シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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コスト・マネジメント | 2024 | 秋学期 | 火3 | 商学部 | 妹尾 剛好 | セノオ タケヨシ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-AU4-21XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
企業経営において、コスト・マネジメントは不可欠な活動です。近年、さまざまな新しいコスト・マネジメント手法が提唱され、実際に効果をもたらしています。
この授業の前半では、基礎知識を習得したうえで、企業の生産システムの管理と関連するコスト・マネジメントを学習します。後半では、企業の経営戦略と関連する戦略的コスト・マネジメントを学習します。授業で得た知識を実際のビジネスで活用できるようになるため、現実の企業事例とも対応させた授業を行います。
科目目的
この科目は、カリキュラム上の会計系科目として位置付けられていることから、この科目での学習を通じて、学生が企業経営に役立つコスト・マネジメントの知識の習得することを目的としています。
到達目標
科目目的に基づき、履修生ががこれらの知識を実際のビジネスで活用できるようになることを到達目標とします。
授業計画と内容
第1回 オリエンテーション
第2回 コスト・マネジメントの概念
第3回 原価計算の基礎(1):原価の分類と総合原価計算
第4回 原価計算の基礎(2):個別原価計算
第5回 原価計算の基礎(3):活動基準原価計算(ABC)
第6回 原価計算の基礎(4):コスト・ビヘイビア
第7回 生産システムの管理とコスト・マネジメント(1):制約条件の理論(TOC)とスループット会計
第8回 生産システムの管理とコスト・マネジメント(2):トヨタ生産方式
第9回 生産システムの管理とコスト・マネジメント(3):リーン会計
第10回 戦略的コスト・マネジメント(1):活動基準原価管理(ABM)
第11回 戦略的コスト・マネジメント(2):原価企画
第12回 戦略的コスト・マネジメント(3):品質原価計算
第13回 戦略的コスト・マネジメント(4):ライフサイクル・コスティング
第14回 まとめ:第1回から第13回までの理解度チェック
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
授業内容を復習する際、関連文献を読んだうえで、企業の組織改編や評価制度の変更などニュースで知った実際の問題、サークルやバイトなどのみなさんが所属する組織の運営について、学習した知識をどのように活かすことができるか、常に考えるよう心がけてください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | コスト・マネジメントについての基礎知識を理解したうえで、具体的に計算ができ、それを現実の企業事例と対応させて説明できるかどうかを評価します。 |
平常点 | 30 | コスト・マネジメントについての基礎知識を理解したうえで、それを現実の企業事例と対応させて説明できるかどうかを評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
タブレット端末
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
テキスト:
梶原武久『戦略的コストマネジメント』中央経済社、2022年
小沢浩『詳解 コストマネジメント』同文舘出版、2011年
毎回、レジュメ(プレゼン資料と補助資料)を配布します。
参考文献:
吉田栄介・伊藤治文『実践Q&A コストダウンのはなし』中央経済社、2021年
吉田栄介・花王株式会社会計財務部門編『花王の経理パーソンになる』中央経済社、2020年
新井康平『進化する生産管理会計』中央経済社、2020年
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし