シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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スポーツ・ビジネス・プログラムB2(スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ/SBC演習Ⅰ)明治安田生命寄付講座 | 2024 | 春学期 | 金5 | 商学部 | 渡辺 岳夫 | ワタナベ タケオ | 2~4年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-OM3-01XS
履修条件・関連科目等
2019年度以降入学生対象の事前登録科目です。
スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習・実習Ⅰ・Ⅱはセット履修科目です。
プログラム履修宣言は「SBP(スポーツ・ビジネス・プログラム)」に自動で登録されます。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
スポーツクラブの経営に実際に携わってもらいます。提携先のスポーツ組織は,このシラバス入稿時点(2023.08.01)では現時点では確定していません。2023年度は,読売ジャイアンツのファームと提携して,2023年9月18日にジャイアンツ球場で実施されたジャイアンツ・ファームの試合のイベント企画を,学生主体でプロデュースしました。2024年度もジャイアンツ・ファームと提携する可能性が高いです。
ジャイアンツ・ファームと提携した場合には,受講生諸君には,ジャイアンツ・ファームが連携協定を結ぶ自治体の課題解決に取り組みつつ,同時に集客につながるイベント企画案をプロデュースをしてもらいます。
科目目的
プログラム科目に設置されたPBL型の科目は、商学部アドヴァンスト科目に位置付けられていることから、様々な分野において、多様性を理解・尊重し、柔軟な適応力・総合的な判断力・確かな実践力を身に付け、他者と協働する力を養うことを目的とします。
この科目の目的は下記の通りです。
(1)スポーツクラブのマネジメントに関する諸問題を学び,その問題の原因を考えることで,スポーツビジネスに対する理解を促進するとともに,解決すべき課題の発見能力を養う。
(2)自ら情報を収集・分析し,自由な発想に基づくアイデアを加味したうえで現実的な解決策を考案し,それを実現するためのプロセス創りを通じて,課題の解決能力を養う。
(3)それらの課題の解決に向けて,周囲の人々や状況をよく理解し,協力者を得ることができるように行動する力,および相互に協力しあう態度を養う。
(4)以上の取組みを通じて,同時に対面影響力,主体的に議論する力,プレゼン能力を養う。
到達目標
この科目の到達目標は下記の通りです。
(1)スポーツクラブのマネジメントにおいて潜在する課題を,ビジネス的な視点から特定することができるようになること。
(2)(1)で特定した課題を,スポーツビジネスの視点から解決する方策を提案できるようになること。
(3)課題の解決に向けて率先して行動し,周囲を巻き込み,成功する可能性を高めることができるようになること。
授業計画と内容
≪導入プログラム≫
① ビジネスチャレンジ講座の概要説明と受講生の自己紹介
② テーマ:提携するスポーツクラブの概要,現況,目標および課題について議論し,理解を深める。
③ テーマ:提携するスポーツクラブの代表者の講演
≪リサーチ・プログラム≫
④ テーマ:提携するスポーツクラブに関する情報収集Ⅰ
経営状況,グラウンド等の施設,周囲の環境に関する情報を収集する。
⑤ テーマ:提携するスポーツクラブに関する情報収集Ⅱ
協賛企業,サポーター等に関する情報を収集する。
⑥ テーマ:提携するスポーツクラブに関する情報収集Ⅲ
試合を観戦し,クラブ関係者とも交流する。
⑦ テーマ:提携するスポーツクラブの地域に関する情報収集Ⅰ
地域の文化,産業,歴史に関する情報を収集する。
⑧ テーマ:提携するスポーツクラブの地域に関する情報収集Ⅱ
地域のその他の特性に関して情報を収集する。
≪グループディスカッション・プログラム≫
⑨ テーマ:解決すべき課題の発見Ⅰ
実際に収集した情報を踏まえて,解決すべき地域の課題を特定するために,全員で議論する。
⑩ テーマ:解決すべき課題の発見Ⅱ
引き続き課題の特定のために議論する。
⑪ テーマ:課題解決のための仮説(解決案)の発見
アイデア発想法などを用いて,諸課題を解決するための筋のよい仮説を構築する。
⑫ テーマ:課題解決案の中間発表
構築した課題解決案を発表し,関係者の皆様からご意見を頂戴し議論する。
⑬ テーマ:課題解決のための仮説の修正
関係者の皆様からのご意見を踏まえ,課題解決案をリファインする。
⑭ テーマ:課題解決案の最終発表
授業時間外の学修の内容
その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
導入プログラムについては講演いただいた内容を整理し,復習すること。
リサーチ・プログラムについては, 収集した情報を整理し,復習すること。
グループディスカッション・プログラムについては授業中に議論した内容をしっかりと整理し,次回の授業までに,アイデアをまとめてくること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 100 | 自分が所属するグループのプロジェクト計画書の立案,およびWBSとガントチャートの作成に関する貢献度,授業への参加度,受講態度(意見の表明,他の学生と協調して学ぶ態度等)の状況を基準とします。 |
成績評価の方法・基準(備考)
授業への参加率が80%に満たない者,および授業における取組実績と反省点に関する報告書を提出しない者についてはE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
メールやオフィスアワー,教員の空き時間なども活用して適宜指導する。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
クリッカー
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
ゲスト・スピーカーとして,スポーツクラブの関係者を,授業に招聘する予定です。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
≪導入プログラム≫において,提携するスポーツクラブの概要,現況,目標および課題についてご講演いただき,学生が実際に経営に関わることになる当のクラブの経営状況に関して理解を深めることが期待されています。
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
特になし
〔参考書〕
特になし
その他特記事項
〔募集人数〕
25名
〔募集方法〕
〇レポート(manabaの「レポート」機能を使用)
〇面接試験
2015~2017年度,および2019年度~2022年度は東京23FCと提携して,この講座を運営してきましたが,2018年度だけはJFL所属のクラブと提携しました。 また,2023年度は対象スポーツをサッカーから野球にチェンジして,読売ジャイアンツのファームと提携しました。
2015年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://twitter.com/tokyo23fc912
2016年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://twitter.com/tokyo23fc910
2017年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://mobile.twitter.com/Tokyo23fc909
2018年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://mobile.twitter.com/busichalle
2019年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://twitter.com/Tokyo23fc907
2021年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://twitter.com/Tokyo23fc907
2022年度の講座の受講生のツイッターはこちらhttps://twitter.com/Tokyo23fc907
2015年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちらhttp://www.chuou.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2015/08/34491/
2016年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2016/08/46374/
2017年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2017/09/60095/
2018年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2018/09/74098/
2019年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/event/2019/08/45055/
2020年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2020/10/51532/
2021年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2022/03/59191/
2022年度の講座の活動を紹介した商学部ニュースはこちら
https://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2022/09/62130/
2016年度の講座の活動は東京新聞に掲載されました。
http://www.chuo-u.ac.jp/academics/faculties/commerce/news/2016/11/49453/
〔ソフトウェアについて〕
利用なし