シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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会社法 | 2024 | 秋学期複数 | 水3,水4 | 商学部 | 首藤 優 | シュトウ ユタカ | 2年次配当 | 4 |
科目ナンバー
CM-BL2-92XL
履修条件・関連科目等
Web登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
会社は現代の社会経済活動において中心をなす非常に重要な存在であり、欠かすことのできない存在となっています。その会社がどのように形成され、活動していくのかについて定めるのが会社法です。本講座では、会社法がどのような制度であるのか、株式会社を中心に説明していきます。
授業はテキストとともに毎回レジュメを配布して行います。
また、授業の中で、適宜最近のニュース・話題にも触れていく予定です。
科目目的
本科目はカリキュラム上の分野別専門科目の経済・法律系として位置付けられていることから、本科目の受講を通じて、法律に対する学生の認識を深めると共に、会社法に対する基礎的な知識の理解・修得を目的としています。そして、本科目を受講された学生が、将来、会社法が必要となった場合に、会社法を活用できることを目指します。
到達目標
①会社法を理解し、その基本的なことを説明できるようになること。
②重要な判例を理解し、説明できるようになること。
③基本的な論点を理解し、自身の立つ学説を説明できるようになること。
授業計画と内容
第1回 ガイダンス・会社法総論その1 会社の種類
第2回 会社法総論その2 会社の概念
第3回 設立その1 総論・発起人
第4回 設立その2 定款の内容・発起設立
第5回 設立その3 募集設立・設立関与者の責任・設立の瑕疵
第6回 株式その1 総論・株主平等の原則
第7回 株式その2 株式の内容と種類
第8回 株式その3 株主名簿・株式の譲渡
第9回 株式その4 譲渡制限株式の譲渡
第10回 株式その5 自己株式の取得・その他
第11回 資金調達その1 総論・募集株式の発行手続
第12回 資金調達その2 募集株式の発行の差止め
第13回 資金調達その3 社債・新株予約権の発行
第14回 中間まとめ 設立・株式・資金調達の法規制
第15回 機関設計
第16回 株主総会その1 株主総会の権限、株主総会の招集手続
第17回 株主総会その2 議決権、株主総会の議事、決議の要件
第18回 株主総会その3 株主総会決議の瑕疵
第19回 役員等の選任・終任
第20回 取締役・取締役会その1 取締役・取締役会の権限
第21回 取締役・取締役会その2 取締役会の運営・代表取締役
第22回 取締役と会社との関係 善管注意義務・忠実義務
第23回 取締役と会社との関係 利益相反取引・報酬等
第24回 取締役の対会社責任
第25回 取締役の対第三者責任
第26回 監査役・指名委員会等・監査等委員会
第27回 企業再編
第28回 まとめ 機関関係の法規制・会社法全体の法規制
※進捗状況・最新のニュース・話題により、授業予定に変更が生じることがあります。
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
予習段階として、テキストの該当部分を読み、疑問点を洗い出し、ノート等にまとめてください。
受講後には、テキストやレジュメを利用しながら、授業内容(重要な論点等)をノート等にまとめるとともに、事前に洗い出した疑問点の解消を図ってください。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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中間試験 | 25 | 短答系の問題及び記述式の問題により評価します。 設立・株式・資金調達を中心に、基本的な知識の習得度を短答問題により評価します。また、設立・株式・資金調達を中心に、基本的な内容を理解し説明できるかを記述問題により評価します。 |
期末試験(到達度確認) | 75 | 短答系の問題及び論述式の問題により評価します。 機関関係を中心に、基本的な知識の習得度を短答問題により評価する。また、会社法全体の重要な論点について理解し自身の立つ学説を説明できるかを論述問題により評価します。 |
成績評価の方法・基準(備考)
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
アクティブ・ラーニングの実施内容
実施しない
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
授業におけるICTの活用方法
実施しない
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
実務経験のある教員による授業
いいえ
【実務経験有の場合】実務経験の内容
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
テキスト・参考文献等
〔テキスト〕
丸山秀平他 『全訂 株式会社法概論〔第2版〕』 中央経済社
〔参考書〕
近藤光男 『最新株式会社法〔第9版〕』 中央経済社
神田秀樹 『会社法〔第24版〕』 弘文堂(法律学双書)
江頭憲治郎他編 『会社法判例百選〔第4版〕』(有斐閣)等
その他特記事項
ソフトウェアの利用予定なし