シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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イノベーション論 | 2024 | 春学期 | 木2 | 商学部 | 羽田 尚子 | ハネダ ショウコ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-MN3-35XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
イノベーションという現象、特性,関与する主体、社会や企業への影響といった基礎的なトピックについて学んだ後、TLO法、知的財産権などのイノベーション促進のための制度、企業のイノベーション戦略、イノベーションを促すプロジェクト管理、組織・人材管理について学びます。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の選択科目(3~4年生対象)として位置付けられていることから、1~2年時に習得した経営学・ファイナンス・経済学の知識を基に、成長を生み出す装置としてのイノベーションの役割を理解し、企業成長・国の経済成長を構想するための視点を養うことを目的としています。
到達目標
この科目では、以下を到達目標とします:
・イノベーションの創出に関与する主体、創出のための制度、イノベーションを促すための企業の取り組みについて、その背景・原因を含めて他者に説明できるようになること。
授業計画と内容
1.イントロダクション:イノベーションとはどのような現象か
2.イノベーションの発生1:データから見る日本の研究開発活動、担い手、発生プロセス
3.イノベーションの発生2:イノベーションする消費者
4.イノベーションの発生3:政府、公的研究機関の役割
5.イノベーションの発生4:産学官連携、大学発スタートアップ
6.イノベーションの測定:代表的な指標、知識生産関数
7.イノベーションの普及1:社会的要因
8.イノベーションの普及2:技術的要因、需要要因
9.技術情報の特性、スピルオーバー、集積
10.イノベーションと企業戦略1:オープンイノベーション1
11.イノベーションと企業戦略2:オープンイノベーション2
12.イノベーティブな組織1:組織マネジメントと企業文化
13.イノベーティブな組織2:多様性、組織デザイン
14.まとめ・総括
注1. 進捗により、講義の内容の変更・順番の入れ替えがある。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・講義メモ、文献や映像などの補足資料を事前に読んだ上で受講してください(manabaにアップロードします)。
・講義時間内にmanabaの確認テストを実施します(不定期)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 100 | ペーパーテストの素点(100点満点)。配点明記。60点を合格点とする。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
manabaの小テストで講義トピックの理解を把握します。理解が浅いようであれば講義時間内に補足の説明等を追加します。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
産学連携コーディネーター and/or 企業の企画部の方を招聘予定。ただし、COVID-19の感染状況等により、招聘できなことがある。
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
産学官連携を通じた異なる知識の活用状況について、実務家の立場からお話いただく。
テキスト・参考文献等
〔参考書〕
・一橋大学イノベーション研究センター『イノベーション・マネジメント入門』日本経済新聞社
・土井孝之・宮田由紀夫『イノベーション論入門』中央経済社
その他特記事項
ソフトウエア使用なし。