シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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経営学 | 2024 | 春学期複数 | 火1,金3 | 商学部 | 西村 陽一郎 | ニシムラ ヨウイチロウ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-MN2-11XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
クラス指定科目となりますので詳細を授業時間割で確認してください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
本講義を通じて、受講生が①企業経営の現実を理解し、企業行動や経営戦略を理解できる、②世界の企業とどのように国際競争を行っているのかを理解できる、③企業の組織構造や企業における人々の行動や関係を理解できるように様々な各論の基礎知識や理論を学習する。
科目目的
本科目は商学部カリキュラム上の必修科目に位置付けられています。同時に、本科目は、1年次のマネジメント入門にて習得した経営に関する基礎知識を活用するという位置付けにあります。企業経営の基礎知識や理論を振り返るとともに、それらを用いて実際の企業経営現象を理解できるようになること、そして、選択必修科目や専門科目に対する基礎的な知識を習得することを目的としています。
到達目標
1年次に習得した経営に関する基本的な枠組みおよび各分野の基礎知識や理論を、実際の企業経営に関する現象や問題に援用できるようになること、すなわち、受講生が現実社会に起きる経営事象を理解し、思考を深化するための経営学に関する基礎的知識を習得することを本講義の目的および到達目標とする。
授業計画と内容
01.ガイダンス:シラバスの確認(講義の狙い、授業方法、授業スケジュール、成績評価の方法・基準、準備学習)、経営学とは
02. 経営戦略① 業界構造と収益性
03. 経営戦略② 業界分析
04. 経営戦略③ 5つの競争要因
05. 経営戦略④ コーヒ業界
06. 経営戦略⑤ 多角化戦略の類型(講義後3日以内にmanabaで小テスト)
07. 経営戦略⑥ 多角化・専業化と収益性
08. 経営戦略⑦ PPMの論理
09. 経営戦略⑧ PPMの実践
10. 経営戦略⑨ 3つの競争戦略と収益性・最近の知見、競争的地位、戦略のバランス
11. 経営分析① 利益計算(講義後3日以内にmanabaで小テスト)
12. 経営分析② 財務諸表、収益性、安全性
13.経営組織① 一般的な組織形態(ライン組織、ファンクショナル組織、ライン&スタッフ組織)
14.経営組織② 職能製組織・事業部制組織
15.経営組織③ カンパニー組織・マトリックス組織
16.経営組織④ 純粋持株会社・事業持株会社、心理学・社会学から見た組織(講義後3日以内にmanabaで小テスト)
17.知財マネジメント① 知的財産の特徴
18.知財マネジメント② 模倣の実態
19.知財マネジメント③ 保護の方法(概論)
20.知財マネジメント④ 特許権による保護・秘匿化による保護
21.知財マネジメント⑤ 特許保護戦略の弊害、特許濫用・職務発明(講義後3日以内にmanabaで小テスト)
22.知財マネジメント⑥ 著作権による保護
23.知財マネジメント⑦ 実用新案権・商標権・意匠権による保護
24.経営者論① 経営者の属性
25.経営者論② 経営者とTMT
26.経営者論③ 退任後の経営者(講義後3日以内にmanabaで小テスト)
27.最終テスト 最終テストによる到達度確認・最終テストの解説
28.総復習 最終テストを使った総復習
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 75 | 経営学についての基礎知識を理解した上で、講義内容を中級者の観点から説明できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 25 | 第6回、第11回、第16回、第21回、第26回の講義のあとに毎回、小テスト(講義終了後3日以内の期限)が課せられます。経営学についての基礎知識を理解した上で、講義内容を中級者の観点から説明できるかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキストは使用しない。原則、manabaで資料配付する。それを印刷すること。
自学用参考文献
①榊原清則(著)『経営学入門 [上][下](第2版)』日本経済新聞社、2013年。
②一橋大学商学部経営学部門(編集)『経営学概論』税務経理協会、1999年。
③一般社団法人日本経営協会(監修)、特定非営利活動法人 経営能力開発センター(編集)『経営学検定試験 公式テキスト 経営学の基本』中央経済社、2018年。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし。