シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベーシック演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 火3 | 商学部 | 栗原 文子 | クリハラ フミコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
異文化に対する対応力を身につけ、多文化共生社会について考える
2019年4月にに施行された改正出入国管理法により、2018年に146万人を超えた外国人労働者はさらに5年間で35万人ほど増えることが予想されています。日本に住み続けたとしても、私たちは、自分とは異なる言語や文化背景をもつ人々と出会ったり、仕事をする機会が多くあるでしょう。文化の異なる人との出会いは楽しく、豊かな経験となることも多いですが、時には摩擦や混乱が生じます。そのような時、あなたはどのように対処するでしょうか。このゼミでは異文化適応力に関する知識を深め、可能な限りフィールドワークを行いながら、多文化共生社会の実現に向けた課題について考察します。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
このゼミでは、ビジネスパーソンとして活躍するために必要な異文化に関する知識・態度・技能について理解を深め、将来、文化背景の異なる人々と効果的にコミュニケーションをとり、協働する力を養うことを目的としています。
到達目標
(春学期/秋学期)
1.異文化間コミュニケーション分野における基本概念や課題を理解し、具体的な事例を分析できるようになること。
2.効果的な資料収集スキルを身につけ、学術的なレポートの書き方を習得すること。
3.他の学生と積極的に意見交換し、協力して課題に取り組むこと。
授業計画と内容
(春学期)
1. 文化の定義 文化のモデル
2. 異文化適応プロセス、自文化と異文化
3. 異文化間能力
4 図書館(文献検索)ガイダンス
5. ステレオタイプ、偏見、自民族優越主義
6. ビジネスと異文化理解
7. 事例分析 (ディスカッション)
8. 事例分析 (ディスカッション)
9. 映画鑑賞
10. 映画分析
11. グループワーク
12. プレゼンテーション
13. プレゼンテーション
14. まとめと秋学期の計画
(秋学期)
1. 夏休みの体験・学習、意見交換、 Cコンパス
2. 文化とビジネスの接点を探る
3. 経営戦略としての異文化適応力
4. フィールドトリップ準備
5. フィールドトリップ実施
6. フィールドトリップ振り返り
7. グループプレゼンテーション
8. レポートのリサーチテーマを決める
9. レポートの書き方を学ぶ(1)
10. レポートの書き方を学ぶ(2)
11. レポートのアウトラインを決める
12. レポートアウトラインの発表(1)
13. レポートアウトラインの発表(2)
14. まとめ、レポート提出
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(春学期)
映画分析やプレゼンテーションのためのグループ活動を行います。週に2~3時間程度、準備に要します。
(秋学期)
アカデミックレポートの書き方について学び、レポートを執筆します。週に2~3時間程度、文献調査や執筆に要します。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 30 | 秋学期の報告型レポートを参考文献を用いながら論理的・学術的に書くことができたか |
平常点 | 40 | 授業中のディスカッションに積極的に貢献していたか クラスメートに建設的なフィードバックを与えているか 質問をして理解を深めているか 異文化間能力を高める努力をしているか |
その他 | 30 | グループワークを協働的に行ったか パワーポイントを用いながら、わかりやすく、プレゼンテーションができたか |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコンでソフトを利用して、発表をします。
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
授業中に提示します。
秋学期は『大学生のためのレポート・論文の書き方』石井一成著(ナツメ社)を使用する予定です。
その他特記事項
〔募集人数〕
18名
ソフトウェアの使用は特になし