シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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グローバル・ビジネス・ライティング | 2024 | 秋学期複数 | 月4,木2 | 商学部 | 山本 慎悟 | ヤマモト シンゴ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-MK2-25XL
履修条件・関連科目等
2021年度以降入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
経済のグローバル化が進展した現代においては企業が行うビジネス(流通・マーケティング活動)の舞台は地球レベルでの空間的広がりを見せ、今や様々なモノ・サービスが世界中の様々な場所から場所へと日々移動しています。ところでこの様な「グローバル・ビジネス」には製造・流通業者に加えて物流事業者や金融機関等の様々なプレーヤーが関与し、各当事者は種々の国際規則や商慣習等に従いながら各場面でモノ・サービスやカネ、様々な情報や書類を取扱い、また様々なコミュニケーションを交わす等して各々の役割を果たします。
本講義ではこのようにして行われるグローバル・ビジネスの内、モノを対象とするそれ(国際貿易取引)の「コミュニケーション」面に焦点を当て、主たる当事者である輸出者と輸入者の間で交わされる英語による基礎的なコミュニケーションの読み書きとビジネスレター作成技法を学びます。
科目目的
本科目は、商学部カリキュラム上の分野別専門科目商業・貿易系/国際マーケティング系に位置付けられます。
本科目は国際貿易に携わるビジネスパーソンに求められる高いコミュニケーション運用能力の修得を目的とします。具体的には、本科目での学修を通じて、実際の取引現場で受け取ったビジネスレターを的確に読み解き、かつ的確な内容のビジネスレターを作成することができるコミュニケーション運用能力の修得に繋げることが本科目の目的となります。
到達目標
本科目では以下を到達目標とします。すなわち、国際貿易における様々な場面で輸出入者間で交わされる英語による基礎的なコミュニケーションについて、その実務的背景も踏まえつつ
・その内容を正確に理解できるようになること。
・自らが言いたい内容を英語で正確に表現できるようになること。
・実践で通用するビジネスレターが作成できるようになること。
授業計画と内容
1.イントロダクション
2.「貿易取引の流れ」の説明(練習問題を交えて)
3.「貿易取引の流れ」の説明(レポート課題の発表)
4.「取引先の選定」に関する表現
5.「信用調査」に関する表現
6.「取引関係創設」に関する表現
7.「引合い」に関する表現
8.「引合いの回答」に関する表現
9.「引合いの回答」に関する表現(特に決済条件に関して)
10.「申込」に関する表現
11.「申込の回答」に関する表現
12.注文(請)書添状に関する表現
13.「信用状の発行・修正」に関する表現
14.「船積指図・通知」に関する表現
15.「船積案内」に関する表現
16.「クレーム提起」に関する表現
17.「クレーム提起の回答」に関する表現
18.「代理店取引および催促」に関する表現
19.「返信書出・結語」に関する表現
20.第4~19回のまとめ
21.ビジネスレターの作成課題(取引関係創設関係)
22.ビジネスレターの作成課題(引合い関係)
23.ビジネスレターの作成課題(申込関係)
24.ビジネスレターの作成課題(注文関係)
25.ビジネスレターの作成課題(信用状関係)
26.ビジネスレターの作成課題(船積み関係)
27.ビジネスレターの作成課題(クレーム関係)
28.第21~27回のまとめ
※上記授業計画は都合により変更することがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
毎回の授業で指定されるモデルレター(予習)と練習問題(復習)の課題に取り組んだ上で出席してください。なお予習と復習のための学習に要する時間は1回の授業に対して約4時間です。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 25 | 貿易取引の仕組みを踏まえた上で、輸出入業者間で交わされる基礎的なコミュニケーションを各場面に適した語や表現を用いて的確に文章作成できているかを問います。 |
期末試験(到達度確認) | 25 | 貿易取引の仕組みを踏まえた上で、輸出入業者間で交わされる各種のビジネス・レターを各場面に適した語や表現を用いて的確に作成できているかを問います。 |
平常点 | 20 | 授業への参加、受講態度を評価します。 |
その他 | 30 | レポート課題では授業内容を理解する上での土台となる「貿易取引の仕組み」に対する理解度を確認します。小テストは授業中に数回実施し、それまでの復習ができているかを問います。 |
成績評価の方法・基準(備考)
なお上記の各スコアは随時manabaにて公開します。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
特定のフィードバックは行いませんが、授業時間内に理解が進むよう工夫すると共に、 予習・復習の課題については、模範解答を配布します。
アクティブ・ラーニングの実施内容
グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
特になし。毎回レジュメを配布します。また一部のレジュメはmanabaより事前ダウンロード・印刷となります。
その他特記事項
・英和・和英辞典を持参してください。
・レジュメを整理するためのファイル(A4サイズ用)を用意しておいてください。
・就職活動等の理由でやむを得ず講義を欠席、遅刻または早退する履修者に対しては、平常点に関する特例措置を講じますが、どのような理由があっても小テストの再試験は行いませんので、注意してください。
・レポート課題では、第4回目以降の授業内容を理解する上での土台となる「貿易取引の流れ」の理解度を確認します。したがって本講義履修(予定)者は第2・3回目の講義に必ず出席してください。
・ソフトウェアの利用なし。