シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 木5 | 商学部 | 山本 慎悟 | ヤマモト シンゴ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
「貿易実務」等の商学分野に関するトピックを題材にプレゼン技法を修得
(春学期/秋学期)
「貿易実務」は多くの受講者にとって初めてのテーマとなるでしょう。各受講者は「貿易実務」等を含む商学分野に関する特定のトピックを割り当てられた上で、または自らで決定した上でプレゼンテーションを行います。プレゼンテーションを行うにあたっては各種資料を収集する等して事前の準備を行っておく必要がありますが、問題は自らが理解したり考察した内容を如何にして分かりやすく他者に伝え、説得できるかという点です。各受講者はこの点を踏まえて念入りにプレゼンテーションの準備に当たる必要があります。発表後は全員で発表方法の評価を行ったり、発表内容についての質疑応答やディスカッションを行います。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
今後の大学生活の中で、皆さんは様々な講義を受けたり文献を読むことによって徐々に専門的な知識を深めていくことになります。そのプロセスの中で、特に上級年次においては、当該専門分野に係わる自身の研究を行い、その内容(成果)を文章や言葉で表現したり、あるいは他者の研究内容(成果)に触れたりそれを評価することもあるでしょう。本演習では「貿易実務」等、商学分野に関するトピックに基づくプレゼンテーションを通してプレゼン技法の向上を目指しますが、併せて「調べる、理解する、伝える、聴く」等といった学修技法の修得に繋げることも目的とします。
到達目標
上記の科目目的を踏まえ、本科目は以下を到達目標に設定します。
・与えられたテーマや自身で設定したテーマでプレゼンテーションを行うために必要となる適切な文献や資料にアクセスできるようになること。
・アクセスした文献や資料を用いてまとまりのあるプレゼンテーション用の資料を作成できるようになること。
・作成した資料を用いて分かりやすいプレゼンテーションができるようになること。
・他者のプレゼンテーションに関心を持って耳を傾けることができるようになること。
・プレゼンテーションを通して質問等したり的確に受け答えできるようになること。
・積極的にディスカッションに参加できるようになること。
授業計画と内容
(春学期)
1.イントロダクション
2.「貿易取引の流れ(共通トピック)」の提示と説明
3.文献検索ガイダンス(中央図書館にて)
4.パワーポイントの説明
5.レジュメの作り方および個別トピック①の提示と説明
6.共通トピックに基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック②の提示と説明
7.共通・個別トピック①に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック③の提示と説明
8.共通・個別トピック②に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック④の提示と説明
9.共通・個別トピック③に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック⑤の提示と説明
10.共通・個別トピック④に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック⑥の提示と説明
11.共通・個別トピック⑤に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック⑦の提示と説明
12.共通・個別トピック⑥に基づくプレゼンテーション、質疑応答、ディスカッションおよび個別トピック⑧の提示と説明
13.共通・個別トピック⑦⑧に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
14.春学期の総括
(秋学期)
1.自由トピックの報告
2.フィールドワークの事前調査報告(グループ①②によるプレゼンテーション、質疑応答)
3.フィールドワークの事前調査報告(グループ③④によるプレゼンテーション、質疑応答)
4.自由トピック①②に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
5.自由トピック③④に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
6.自由トピック⑤⑥に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
7.自由トピック⑦⑧に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
8.自由トピック⑨⑩に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
9.自由トピック⑪⑫に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
10.自由トピック⑬⑭に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
11.自由トピック⑮⑯に基づくプレゼンテーション、質疑応答およびディスカッション
12.フィールドワークの事後調査報告(グループ①②によるプレゼンテーション、質疑応答)
13.フィールドワークの事後調査報告(グループ③④によるプレゼンテーション、質疑応答)
14.秋学期の総括
※上記授業計画は都合により変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(春学期/秋学期)
・自身が行うプレゼンテーションの準備(パワーポイント等の資料作成を含む)を念入りに行った上で授業に参加してください。また、必要に応じて他者が行うプレゼンテーションのトピックに関する下調べ(パワーポイント等の資料作成は不要)を行った上で授業に参加してください。
・フィールドワーク(見学調査)の実施に先立って、適宜グループ毎で事前調査を念入りに行っておいてください。
・フィールドワーク(見学調査)の実施後、適宜グループ毎で事後調査を念入りに行っておいてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 10 | 自身で設定したテーマに基づき、的確な文献調査によって読み手の興味をひきつける形で作成できているかを評価します。なお、そのフィードバックについては全員が全員のレポートに目を通し、互いに評価し合うことによって行います。 |
平常点 | 50 | 授業の参加状況を評価します。 |
その他 | 40 | ・話し手としての態度:20% ①与えられたテーマや自身で設定したテーマに基づく下調べがしっかりと行えているか、②それがパワーポイントやレジュメに的確にに反映されているか、③聞き手がそれを理解できるような形での発表を心掛けているかの3点を評価します。 ・聞き手としての態度:20% ①話し手の発表に関心を持って耳を傾けているか、②それに対して的確なアドバイスや質問を行えているか、③積極的にディスカッションに参加しているかの3点を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
反転授業(教室の中で行う授業学習と課題などの授業外学習を入れ替えた学習形式)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(春学期/秋学期)
〔テキスト〕
使用しません。
〔参考書〕
中央大学商学部 (編集)、 『高校生からの商学入門』2019年(中央大学出版部)ISBN: 480572711X
その他特記事項
〔課題図書〕
特にありません。
〔注意事項〕
・ゼミナール形式の授業においては、欠席は他の受講生に多大な迷惑をかけることになります。したがって、無断欠席は原則として不合格とします。また申告欠席は正当な理由がある場合に限ります。
・物流施設等を対象としたフィールドワーク(見学調査)を数回実施します。
・ソフトウェアの利用なし。
〔募集人数〕
18名