シラバス
| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FLP演習C(地域・公共マネジメント) | 2026 | 通年 | 金2 | 学部間共通科目 | 鳴子 博子 | ナルコ ヒロコ | 4年次配当 | 4 |
科目ナンバー
UW-IF4-F03S
履修条件・関連科目等
政治学、法律学、経済学、社会学、どの分野ともかかわる複合領域の学びとなるため、特定分野の科目の履修を促すことはいたしません。どの分野でもよいので、自身の強みをつくってください。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
【テーマ】本物のジェンダー平等を実現するために何が必要か
―政治・法律・経済の視点からの探究―
日本は2025年世界経済フォーラム発表のジェンダーギャップ指数118位という不名誉な状態にありますが、アイスランドは16年連続でジェンダーギャップ指数1位に輝いています。アイスランドは北欧の国だからもともとジェンダー平等の国だったのではと思われるかもしれませんが、そんな想像とは異なり、50年ほど前までは日本と五十歩百歩の男尊女卑の国だったのです。それがなぜ二つの国でこんなにも大きな差ができてしまったのでしょうか。今の日本では、仕事と育児の両立には大きな困難が伴いますが、それどころか安定した職も得られず結婚に踏み出せない人たちも少なくありません。FLP鳴子ゼミでは、二つの国の間になぜこれほどの差ができてしまったのか、その謎に迫るために、「女性の休日」と呼ばれている社会革命を学び、私たちの社会を変えてゆくためには何が必要なのかを考えてゆきます。
輪読での学びを踏まえて、本年度の具体的な研究テーマ、フィールドを選んで、実態調査を準備、実行します。 最終学年として共同研究の総まとめとなる修了論文(報告書)を完成させます。
科目目的
本物のジェンダー平等を実現するためには何が必要か、政治・法律・経済の視点から探究してゆきます。個人と社会(職場・地域)・家族の関係を時代の変容とともに問い直し、現代の日本社会に生きる一人一人の働き方、生き方を不自由にしている障害物の正体を突き止め、困難を少しでも除去するための具体的な対策・政策を模索することを科目目的とします。
到達目標
テーマに関する文献の輪読を通して知識、理解を獲得すること、本年度の具体的な研究テーマ、フィールドを選んで、資料収集、調査、分析をさらに深く行うこと、最終学年として共同研究の総まとめとして修了論文(報告書)を完成させることを目標とします。
授業計画と内容
【春学期】
第1回 今年度の演習内容の概要の確認と演習のスケジュールについて
第2回 1975年アイスランド「女性の休日」から考える社会革命(授業・質疑応答)
第3回 輪読「アイスランドにおける女性ストライキの形成要因」(『ジェンダーと政治,歴史,思想の交差点』)
第4回 これからの調査計画の策定
第5回 これからの調査の重点項目の検討
第6回 輪読 先行研究論文(理論)
第7回 輪読 先行研究論文(政策)
第8回 調査先(対象)の検討
第9回 調査先(対象)決定
第10回 質問事項の検討
第11回 質問事項決定
第12回 データ収集
第13回 データ分析
第14回 仮説の設定
【秋学期】
第15回 これまでの調査活動の振り返り
第16回 これからの活動に関する議論
第17回 追加データ収集
第18回 追加データ分析
第19回 輪読「ノルウェーのクオータとフランスのパリテ」(『ルソーと現代政治』)
第20回 輪読「権力関係の起源としての世代」(『ジェンダー・暴力・権力』)
第21回 ゲストスピーカーを招いての学び
第22回 追加調査補足
第23回 修了論文(報告書)の草案準備
第24回 修了論文(報告書)の草案執筆
第25回 修了論文(報告書)の草案確認
第26回 修了論文(報告書)の草案の練り直し
第27回 修了論文(報告書)の完成
第28回 総括
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
| 種別 | 割合(%) | 評価基準 |
|---|---|---|
| レポート | 50 | 修了論文(報告書)の作成への参加・貢献度を評価します。 |
| 平常点 | 50 | ゼミ(フィールドワークを含む)への参加・貢献度を評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
PBL(課題解決型学習)/ディスカッション、ディベート/グループワーク/プレゼンテーション/実習、フィールドワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
【テキスト】
鳴子博子編著『ジェンダーと政治,歴史,思想の交差点』中央大学社会科学研究所研究叢書45、中央大学出版部、2025年、ISBN978-4-8057-1347-1
鳴子博子編著『ジェンダー・暴力・権力―水平関係から水平・垂直関係へ』晃洋書房、2020年、ISBN978-4-7710-3288-0
鳴子博子『ルソーと現代政治』ヒルトップ出版、2012年、ISBN978-4-904698-02-0
*テキストについてはゼミの初回時に説明します。
その他特記事項
欠席などの連絡は直接、担当教員まで行ってください。
就活等で忙しい 履修者の要望を考慮するため、年間スケジュールに変更が生じる可能性もあります。
本学の社会科学研究所の公開研究会への出席を促します。
参考URL
https://researchers.chuo-u.ac.jp/Profiles/4/0000329/profile.html