シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
システムデザイン | 2024 | 後期複数 | 月4,木2 | 経済学部 | 伊藤 篤 | イトウ アツシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-IM3-48XX
履修条件・関連科目等
入門ICT演習、情報科学、ICTスキルを履修していることが望ましい。また、予習復習、宿題などを行うため、PC/タブレット/スマホなどの情報機器を所有していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、現実把握力(経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
ビジネスに利用できるWEBサーバシステムの構築の知識を得るための、具体的なコンピュータの操作から活用までの範囲で重点項目を絞り実習中心に理解を深める。特に、WEBサーバの動作原理、記述言語、システム構築手法の他、ソフトウェア開発手法、デザイン思考に関する講義と実習を行う。なお、内外の産業界の最新動向なども随時組み入れる。
科目目的
ICT(Information and Communication Technology : 情報通信技術)の活用と意義に関する基礎的・実務的知識・技術(スキル)を獲得する。
到達目標
特に、WEBサーバを利用したシステムについて学ぶ。
授業計画と内容
以下の内容を全28回の授業で扱う。
I. 授業の概要(1回)[講義]
第1回 WEBサービスとその応用例
講義の流れの紹介
ⅠI.WEBシステムの原理(講義3回、演習2回)
第2回 OS/Linux
第3回 ネットワーク
第4回 WEBサーバ/HTML概要
第5回 データベース
第6回 演習 WEBサーバのインストールと構築
ⅠII.情報システムの開発技法 (講義4回、演習1回)
第7回 システム開発の工程
第8回 要求定義方法論
第9回 仕様記述
第10回 検証
第11回 演習 WEBシステムの仕様作成
ⅠV.情報システムの技術基盤 (講義4回、演習4回)
第12回 Javascriput
第13回 演習 JavaScript
第14回 HTML5
第15回 演習 HTML5
第16回 SQL
第17回 演習 SQL
第18回 OASIS
第19回 アクセス制御、負荷分散
第20回 演習 WEBシステムの構築
<事前課題提示(WEBサービスの設計と実装)>
V.デザイン思考 (講義2回、演習2回)
第21回 デザイン思考とはなにか
第22回 ユニバーサルデザイン、SDGs
第23回 演習 デザイン思考
第24回 演習 ユニバーサルデザイン
VI.情報環境の動向と今後の課題 (講義4回)
第25回 ICT利用サービスの事例と動向
第26回 行政におけるICT利用の事例と動向
第27回 情報システムとセキュリティ
第28回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
展示会、勉強会、外部のコンファレンス等、最新の動向を知ることができるイベントなどについては積極的に参加することを推奨する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
---|---|---|
レポート | 40 | 講義の最後に、レポートを提出してもらいます。 以下の観点で評価します。 ・出題内容との整合性 ・文章の完成度 ・レポートとしての構成 ・自分の意見を書いていること |
平常点 | 60 | 授業後アンケート:30% 授業参画度(授業内の小テスト、宿題、など):30% |
成績評価の方法・基準(備考)
授業後アンケート、学習態度、課題・筆記試験の結果をそれぞれ、30%、30%、40%の配分で総合して評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
基本的には、次の授業でQAを行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎授業の終わりのアンケート、宿題レポート、に基づき、次の授業の際にQAを行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Webサーバやデータベースサーバのインストールを行い、それを使ったシステム開発を行いますので、毎回必ず、自分のノートPCを持って来れることが、授業参加の条件となります。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1983〜2014:KDDI研究所勤務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
KDDI研究所での経験と、様々な企業との共同研究の経験に基づき、具体的な問題解決についても、取り上げる予定です。
テキスト・参考文献等
基本的には講義で資料を配布するが、適宜、参考書、URLを示す。
その他特記事項
・講義資料は、全てmanabaにて公開、テスト・課題もすべて同システムを利用する。
・演習開始前に講義支援システムで当日の内容を予習すること。
・演習終了後には、配布資料で必ず復習すること。
・システム開発を行いますので、毎回必ず、自分のノートPCを持って来れることが、授業参加の条件となります。