シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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価格戦略論 | 2024 | 春学期 | 木1 | 商学部 | 奥瀬 喜之 | オクセ ヨシユキ | 3・4年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-MK3-17XL
履修条件・関連科目等
2021年度以降入学生対象のWeb登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
価格は、製品、プロモーション、流通チャネルとともにマーケティング・ミックスの構成要素の一つですが、消費者の立場から見ると「支払い」という「痛み」を伴う要素であるという点で他の三要素とは異なる性質を有しています。従って、売り手が適切な価格を設定できるか否かは、(他の三要素に劣ることなく)その購買において買い手である消費者を満足させることができるかを大きく左右すると考えられます。本科目では、消費者の視点に立った価格設定に関する概念や諸理論を紹介し、いかに価格戦略に反映させていくかに関して、事例を交えながら講義を行っていきます。
科目目的
本科目は商学部カリキュラム上の分野別専門科目商業・貿易系/国際マーケティング系に位置づけられています。
主にマーケティング研究・消費者行動研究における価格関連諸理論・概念について学び、価格戦略に適用させる力を身につけることを目的とします。
到達目標
以下の二点を到達目標とします。
・講義で説明した理論・概念を理解できる。
・実例について、講義で説明した理論・概念を用いて記述・考察できる。
授業計画と内容
以下の通り進めていく予定です。履修者の関心、進捗状況を踏まえて変更することもあります。
第1回:イントロダクション
第2回:マーケティングの復習
第3回:ケーススタディ
第4回:価格と消費者心理
第5回:端数価格とその効果
第6回:価格戦略の分類
第7回:新製品導入期の価格戦略
第8回:小売業の価格戦略
第9回:新しい価格戦略
第10回:「無料」の価格戦略
第11回:多様な価格設定技法
第12回:ダイナミックプライシング
第13回:サブスクリプションモデル
第14回:到達度確認
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出/その他
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
・準備学習として、講義に関連しそうなテレビ番組(例:「ワールドビジネスサテライト」、「ガイアの夜明け」など)を視聴し、ビジネスの動向にアンテナを張っておくことを勧めます。本講義のみならず商学部専門科目の講義全般の理解が深まるはずです。
・各回の講義後は、配布資料を見直しておくことを勧めます。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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期末試験(到達度確認) | 70 | 主に以下の観点から評価します。 ・講義した内容を理解し、知識として習得できているか。 ・学んだ知識を用いて事例を説明できるか。 ・学んだ知識を事例に応用できるか。 |
レポート | 10 | 提出したかどうかではなく、レポートの内容に基づいて評価します(提出されていても内容によっては加点されないこともあります。)不正が疑われる場合は0点になります。 |
平常点 | 20 | 講義時間内にコメントや簡単な課題の提出を求めることがあります。提出したかどうかではなく、内容に基づいて評価します(提出していても内容によっては加点されないこともあります。)不正が疑われる場合は0点になります。 |
成績評価の方法・基準(備考)
・私語等、他の履修者の受講の妨げになる行為については厳しく対処します。
・スマートフォンの使用、他の講義の予習など、講義と関係のない行為をしていた場合にはその場で学籍番号と氏名を控えた上で、退室を命じることがあります。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/グループワーク
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
講義時間内で完結する、簡単なディスカッション(意見交換)やグループワークを行う可能性があります。
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
参考文献
上田隆穂、守口剛(2004)『価格・プロモーション戦略:現代のマーケティング戦略 2』有斐閣アルマ
上田隆穂(1995)『価格設定のマーケティング』有斐閣
上田隆穂(1999)『マーケティング価格戦略』有斐閣
ヘルマン・サイモン、ロバート・J・ドーラン(2002)『価格戦略論』ダイヤモンド社
その他、講義時に適宜紹介します。
その他特記事項
ソフトウェアの利用なし