中央大学

シラバスデータベース|2025年度版

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ホーム > 講義詳細:解析学

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
解析学 2025 秋学期 火3 商学部 五十嵐 徹 イガラシ トオル 1年次配当 2

科目ナンバー

CM-AN1-12XL

履修条件・関連科目等

Web登録科目です。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 社会科学のどのような分野を専攻することになっても,数理的思考能力は必要であり,「数学系科目」はこのような力を養うことを主目的としています。 実際,現代社会のさまざまな現象は数式を用いて記述されており,いろいろな数理的手法を用いてその解明が図られています。商学経済関連の分野では数理的な思考能力がますます必要となっています。 
 「解析学」では,世界共通言語である数学用語/記号から講義を初め,論理思考能力を養うことを主眼とした講義を行います。この「解析学」では,春学期に開講した「数学入門」に基づいて,微分の応用と積分論の講義を進めます。従って、「数学入門」を履修していない人は十分に準備をしてください。なお「数学入門」,「解析学」だけでは,商学部で必要な数学の知識としては十分ではありません。 引きつづき他の数学系科目を履修することを勧めます。

科目目的

 この科目は商学部リベラルアーツ科目に位置付けられます。本学部は「総合的に問題解決能力を養う」という教育目標をもっています。数理的思考能力を身につけ向上することは,その目標を実現するための方法として有力な手段です。数理的思考能力とは,社会に起こる現象や問題を数式で表現することにより問題点を実証的に明示し,それによって,論理的に将来を予測/対応する能力のことです。実際,現代ではそうした能力が最も必要とされる時代になっています。
 本学部での数学系科目は6科目に分かれており,「数学入門」,「解析学」,「線形代数」は論理構成の方法と数式の扱いを学ぶ基本科目です。一方,より具体的な問題の数理的な解法を学ぶ,実践的な科目として「応用解析学」,「確率論」,「経済数学 I,II」,「数理ファイナンス I, II」(後の2つは学部/大学院共通講義)が設置されています。 これらの実践的な科目は,いずれも「数学入門」と「解析学」の知識を最低限の前提としていますので,数理的思考能力を身につけ,実践的な数学科目を学びたい方には最低限でも「数学入門」と「解析学」の受講を勧めます。

到達目標

この科目の到達目標は数理的思考能力を身につけ向上させることであり,以下の2点を重視します。
・基礎的な概念を理解すること。
・簡単な計算問題を正しく解答できること。

授業計画と内容

1. 2変数関数の極限と連続性
2. 偏微分
3. 全微分
4. 合成関数の微分法
5. 接平面,極座標
6. 高階微分
7. テイラー展開
8. 2変数関数の極値問題ー必要条件
9. 2変数関数の極値問題-十分条件
10. 初等関数の不定積分,三角関数
11. 2変数関数の積分の定義
12. 2変数関数の積分の計算ー累次積分
13. 2変数関数の積分の計算ー変数変換
14. 総合演習 (偏微分と重積分の計算のまとめ)

理解度や進行状況により微調整する可能性があります。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

大学数学で初めて知るような新しい概念が出現するため,その日のうちに必ず講義の復習を行うことが望ましい。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

1週間あたり4時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 70 基礎概念,微分計算,積分計算などの基礎的な計算ができることを評価します。
平常点 30 授業への参加・貢献度,講義中に数回行われる小テストによる理解度の状況を基準とします。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

✔1: 授業時間内で講評・解説の時間を設ける / Provide time for comments and explanations during class
✔2: 授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う / Give feedback on manaba, not only during class hours

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

実施しない

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

教科書:
 西岡國雄・石村直之,例題で学ぶ基礎からの微積分,培風館,2019年,ISBN4-563-01224-3.

参考書はその都度指示します。例えば
 三宅敏恒,入門微分積分,培風館,1992年,ISBN4-563-00221-6.

その他特記事項

数学は積み重ねによって系統的・発展的に内容が進み,多くの事柄が有機的に関連しています。この科目は「数学入門」の知識が前提となっています。

数学を実践で有効に用いたい方は、他の数学系科目の履修を強く勧めます。ソフトウェアの利用は特にありません。

質問は授業終了後に対応します。また、manabaの掲示板でも受け付けます。


参考URL

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