シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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連結会計論 | 2024 | 秋学期 | 金1 | 商学部 | 山口 朋泰 | ヤマグチ トモヤス | 2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AU3-13XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
比較的高度な論点を扱うので,簿記や財務会計に関する基本的知識を前提とする(アカウンティング入門,簿記論,財務会計論を履修していることが望ましい)。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
現代の大企業の多くは,傘下に多数の子会社や関連会社を抱え,グループとして経済活動を行っている。本講義では,こうしたグループ企業全体の経営成績や財政状態などを報告するために作成される連結財務諸表について学習する。なお,連結会計に対する理解を容易にするために,本支店会計についても学習する。
科目目的
この科目は,カリキュラム上の分野別専門科目・会計系科目として位置付けられていることから,この科目での学習を通じて,連結会計に対する認識を深めるとともに,連結会計に対する基礎的な知識を習得することを目的としている。
到達目標
連結修正仕訳や連結財務諸表の作成ができるようになること。
連結財務諸表の意義や各会計処理の理論的背景(なぜそのような会計処理を行うのか)を説明できるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス,本支店会計の基礎
第2回 本支店間の取引
第3回 本支店合併財務諸表の作成
第4回 連結会計の目的と意義,連結子会社・関連会社の範囲など
第5回 日本の連結財務諸表制度の発展
第6回 連結貸借対照表の作成手順
第7回 投資と資本の相殺消去
第8回 子会社の資産・負債の時価評価
第9回 債権・債務等の相殺消去
第10回 連結損益計算書の作成基準
第11回 内部取引の相殺消去
第12回 未実現利益の消去
第13回 持分法の処理
第14回 在外子会社の財務諸表の換算
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 40 | 講義の中間時点(具体的な実施時期については,授業中に指示する)に,記述問題と計算問題を出題する。本支店会計の基礎,連結財務諸表の歴史,連結財務諸表の作成概要を理解したうえで,それらの内容を説明できるか,適切に会計処理を行うことができるか,を評価する。 |
期末試験(到達度確認) | 60 | 講義の期末時点(具体的な実施時期については,授業中に指示する)に,記述問題と計算問題を出題する。連結財務諸表の作成方法や在外子会社の財務諸表の換算などの基礎を理解したうえで,それらの内容を説明できるか,適切に会計処理を行うことができるか,を評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
「テキスト」は使用しない。
manabaを通じてレジュメを配布するので,各自準備すること。
「参考文献」は以下の通り。
山地範明『エッセンシャル連結会計〈第2版〉』ISBN:978-4-502-38651-0
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし