シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 木4 | 商学部 | 日高 克平 | ヒダカ カッペイ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-02XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
未来志向の企業・経営戦略・ビジネスモデルについて学習します。 岐路に立つ日本経済と企業経営の現状と問題点について自身で考え方を学ぶことを目的としています。 基本文献や資料などを収集、整理、分析することにより理解します。 その上で、グループを編成し、これからの日本社会が必要とするビジネスを設定し、ビジネスモデルの設計図を作成することを目標とします。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の「商学部スタンダード科目」として位置づけされています。この科目は、人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて、討論・発表等を通じて大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
経済活動のグローバル化が進み、国際競争は日増しに激しくなっています。その中で、日本企業はこれまでのように国際競争を優位に進めることが困難になりつつあります。 最大の問題は、わが国の産業・企業がこれからの社会をどのように描こうとしているのか、産業・企業として社会にどのように貢献しようとしているのか、等についての真摯な検討が必要となります。
当演習では、ダイナミックに変化していく世界経済・国際社会の中で、日本企業が目指すべきビジネスのあり方について理論的、実践的に分析します。
到達目標
研究課題に関する基本文献・資料の収集および分析能力を養います。 さらに、グループワーク力、ディスカッション力、プレゼンテーション力等についても養います。
授業計画と内容
第1回
現代における国際社会の実相
第2回
国際社会の歴史的変遷
第3回
国際社会に関する諸学説
第4回
市場とは何か
第5回
2つの市場論①—国内市場と国際市場の関係
第6回
2つの市場論②—先進国市場と途上国市場の関係
第7回
現代企業における市場の拡張—国内市場から海外市場へ
第8回
企業の組織理論
第9回
国内型組織から海外市場向け組織設計論への進化
第10回
異文化型組織設計論
第11回
世界市場に向かう多国籍企業
第12回
アジア新興市場における日本多国籍企業の経営
第13回
現代企業におけるグローバル人事交流の代表的事例
第14回
現代の国際社会における多様な環境変化の諸相と企業の対応過程に関する実証的研究
第15回
ベーシック演習後期授業の研究課題について
第16回
海外直接投資の基礎(なぜ海外に工場をつくるのか?)
第17回
プロダクト・サイクル仮説の基礎(製品開発段階に応じた多国籍化)
第18回
グローバル経営の基礎(活動ごとのグローバル分散・集中)
第19回
海外派遣者の基礎(本国からの派遣は減らすべきか)
第20回
A班(男子チーム)によるプレゼン(例示・現代多国籍企業における市場の拡張論理)
第21回
B班(男子チーム)によるプレゼン(例示・企業および多国籍企業の組織理論)
第22回
C班(女子チーム)によるプレゼン(例示・国内型組織から海外市場向け組織設計論への進化)
第23回
D班(女子チーム)によるプレゼン(例示・異文化型組織設計の典型的)
第24回
A班(男子チーム)によるプレゼン(例示・世界市場に向かう多国籍企業)
第25回
B班(男子チーム)によるプレゼン(例示・アジア新興市場における日本多国籍企業の経営)
第26回
C班(女子チーム)によるプレゼン(例示・現代企業におけるグローバル人事交流)
第27回
D班(女子チーム)によるプレゼン(例示・現代の国際社会における多様な環境変化の諸相)
第28回
持続可能な企業経営に関する理論的・実証的研究
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
研究課題に関連した企業・団体などの基本データを集め、体系的に整理・分析しながら毎回の講義・授業に臨むこと。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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平常点 | 60 | 研究課題に関連した企業・団体などの基本データを集め、体系的に整理・分析しながら毎回の講義・授業に臨むこと。 |
その他 | 40 | 課題に対するプレゼンテーション。 |
成績評価の方法・基準(備考)
成績は、平常点(受講態度や発言内容など)60%、その他(課題に対するプレゼンテーション)40%で評価します。積極的な受講態度を望みます。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特定のフィードバックは行わないが、希望により実施します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
中間大維著『その商品は人を幸せにするか:ソーシャルプロダクツのすべて』ファーストプレス』2016年。
赤池学・水上武彦著『CSV経営:社会的課題の解決と事業を両立する』NTT出版、2013年。
(参考文献)
スチュアート・L・ハート著『未来をつくる資本主義:世界の難問をビジネスは解決できるか』英治出版、2008年。
その他特記事項
〔募集人数〕
15名程度
〔注意事項〕
無断欠席禁止。積極的に討論に参加し、発言する、意欲のある学生に受講してほしい。
〔募集方法〕
〇書類選考
〇面接試験
〔国外実態調査〕
実施しない
「ソフトウエアの利用無し」