中央大学

シラバスデータベース|2026年度版

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ホーム > 講義詳細:資源・エネルギー論

シラバス

授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科など 担当教員 教員カナ氏名 配当年次 単位数
資源・エネルギー論 2026 秋学期 火4 法学部 高橋 智子 タカハシ トモコ 3・4年次配当 2

科目ナンバー

JU-OV3-002L

履修条件・関連科目等

これから持続可能な社会を築いていくために、人類はどのような資源、エネルギーを選択することができるのか。そんな課題に興味のある学生の履修を期待します。科学技術の知識は常識程度を前提にします。またエネルギー基本計画など基礎的な行政文書について、資源・エネルギー庁や内閣府のホームページを確認してください。

授業で使用する言語

日本語

授業で使用する言語(その他の言語)

授業の概要

 人類は、物質とエネルギーを消費しながらこの地球で生き延びてきた。どのような物質で、どのようにエネルギーを生産し、どう消費するのか。先進工業国のこれまでの選択は、地球環境を変えてしまうほどの影響力をもち、将来の社会を左右するほどの規模に達している。ここでは、現在の日本の資源政策・エネルギー政策についてその概要を整理し、そうした政策がなぜ取られているのかを、国際的な視点で検討することから始める。その上で、資源やエネルギー問題について、これまでどのようなことが論じられてきたのか、あるいは論じられてこなかったのか、その歴史を振り返り、現在の資源・エネルギーの課題がどこにあるのかを、特に資源探査や開発、エネルギーの生産技術・消費技術に注目しながら検討する。

科目目的

資源・エネルギーの開発の歴史を振り返ることで、今日の資源・エネルギー問題を理解し、将来のあり方について考えるための基本的視座を獲得する。持続可能な社会が目指される21世紀の国際社会のなかでどのような「気候正義」を実現するのか、そのために日本に求められる資源・エネルギー選択とはどうあるべきか、論理的な主張を展開するための基礎的素養を獲得するとともに、法整備上の課題についても検討できる素養を養う。そのうえで自分なりに「50年後のくらしとエネルギーの在り方」について論述できる。

到達目標

学修内容に基づいて、資源・エネルギーの将来の在り方について、社会的課題を解決するための、自分なりのビジョンを描き、語ることができる。

授業計画と内容

1 ガイダンス エネルギーセンスを確認しよう
 シラバスの確認
 イントロダクション

第1部 日本の資源・エネルギー政策を考える
 2 日本の資源・エネルギー政策の基本
 3 エネルギー政策と資源確保問題
 4 エネルギー政策と原子力問題
 5 エネルギー政策と環境問題

第2部 再生可能エネルギーの現状と課題
 6 エネルギー資源と物質循環
 7 エネルギー資源と新エネルギー
 8 水資源と水力開発
 9 地産地消のエネルギー政策

第3部 持続可能な社会とエネルギー技術選択
 10 化石燃料利用史とこれから
 11 原子力利用史とこれから
 12 技術選択の課題―電力化と技術自給率
 13 50年後の社会とエネルギー選択

14 総括とふり返り 到達度の確認

授業時間外の学修の内容

指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出

授業時間外の学修の内容(その他の内容等)

・授業内容はmanabaのコンテンツで事前にお知らせします。授業で参照する資料やHP情報が含まれます。必ず確認し、予習・復習に役立ててください。
・身の回りのモノは、どれもエネルギーと物質を使って作られています。また何をするにもエネルギー消費をすることなしにやり遂げることはできません。買い物をするときに、通学するとき、そうした物質とエネルギーの流れに目を向けてみてください。全く違った見方ができるようになるかもしれません。興味をもった商品や移動手段について調べることをお勧めします。
・授業毎にリアクションペーパーを提出してもらいます。分量は1分間スピーチの分量に相当する300字程度を目安にしてください。

授業時間外の学修に必要な時間数/週

・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。

成績評価の方法・基準

種別 割合(%) 評価基準
期末試験(到達度確認) 50 manabaの小テストにより授業内容の理解度を確認します。基本的なデータや事柄について、正しく理解していることが求められます。
レポート 40 個人の発想と具体的なデータに基づく将来像の提示。「50年後の暮らしとエネルギー」について、具体的なデータに基づく論理的な分析から、自身が描く将来像をより説得的に表明してください。
平常点 10 授業毎のリアクションペーパーの提出。授業テーマについて考えたことを覚書として残してください。

成績評価の方法・基準(備考)

期末試験、レポート、平常点を総合的に評価して最終成績とします。

課題や試験のフィードバック方法

授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う

課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)

クラスで共有した方がよいと判断した授業内容への質問や意見については授業時間内で紹介、意見交流を行う場合があります。通常はそうした時間は限られるので、responやmanabaのコンテンツを介して情報交流を行います。

アクティブ・ラーニングの実施内容

その他

アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)

授業内でresponアンケートを実施する場合がある。

授業におけるICTの活用方法

クリッカー/その他

授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)

responによるクリッカーやアンケートを利用します。

実務経験のある教員による授業

いいえ

【実務経験有の場合】実務経験の内容

【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容

テキスト・参考文献等

テキストは特に指定しない。manabaのコンテンツや授業中に適宜、参考文献や動画資料を紹介します。

その他特記事項

1.授業への出欠は学生の権利であって義務ではありません。「公欠」以外の理由で欠席する場合に連絡する必要はありません。
2.何か個人的に配慮を求める場合には、manabaにある「個別指導」から連絡をしてください。
3.現代は「歴史の転換点」にあると指摘されることがあります。どのような資源でエネルギーを生産・消費する社会を形成していくのか、実装する技術について社会選択が迫られています。「50年後のくらしとエネルギー選択」について具体的なビジョンを描けるように、できるだけ多くの情報提供を行うようにし、その際に、できるだけ映像資料を使い、見えないエネルギーが可視化できるように工夫します。

参考URL

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