シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ベーシック演習Ⅱ | 2024 | 秋学期 | 金5 | 商学部 | 高次 裕 | タカツギ ユタカ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AD1-02XS
履修条件・関連科目等
1年次配当の事前登録科目です。詳細はベーシック演習要項で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】《ドイツ語圏の歴史と文化》
ドイツ語圏の歴史と文化について多角的に学び,考えます。その学びを通じて知的好奇心を養い主体的な学修能力を身につけます。
ドイツ語圏の歴史は複雑で,文化は多様です。ドイツ語圏と言えば一般的にドイツ,オーストリア,スイスのドイツ語地域,リヒテンシュタインを指します(この授業では主にドイツ・オーストリアを対象とします)。例えばモーツァルトはドイツ語を話しました。現在のオーストリア,ザルツブルクに生まれウィーンで活躍しました。ではオーストリア人なのかと言うと当の本人は「私たちドイツ人は」と書いたりしていて事情は単純ではありません(ちなみにヒトラーもドイツ出身ではなく実はオーストリア出身です)。複雑なドイツ語圏の歴史をある程度把握したうえで,そこから生み出された多様な「ドイツ文化」について知り,理解を深めます。
異なる文化について知ることは「異文化理解」のステップです。それは本学部のディプロマ・ポリシーにもある多様性の理解・尊重に繋がり、さらに、柔軟な適応力・総合的な判断力の素地ともなるでしょう。
教科書の章・テーマから1人につき2つ選んで発表とレポート提出をしてもらいます。テーマはモーツァルトやベートーヴェン,ウィーン・フィルなど音楽,文学,哲学・思想,食文化や都市,宗教,自動車,ごみ処理・環境問題,教育,育児,休暇などの現代の社会制度まで多岐にわたります。
科目目的
この科目は「商学部スタンダード科目」のひとつです。人文・自然・社会科学の幅広い分野にわたって設定された多様なテーマについて調査・発表・討論を行い,大学生にふさわしい学修技法と研究のための基礎的能力を養うことを目的としています。
到達目標
(大学での学修に必要なスキルに関して)
・正確に文献を読むことができる
・積極的に質問や意見を述べることができる
・あるテーマについて問題設定をすることができる
・図書館等を利用して情報収集し調査することができる
・調査内容をわかりやすく発表することができる
・論理的な文章でレポートにまとめることができる
(テーマについて)
・ドイツ語圏の歴史の流れを大まかに把握し人に説明することができる
・ドイツ語圏の文化について知り,理解したことを人に説明することができる
・自国や他地域の歴史と文化と比較し相違点・共通点を発見,認識し論ずることができる
授業計画と内容
春学期
第1回:導入(自己紹介,授業の進め方について)
第2回:ドイツ語圏について
第3回:読解1 教科書のプロローグ
第4回:読解2 教科書のプロローグ/発表順・テーマ決め
第5回:調査・資料収集方法,発表の仕方について
第6回:ドイツ・オーストリアの歴史について1
第7回:ドイツ・オーストリアの歴史について2
第8回:個人発表1
第9回:個人発表2
第10回:個人発表3
第11回:個人発表4
第12回:個人発表5
第13回:個人発表6
第14回:個人発表7
秋学期
第1回:発表順・テーマ決め/アカデミック・スキルズとは
第2回:情報に対するアカデミックな態度
第3回:批判的・論理的思考とは
第4回:学問的問いとは何か
第5回:論文・レポートを書くとは
第6回:個人発表1
第7回:個人発表2
第8回:個人発表3
第9回:個人発表4
第10回:個人発表5
第11回:個人発表6
第12回:個人発表7
第13回:レポート提出に向けた準備
第14回:レポート作成仕上げ点検
(状況を見て順番・内容を変更することがあります)
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 25 | 内容は正確か?構成・文章は論理的か?論旨は明快か?引用等は適切か?主張に妥当性はあるか? |
平常点 | 50 | ・課題の提出率と内容 →授業内容を理解しているか?自分の考えを適切に述べているか? ・発表時の聴き手としての積極的な参加 →有意義な質問・助言・意見等を述べているか? |
その他 | 25 | ・個人発表 内容は正確か?構成・文章は論理的か?自分の関心・考えをわかりやすく,はっきり聴き取りやすい声量で伝えられているか?レジュメ・パワーポイント等はうまく作成できているか? |
成績評価の方法・基準(備考)
以下に該当する受講者には単位を認めない
・学期につき正当な理由無しに2回欠席した場合
・未発表の場合
・課題未提出の場合
・レポート未提出の場合
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
教科書
髙橋憲『ドイツの街角から 素顔のドイツ―その文化・歴史・社会』郁文堂,2024年
参考書
佐藤望編著『アカデミック・スキルズ:大学生のための知的技法入門[第3版]』慶応義塾大学出版会,2020年
その他特記事項
〔募集人数〕
18名
(ソフトウェア利用)
特になし