中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:FLP演習B(地域・公共マネジメント)

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
FLP演習B(地域・公共マネジメント) 2026 通年 金5 学部間共通科目 工藤 潤、佐藤 信行 クドウ ジュン、サトウ ノブユキ 3年次配当 4

科目ナンバー

UW-IF3-F02S

履修条件・関連科目等

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 この演習のテーマは、「『大学は社会のために何ができるか』を考える」です。
 皆さんは、中央大学という高等研究教育の一員として、日々学び、研究し、あるいは様々な活動に取り組んでおられますが、この「大学」という仕組みがどのようなものであり、一体何をしており、どのような潜在力と可能性があるかを、どの程度知っているでしょうか。大学の役割は、一言でいえば「研究教育を通じて社会に貢献すること」ですが、現在日本には約800の大学があり、その研究、教育そして社会貢献の形は様々です。しかし、人口減少、気候変動、グローバル化、AIの発展等の大きな環境の変化に対応して、より社会貢献の度合いを強めるという方向性は共通しており、社会の側でも大学に対する期待やニーズが大きくなっています。
 そこでこの演習では、世界にはどうして「大学」という共通の社会制度があるのかを理解することから出発し、大学がどのように社会改革、とりわけ地域社会の維持発展に貢献できるのかを考えます。具体的な学修・活動内容としては、次の事柄を予定しています。
 (1) 大学という高等研究教育機関の歴史と世界的な広まりの理解
 (2) 日本における大学を巡る法と制度の理解
 (3) 大学の社会連携・社会貢献を巡る法と制度の理解
 (4) 大学の社会連携・社会貢献についての調査と分析
 (5) 社会のために大学は何ができるか・何をすべきか(提言)
 参加学生の皆さんは、大学の構成員(教育・研究・社会貢献の担い手)、大学そのものを研究対象とする者、大学をパートナーとして利活用する未来の公務員・企業人等、という3つの立場を兼ね備えることになりますが、それは、まさに大学生である期間に限られた特権であり、是非これを最大限活用していただきたいと思います。
 なお、この授業は、法務研究科教授の佐藤信行と法学部教授の工藤潤が共同して担当し、原則として、毎回両名が参加します。

科目目的

 高等研究教育機関である「大学」が社会のために何をなすことができるかを考える起点として、高等教育制度の概要を知ると共に、社会調査の基本的技法を身につけることを目的とします。

到達目標

 本演習では、2年次「FLP演習A」で修得した大学制度及び社会調査の基礎的知識・技法を踏まえ、「大学」の社会的役割について、具体的な地域における実態に即して多角的に分析・説明できるようになること、地域社会における大学の役割と人材育成の在り方について実地調査を通じて分析・考察できるようになること、調査結果に基づき、「社会のために大学は何ができるか」について具体的な政策や取り組みを提言できるようになることが到達目標です。

授業計画と内容

 前半のテーマ:実態調査のための準備
(1)イントロダクション
(2)地域社会と大学の関係
(3)訪問地自治体の現状把握(1) 人口動態、産業構造、地域課題の予備的調査
(4)訪問地自治体の現状把握(2) 訪問地自治体の地域活性化策の調査
(5)訪問地設置大学の調査研究(1) 設置の経緯、設置目的、組織構成の理解
(6)訪問地設置大学の調査研究(2) 学位プログラムと地域連携活動の実態分析
(7)ゼミ交流会に向けた準備(テーマ設定、論点整理)
(8)個人調査のテーマ設定と内容の調整(1)
(9)個人調査のテーマ設定と内容の調整(2)
(10)ゼミ交流会
(11)実態調査 調査項目の検討(1)
(12)実態調査 調査票作成
(13)ゼミ交流会の報告書作成
(14)実態調査の最終確認: 行程確認と役割分担など

 後半のテーマ:実態調査の分析・議論・提言
(15)イントロダクション 調査結果の共有と振り返り
(16)実態調査データ整理(1) 収集資料の整理など
(17)実態調査データ整理(2) インタビューデータの整理と共有
(18)調査結果分析(1) 自治体が求める大学像と大学の諸活動の比較分析など
(19)調査結果分析(2) 地方活性化に向けた自治体の取組の課題分析など
(20)政策提言に向けた検討(1)地域活性化に向けた大学・行政の連携モデルの検討など
(21)政策提言に向けた検討(2)大学の質向上に向けた学生目線からの提言
(22)調査結果報告会に向けた準備(1)
(23)調査結果報告会に向けた準備(2)
(24)調査結果報告会に向けた準備(3)
(25)報告書作成(1)報告書の構成
(26)報告書作成(2)報告書の内容
(27)報告書作成(3)提言内容のブラッシュアップ
(28)本ゼミのまとめ
 なお、随時、それぞれのトピックに即したゲストをお招きして、お話をいただくほか、学生によるインタビューをも行います。

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/その他

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

実態調査を実施予定です。具体的には、FLP地域・公共マネジメント全体で実施するフィールドワークに参加する予定です。詳細は、履修者と相談の上決定します。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
レポート 50 演習授業であることから、履修者による発表が必須であるが、その内容をレポートしてまとめたものを評価します。この際、調査の質、学問手法に従った記述方法、資料としての完成度等を総合的に評価します。
平常点 50 演習授業であることから、履修者によるディスカッションやインタビュー等の調査が重要となります。これらへの参加貢献度を総合的に評価します。

成績評価の方法・基準(備考)

課題や試験のフィードバック方法

授業時間内で講評・解説の時間を設ける

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

アクティブ・ラーニングの実施内容

PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業におけるICTの活用方法

その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

 履修者の主たるキャンパスが複数であること、授業中にゲストに対するインタビューを実施すること等に鑑み、必要に応じて、遠隔授業のためのシステムを利用する。

実務経験のある教員による授業

はい

【実務経験有の場合】実務経験の内容

 この科目は、法務研究科教授の佐藤信行と法学部教授の工藤潤教が共同して実施します。佐藤は、1995年から現在まで、大学教員として研究教育を行ってきたほか、複数の大学で大学マネジメントを担ってきています。工藤は、2024年3月末まで大学基準協会事務局長兼常務理事の職にあって、日本における大学認証評価をその最前線で担ってきました。

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

 大学と大学認証評価機関での実務という異なる実務経験を有する者が共同して授業を担当することにより、多角的な視点からの分析に基づく研究教育を実践します。

テキスト・参考文献等

 テキストは使用せず、教員作成の資料を配付して利用します。

その他特記事項

参考URL

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