シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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アカウンタント・プログラムA2(財務会計論-特論Ⅰ) | 2024 | 春学期 | 火3 | 商学部 | 中村 英敏 | ナカムラ ヒデトシ | 2~4年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-AU3-33XL
履修条件・関連科目等
アカウンタント・プログラムA2(特論II)と同時に履修してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この授業では、夏に実施される予定の公認会計士論文式試験および税理士試験(財務諸表論)に合格するために必要な財務会計の各論点について、問題演習と解説・ディスカッションを行います。特論Iと特論IIを連続して開講し、特論Iでは主に問題や課題演習、特論IIでは解説・ディスカッションを行う予定です。したがって、特論Iと特論IIは同時に履修することを前提に授業を展開します。
また、会計専門職の実務の現場では、会計基準等で直接説明されていない取引について、会計処理の判断を求められることが多々あります。そこで、会計基準の表面的な理解や試験に合格するための能力習得にとどまらず、時間的に可能な範囲でケーススタディ等を通じて実務上の論点も扱います。
科目目的
プログラム科目に設置された講義科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、資格取得や技能形成のための実践的な学習を通して、会計専門職として必要な基礎的能力の養成を目的としています。
到達目標
公認会計士論文式試験または税理士試験(財務諸表論)の合格に必要な財務会計に関する知識や能力を身につけることを目標としています。また、試験合格だけでなく、会計専門職として実務で必要な応用力の養成も目標としています。
授業計画と内容
概ね次のテーマで行いますが、テーマに関連する論点も適宜取り扱います。
また、要望に応じて内容を変更することがあります。
1. ガイダンス・プレテスト
2. 棚卸資産・固定資産会計
3. リース会計
4. 金融商品会計1(債権・有価証券・金融負債)
5. 金融商品会計2(デリバティブ)
6. 繰延資産・引当金
7. 退職給付・資産除去債務
8. 純資産会計
9. 収益認識基準
10. 連結会計
11. 企業結合会計
12. 外貨換算会計
13. 税金・税効果会計
14. その他の論点・まとめ
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
本試験に向けて、日々の学習をしっかり行ってください。また、本授業の内容に関して復習をしっかり行ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 各回の授業中の問題演習・ディスカッション(100%)により評価します。 問題演習は、(1)各回で取り扱う論点の会計基準を理解しているか、(2)会計基準の背景にある考え方を理解しているか、(3)会計基準の知識等を応用して、実務で想定されるケースに対応できるか、(4)説得力ある理論展開ができているか、により評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
各回の問題演習のレベルは、初回のプレテストにもとづき調整します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特定のテキストは使用せず、レジュメ・問題演習・解説を配布します。
また、次のいずれかの会計法規集(最新版)を用意してください。
『新版 会計法規集』(中央経済社編)
『会計規則集』(日本公認会計士協会・企業会計基準委員会編)
その他、経理研究所や各種専門学校で配布・購入したものでもかまいません。
その他特記事項
●科目の性質上、連続して開講するアカウンタント・プログラムA2(特論II)と併せて履修すること。
●ソフトウェアは使用しません。