シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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憲法 | 2025 | 前期 | 月3 | 理工学部 | 佐藤 修一郎 | サトウ シュウイチロウ | 1年次配当 | 2 |
科目ナンバー
SE-PU1-HB13
履修条件・関連科目等
憲法・法律に興味をもつ学生。教職の資格を取得したい者は必修。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
日本国憲法については,義務教育においても学習しているはずなので,法律系の科目の中でも多少は身近に感じられるものと思う。
ところで,日本国憲法は,その沿革をたどれば,欧米の「近代立憲主義」という考え方に至る。それでは,「近代立憲主義」とは,どのような考え方であろうか。突き詰めていえば,それは,「権力を抑制して,基本的人権を保障すること」といえよう。
「憲法」の講義においては,まずは「近代立憲主義」という考え方が登場した背景を確認する。その後,「近代立憲主義」の系譜にある日本国憲法が,どのような「人権保障」を予定しているのか,明らかにするとともに,日本において「人権保障」はいかに実現されているのか,あるいはいないのかにつき,学説や判例,また,必要に応じて諸外国の憲法にも言及しながら検討していくこととしたい。
なお,日本国憲法は,大きく分けて「人権保障」についての定めと,「統治機構」についての定めを置くものである。そして,両者は密接不可分の関係にあるといえるが,「憲法」の講義においては,主に「人権保障」について検討を加えることとしたい。
科目目的
日本国憲法については,すでに中学校や高等学校において学習したことがあるはずである。もっとも,本講義は,重ねて条文を読み,これを暗記することを目的とするものではない。
本講義においては,日本国憲法の条文の意味を十分に検討し,憲法が究極の価値とする人権保障について,最高裁判例も参考にしながら,日本における人権保障の実態を明らかにすることを目的とする。
到達目標
学生が,憲法は国の基本法であることを確認した上で,人権保障の重要性を憲法の視点から理解できるようになることを目標とする。その際,観念的な理解にとどまることなく,日本における人権保障の実態につき,十分に認識できるようになること。
授業計画と内容
第1回 憲法を学ぶ意義,憲法総論 憲法とは何か
第2回 人権総論
第3回 基本的人権保障の支柱
第4回 法の下の平等
第5回 精神的自由権(1)思想・良心の自由,学問の自由
第6回 精神的自由権(2)信教の自由
第7回 精神的自由権(3)表現の自由①
第8回 精神的自由権(4)表現の自由②
第9回 経済的自由権(1)職業選択の自由
第10回 経済的自由権(2)財産権の保障
第11回 社会権(1)生存権
第12回 社会権(2)教育権,労働基本権
第13回 平和主義
第14回 まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
テキストを用いて予習をするとともに、講義で扱った問題を復習して、疑問点を残さないようにすること。
概ね、2時間の予習と2時間の復習が必要である。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 60 | 最終レポートとして,日本国憲法の基礎知識を理解したうえで,人権保障に関わる問題について論証できるかどうかを評価する。 |
平常点 | 40 | 授業内で複数回課す課題により,授業で学修した重要な論点について理解しているかどうかを評価する。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:加藤一彦『憲法〔第4版〕』(法律文化社,2023年)
参考資料:適宜指示,配布する