シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 金5 | 商学部 | 小原 拓也 | オバラ タクヤ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-01XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
大学の講義は、自ら学ぶという主体性が求められます。本講義では主に、学生主体でミクロ経済学と経済数学に関する指定のテキストを輪読することで、専門知識に加えて大学で学ぶために必要なスキルの修得を目指します。
授業運営としては、まず担当者の学生に報告をしてもらいます。各章ごとに担当者を決め、担当者は割り当てられた章のプレゼン資料を作成し授業時に報告を行います(※目安として40分程度の報告資料を作成)。報告後は、受講者全員でディスカッションを行います。議論を盛り上げるためにも担当者以外も、教科書を事前に読み込んでから講義に臨み、質問や議論したい点を考えてくる必要があります。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
ベーシック演習は、カリキュラム上の商学部スタンダード科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、大学生活で必要なスキルを身につけ、それらを実際に活用することで、専門知識を自ら習得していける人材になることを目的としています。
具体的な人材像としては、(i)基礎的なパソコンスキルを習得している、(ii)本や記事などから正しく情報を収集し、それをプレゼンテーションやレポートを通じて相手にわかりやすく伝える力が身についている、(iii)ディスカッションを通じて専門知識の理解を深められる、などが挙げられます。
到達目標
・基礎的なパソコンスキルを習得する。
・ミクロ経済学と経済数学の基礎知識を習得する。
・読書、プレゼンテーション、レポートを通じて、論理的な思考力と表現力を身につける。
・討論を通じて学びを深め、ディスカッションの重要性を認識する。
授業計画と内容
以下の授業計画は予定であり、変更の可能性があります。
(春学期)
第1回:ガイダンス:自己紹介、春学期の授業の進め方
第2回:メールの書き方、WordとExcel
第3回:PowerPoint、プレゼンに関する注意点、報告順番の決定
第4回:ミクロ経済学とは何か
第5回:需要と供給
第6回:完全競争市場と効率性
第7回:市場の失敗:外部性と公共財
第8回:家計の消費行動
第9回:企業行動のしくみ
第10回:不完全競争
第11回:生産要素の価格と所得分配
第12回:国際貿易のしくみ
第13回:ゲームのしくみ
第14回:不完全情報
(秋学期)
第1回:ガイダンス:秋学期の授業の進め方、報告順番の決定
第2回:数と計算
第3回:因数分解と方程式
第4回:関数とは何か
第5回:関数の最大化
第6回:分数関数と無理関数
第7回:関数の生成と逆関数
第8回:数列とその極限
第9回:指数・対数関数
第10回:微分とは何か
第11回:微分の応用
第12回:2階導関数と2階の条件
第13回:2変数関数と偏微分
第14回:2変数関数の微分
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
担当者はプレゼン資料(パワーポイントで作成したスライド等)を私の連絡先(初回の講義で伝える)に授業の前日昼12時までに提出すること。
報告担当者以外は該当する章を事前に読んで質問や議論したい内容をまとめておくこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 質問や議論したい内容をまとめた小レポート(4%×10回分) |
平常点 | 60 | 基礎的なパソコンスキルの習得(10%)、ミクロ経済学と経済数学の理解(10%)、プレゼンテーション(20%)、ゼミへの積極的な姿勢や発言(20%) |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/その他
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特定のフィードバックは行っていないが、授業時間内に理解が進むよう工夫している。
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
(春学期)嶋村絋輝/横山将義著, 『ミクロ経済学(図解雑学)』, ナツメ社, 2003年
ISBN-10: 4816334416
ISBN-13: 978-4816334412
(秋学期)丹野忠晋著, 『経済数学入門 初歩から一歩ずつ』, 日本評論社, 2017年
ISBN-10: 4535558469
ISBN-13: 978-4535558465
その他特記事項
報告担当者が作成したプレゼン資料はmanabaに掲載するので、事前に印刷ないしはタブレットやPCを持参して講義に出席すること。ソフトウェアの利用なし。
〔募集人数〕
20名