シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 木3 | 商学部 | 中村 英敏 | ナカムラ ヒデトシ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
アカウンティング入門と関連した内容があるため、理解を深めるため同時に履修することをお勧めします(必須ではありません)。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
〔テーマ〕
会計情報から読み解く企業経営
(春学期/秋学期)
ある企業について業績が良いのかどうか、倒産したりしないかを調べる際には、会計情報が重要です。また、会計情報と他の企業情報を組み合わせれば、企業活動を深く理解することができます。しかし、会計情報を読み解くためには、知識や訓練が必要です。そして、このような知識は、学科に関係なく商学部での学修を進めていくのに役立ちます。そこでこのゼミでは、1年生が今後の学習等を進める上で必要となる会計情報の作成および分析を学習します。
科目目的
(春学期/秋学期)
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
特に会計情報を理解し、財務諸表から企業状態や企業活動を読み取れるようになることを目的としています。また、大学生として必要なPC技能、レポート・レジュメの書き方やプレゼンテーション能力等を身に付けることも目的としています。
到達目標
財務諸表から企業の経営状態を読み取れるようになること、および大学生として他の科目を学修するにあたり必要となるレポート・レジュメ作成、基本的な表計算ソフトの利用、プレゼン能力を身につけることを目標としています。
授業計画と内容
(春学期)
第1回 ガイダンス
第2回 基本的なPC技能の確認
第3回 Excelを用いた計算とグラフの作成
第4回 Wordを用いた文章とレポートの作成
第5回 企業の財務分析の目的と財務諸表の入手
第6回 貸借対照表の分析
第7回 損益計算書の分析
第8回 キャッシュ・フロー計算書の分析
第9回 データベースの使い方
第10回 PowerPointを用いたプレゼン資料の作成
第11回 グループ報告(プレゼンによる企業分析1)
第12回 グループ報告(プレゼンによる企業分析2)
第13回 グループ報告の講評
第14回 前半まとめ
(秋学期)
第1回 ガイダンス
第2回 個人報告(個別企業の事例報告1)
第3回 個人報告(個別企業の事例報告2)
第4回 個人報告(個別企業の事例報告3)
第5回 個人報告(個別企業の事例報告4)
第6回 個人報告(個別企業の事例報告5)
第7回 グループワーク1(グループでの報告方針設定など)
第8回 グループワーク2(グループでの報告内容の確認など)
第9回 グループ報告(プレゼンによる応用分析1)
第10回 グループ報告(プレゼンによる応用分析2)
第11回 グループ報告(プレゼンによる応用分析3)
第12回 グループ報告(プレゼンによる応用分析4)
第13回 グループ報告の講評
第14回 後半まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
(春学期)
主にグループによるプレゼンテーションの準備や小レポートの作成が必要です。
(秋学期)
主に個人報告のレジュメ作成やグループによるプレゼンテーションの準備が必要です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 20 | レポート作成の基本的ルールが守られているか、課題に対して適切な資料を参照して説明されているか、論理構成が適切か、により評価します。 |
平常点 | 80 | ゼミへの積極的な取組・発言、グループでのプレゼンテーション、個人報告により評価します。プレゼンと個人報告は、論理構成、適切な資料を参照しているか、見栄え、話し方などにより評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
欠席が多い(半期3回以上を目安)、無断欠席や報告割当回の欠席および報告忘れ、授業中の質問・意見の発言がなく積極的に取り組む意欲が見られない場合などは不合格とすることがありますので留意してください。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
初回授業で指示します。
その他特記事項
●PCを使用した課題等があるため、自宅からインターネットに接続できるPCを用意することを強く勧めます。
●講義科目よりも各自の授業外での作業量が多くなることや、授業中の発言が求められますので留意してください。
●Word、Excel、PowerPointを除くソフトウェアの利用はありません。