シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アカウンタント・プログラムA2(財務会計論-基礎理論Ⅱ) | 2024 | 秋学期 | 他 | 商学部 | 関口 高弘 | セキグチ タカヒロ | 1~4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AU3-32XL
履修条件・関連科目等
履修の前提として少なくとも公認会計士短答式レベルの財務理論の知識を有し、各回の授業範囲の基本的な論点が予め身についているいることが必要です。また、公認会計士短答式試験の学習を行っていることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、公認会計士短答式試験レベルに必要な財務会計論(財務理論)について網羅的に問題演習と解説・補足の講義を行うとともに、公認会計士論文式試験における基礎的で重要な論点についても併せて学習します。
授業は問題演習と解説を中心に進むため、履修の前提として少なくとも公認会計士短答式レベルの財務理論の知識を有し、各回の授業範囲の基本的な論点が予め身についているいることが必要です。また、公認会計士短答式試験の学習を行っていることが望ましい。
なお、公認会計士短答式レベルに必要な財務会計論(財務計算)については、アカウンタント・プログラムA2(財務会計論-基礎理論Ⅰ)の授業で実施します。
科目目的
プログラム科目に設置された講義科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、資格取得や技能形成のための実践的な学習を通して、キャリアに直結する専門知識の習得を目的とします。
「実学重視」教育の立場から、ビジネスの基本言語である財務会計論(財務計算)の裏づけとなる基本的な考え方(財務理論)について公認会計士短答式試験レベルの知識を幅広く身につけ、それを正確にアウトプットできるようにする。
到達目標
主として公認会計士試験(短答式試験)レベルの財務会計論(財務理論)の知識の習得を目的とする。
授業計画と内容
第1回 財務会計の基礎概念
一般原則
損益計算書総論
第2回 財務会計の概念フレームワーク
第3回 棚卸資産
固定資産
繰延資産
第4回 純資産
ストック・オプション等に関する会計基準
第5回 金融商品に関する会計基準
第6回 負債
資産除去債務に関する会計基準
研究開発費等に係る会計基準
第7回 リース取引に関する会計基準
関連当事者の開示に関する会計基準
会計上の見積りの開示に関する会計基準
第8回 固定資産の減損に係る会計基準
資産会計総論
第9回 退職給付に関する会計基準
セグメント情報等の開示に関する会計基準
時価の算定に関する会計基準
第10回 税金
税効果会計に係る会計基準
会計方針の開示、会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準
1株当たり当期純利益に関する会計基準
第11回 外貨建取引等会計処理基準
四半期財務諸表に関する会計基準
賃貸等不動産の時価等の開示に関する会計基準
第12回 企業結合に関する会計基準
事業分離等に関する会計基準
財務諸表・会計基準等(横断的な問題)
第13回 連結財務諸表に関する会計基準
第14回 収益認識に関する会計基準
キャッシュ・フロー計算書作成基準
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
各回の授業では、シラバスの範囲に沿った問題を配布して演習・解説をしてゆくため、予め当該範囲の学習が終わり、知識が身についていることが必要です。
また、授業時間の関係で演習できるのは一部の問題に限定されます。授業中に扱えなかった問題も公認会計士短答式試験レベルのためには必要な問題であるため、各自、授業外で経理研究所や専門学校等で公認会計士試験に向けた学習をするとともに、この授業内容の復習をする必要があります。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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その他 | 100 | 各回の授業範囲の論点の理解を確認するために、毎回筆記試験を実施します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて変更もある予定です。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
公認会計士として、大手監査法人で主として法定監査に従事した。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
問題演習の中で、実務上の取扱いや実務上の問題点等にも言及する場合がある。
テキスト・参考文献等
指定のテキストはありませんが、財務会計の会計基準等が収録された会計基準集を用意してください。市販のものや、経理研究所や専門学校で配布されたものでもかまいません。詳細は初回授業で説明します。また、毎回の授業で問題と解答解説を配布します。
その他特記事項
授業は、2024年8月に夏季集中で実施いたします。
具体的な日程は決まり次第、manabaの方で連絡いたします。
※ ソフトウェアの利用なし