シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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演習Ⅳ | 2024 | 秋学期 | 月2 | 商学部 | 高田 直樹 | タカダ ナオキ | 4年次のみ | 2 |
科目ナンバー
CM-IF4-14XS
履修条件・関連科目等
3年次配当の事前登録科目です。
演習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・論文はセット履修科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
この講義では,イノベーションや技術経営に関する実証研究に取り組みます。3年次にはグループ論文,4年次には個人論文(卒業論文)を執筆します。半期に一回程度,他大学との合同ゼミで研究の進捗や成果を報告することを予定しています。
(3年次)
経営学(より広くは社会科学)の研究方法を学修し,グループ単位で研究に取り組みます。研究テーマの探索,先行研究の整理と読解,リサーチ・デザインの設計,データの収集と分析,論文の執筆,プレゼンテーションという研究の一連の流れを完遂することによって,卒業論文の執筆への足がかりとします。
概ね以下のようなスケジュールを想定しています。
・春学期の序盤:研究方法(データ分析の方法)の学修
・春学期の中盤:研究方法(論文の読み方・書き方など)の学修
・春学期の終盤:研究テーマの探索と報告
・秋学期:グループ研究の実践と報告
(4年次)
個人単位で研究に取り組みます。各人が研究テーマを自ら設定し,調査分析した内容をゼミで報告し,ゼミ生からフィードバックを貰いながら研究を進め,最終的に卒業論文を執筆します。
◆ ゼミの詳細な募集要項を,本シラバスのコメント欄にあるURLに掲載しています。応募に際しては,シラバスに加えて募集要項を熟読し,質問等がある場合は担当教員へご連絡ください。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部アドヴァンスト科目」であり、商学部スタンダード科目及び商学部分野別専門科目の発展的な科目として位置づけされています。この科目での学習を通じて、主体的学習能力を習得することを目的としています。
研究の過程を通じてイノベーションや技術経営に関する知識を修得するだけでなく,研究を遂行することによって問題解決能力を養うことを目的とします。例えば,現実の世界で重要な問題を発見する能力,そうした問題の解決を導くような研究を設計する能力,設計した研究計画に基づいて情報収集や分析を行う能力,分析の結果を他者にわかりやすく伝える能力,などがこれにあたります。
研究テーマは受講生が自らの興味関心に従って設定するものですので,現実世界に対する好奇心や探究心を磨き,それをゼミナールの仲間と議論して深掘りする姿勢が求められます。
到達目標
経営学の専門知識と研究方法に対して一定の理解度に達し,それらに基づいて研究論文(卒業論文)を作成します。これにより,以下の4点を身につけることを到達目標とします。
(1). 経営学の主要な理論に関する理解
(2). 問題を設定する能力
(3). 問題解決を導くような分析を実行する能力
(4). 研究成果を他者に説明する能力
授業計画と内容
少人数講義であるという特性を活かして,学修進捗に応じて授業計画を柔軟に運用する予定です。必要に応じて,講義の順序を変更する可能性があります。
(3年次)
01. オリエンテーション
02-06. 輪読と実習:研究方法(データ分析)
07-11. 輪読と実習:リサーチ・メソッド
12-14. グループ研究のテーマ探索と報告
15-25. グループ研究の進捗報告とディスカッション
26-28. 研究成果のプレゼンテーション
(4年次)
01. オリエンテーション
02-04. 卒業論文のテーマ報告
05-08. 先行研究のサーベイ
09-12. リサーチデザインの設計とデータ収集方針の策定
13-14. 卒業論文の中間報告
15-25. 卒業論文の進捗状況報告とフィードバック
26-28. 最終成果報告
※ 8-9月と2-3月に他大学との合同ゼミを予定しています(3−4年合同)。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | グループ研究や個人研究の成果を参照して,到達目標で示した能力の修得度合いを評価します。 |
平常点 | 40 | 授業への参加,レジュメの提出,講義中のディスカッションへの参加と貢献などをもとに,思考法や技能の修得度合いを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
ゼミナールの運営に際しては,Slack等のグループウェアの活用を予定しています。詳細は,講義初回にて受講生各位と相談の上で決定する予定です。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストや参考文献については,講義中に別途指示します。
その他特記事項
〔募集人数〕
15人
〔募集方法〕
レポート
面接試験
〔国外実態調査〕
実施しない
参考URL
https://cubic-harpymimus-19b.notion.site/2023-dc2f0b6b67cc40ee9172653fa625ecd4