大学での学習には、「読み、書き、調べる」といった基礎的な学習スキルだけでなく、「自ら問題を発見し、自分の考えを述べ、積極的に行動する」といった姿勢が求められます。

(春学期) 
情報検索を通じて情報収集力やメディアリテラシーを身に付けるとともに、テキストの輪読(プレゼンテーションとディスカッション)を通じて読解力やコミュニケーション能力を習得することを目指します。また、授業時間外の活動として、「防災×スポーツ」の現場におけるフィールドワークも実施します。

(秋学期)
研究テーマの検討、先行研究のレビュー、事例のプロファイリングの方法など、各自が設定した研究テーマについて学術的に追求する方法を身につけることを目指します。また、授業時間外の活動として、「防災×スポーツ」の現場におけるフィールドワークも実施し、フィールドワークの技法についての理解を深めます。

授業計画と内容

(春学期)
1.オリエンテーション:大学生での学びと4年間の学習計画
2.自己紹介(1):パワーポイントでスライドをつくる
3.自己紹介(2):プレゼンテーションの作法
4.新聞記事・学術論文の探し方/図書館の活用方法
5.スポーツ・コミュニケーション
6.フィールド・ワーク(1):現地調査の作法
7.フィールド・ワーク(2):フィールドの下調べ
8.フィールド・ワーク(3):実際に足を運ぶ
9.フィールド・ワーク(4):現地調査の振り返り
10.テキスト輪読(1):序章・第1章
11.テキスト輪読(2):第2章・第3章
12.テキスト輪読(3):第4章・第5章
13.テキスト輪読(4):終章/書評を書く
14.半期のまとめ/レポート作成の方法

(秋学期)
1.オリエンテーション;アカデミックリテラシーの必要性
2.学術論文の検索方法
3.スポーツ・コミュニケーション
4.フィールド・ワーク(1):現地での参与観察
5.フィールド・ワーク(2):現地でのインタビュー
6.フィールド・ワーク(3):調査レポートの作成
7.個人研究プレゼンテーション(1):部活動/スポーツクラブ
8.個人研究プレゼンテーション(2):スポーツイベント/スポーツ政策
9.個人研究プレゼンテーション(3):子どもスポーツ/成人スポーツ/高齢者スポーツ
10.個人研究プレゼンテーション(4):NPO/地域開発/コミュニティ
11.個人研究プレゼンテーション(5):ダイバーシティ/障がい者/マイノリティ
12.個人研究プレゼンテーション(6):スポーツ産業/スポーツ観戦者/スポーツ施設
13.研究発表の総括/プレゼンテーションの技法
14.1年間のまとめ/大学で身につけるべきアカデミック・リテラシーとは

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

(春学期/秋学期)
週末などの授業時間外にフィールドワークを実施したいと考えています。春学期と秋学期に1回ずつ程度、東京都府中市にて実施する予定ですので、受講生はその学外調査への参加が求められます。
またテキスト輪読の際には、毎回の報告担当者は、該当箇所についての要約と自らの考察を発表する準備をします。また、報告者以外の受講生は、毎時の該当箇所について事前に読み込むとともに、興味のある内容や十分に理解できなかった箇所をリストアップして、論点を持ち寄ることが必要です。
個人研究プレゼンテーションでは、発表者は授業時間外の時間を活用し、文献のレビューや情報収集をし、それをわかりやすいプレゼンテーションとしてまとめることが求められます。発表者以外の学生も、毎回の発表テーマに関する情報を事前に収集しておいてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 30 期末レポートを課します。
評価基準:アカデミックリテラシーに基づき、ロジカルなレポートを作成できたかどうか
平常点 30 評価基準:課題に取り組む姿勢やディスカッションへの参加状況などで評価
その他 40 プレゼンテーションやフィールドワークを実施します。
評価基準:
<プレゼンテーション>適切な情報リソースを用いて、聞き手にしっかり伝わる発表ができたかどうか
<フィールドワーク>事前調査(下調べ)、当日のフィールドワーク、事後活動(振り返り・レポート作成)への参加状況で評価

成績評価の方法・基準(備考)



課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

【テキスト】
吉見俊哉『検証コロナと五輪 変われぬ日本の失敗連鎖』、河出新書、2021年
【参考文献】
適宜、受講者の興味・関心に応じて紹介します。

その他特記事項

〔募集人数〕
18名
〔ソフトウェアの利用〕
利用なし

参考URL

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