シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 金4 | 商学部 | 小林 佐江子 | コバヤシ サエコ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
テーマ〕
フランスを知る
EUで中心的な役割を担っているフランスの社会について学びながら、口頭発表やレポートの作成方法を身につけます。
履修者は各人教員に指示された資料について口頭発表を行い、それをもとに履修者全員でディスカッションを行います。発表のプロセスを通して、フランスの社会・文化への理解を深め、それを分かりやすく人に伝えることを学びます。秋学期には、期末レポートで取り上げる主題を決定します。自身のテーマについて口頭発表を行い、教員や他の履修者から得られたアドバイスをもとに発表内容を改善します。1月にレポートにまとめて提出します。
科目目的
この科目はカリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけられています。人文・社会科学の幅広い分野にわたって基礎的な知識を身につけ、発表や討論、レポート作成などを通して大学で学ぶのに必要とされる基礎的な能力を養うことを目的としています。
到達目標
EUの理念やフランスの社会に関する基本的な知識を身につける。多文化の抱える問題点を理解する。パワーポイントを使用して自分の主張を伝えられるようになる。適切な資料を探し、客観的で説得力のあるレポートを作成する基礎を身につける。
授業計画と内容
1.導入ガイダンス
2. パワーポイントを使った自己紹介
3.テーマ決定(テーマ例:宗教と社会、教養としての食文化、余暇の過ごし方、フランスの映画、家族と女性、移民と郊外、革命と美術など)
4.図書館ガイダンス
5.テーマ① (例:宗教と社会)
6.テーマ①についてディスカッション(人の意見を注意深く聞く)
7. テーマ②(例:余暇の過ごし方)
8. テーマ②についてのディスカッション (考えを論理的に述べる)
9.テーマ③(例:家族と女性)
10. テーマ③についてのディスカッション (意見の根拠を述べる)
11. テーマ④(例:移民と郊外)
12. テーマ④についてのディスカッション (展望・発展)
13 資料収集
14.レポートの主題
15.論文とはー問題提起と主張
16.レポートの構成
17.アウトライン作成
18 序論
19.本論
20. 結論
21.参考文献
22.第1回レポート発表(テーマ設定について)
23. 第2回レポート発表(アウトラインについて)
24. 第3回レポート発表(問題提起と結論について)
25. 第4回レポート発表(論拠について)
26. 第5回レポート発表(参考資料について)
27. 第6回レポート発表(今後の展望について)
28:レポート改善と総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
教員から指示されたテキストの予習、口頭発表の準備や期末レポートの作成のために、平均して週2時間程度の学習が必要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | 自分の主張を根拠を示しながら論理的に説明できているか、レポートの形式が守られているかを重視します。 |
平常点 | 40 | 積極的に発言し、他の学生の発表に対して協力する姿勢を評価します。授業への参加が70%に満たない学生、他の履修者の発表を聞かない、発言をしない学生はE判定とします。 |
その他 | 40 | 第1回口頭発表20%(評価基準:口頭発表を無断で欠席した者はE判定とします。指示されたテキストの内容が理解され、きちんとまとめられていることが必要です。さらに自分の視点から問題を捉え直していることを評価します) 第2回口頭発表20%(評価基準:同上) |
成績評価の方法・基準(備考)
無断欠席、課題や口頭発表、レポートを期限内に提出しない場合はE判定とします。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:教員が適宜配布します。
参考文献:
上垣豊編著『はじめて学ぶフランスの歴史と文化』2022年、ミネルヴァ書房
杉本淑彦/竹中幸史編著『教養のフランス近現代史』2015年、ミネルヴァ書房
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし。