シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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ICT応用演習 | 2024 | 通年 | 月2 | 経済学部 | 伊藤 篤 | イトウ アツシ | 3年次配当 | 4 |
科目ナンバー
EC-IM3-45XS
履修条件・関連科目等
入門ICT演習、情報科学、ICTスキルを履修していることが望ましい。また、予習復習、宿題などを行うため、PC/タブレット/スマホなどの情報機器を所有していることが望ましい。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
<学位授与方針と当該授業科目の関連>
この科目は、問題解決力(外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる)の修得に関わる科目です。
<概要>
ビジネスに利用できるモバイルアプリの構築の知識を得るための、具体的なモバイルデバイスの操作から活用までの範囲で重点項目を絞り実習中心に理解を深める。特に、モバイルアプリの動作原理、システム構築手法の他、ソフトウェア開発手法、に関する講義と実習を行う。さらに、最新の利用状況についても学習する。
科目目的
ICT(Information and Communication Technology : 情報通信技術)の活用と意義に関する基礎的・実務的知識・技術(スキル)を獲得する。
到達目標
モバイル通信技術の基礎と、Androidアプリ開発について学ぶ。
授業計画と内容
以下の内容を全28回の授業で扱う。
I. 授業の概要(1回)[講義]
第1回 モバイルサービスとその応用例
講義の流れの紹介
ⅠI.組込みシステム(講義4回、演習2回)
第2回 組込みシステムの概要
第3回 ネットワーク
第4回 5G
第5回 RTOS
第6回 センサーとアクチュエータ動作確認
第7回 センサーとアクチュエータの組み合わせシステムの構築
ⅠII.開発技法 (講義3回、演習2回)
第8回 仕様定義手法
第9回 状態遷移図とテスト
第10回 ソフトウェア工学
第11回 演習 組み込みシステムの仕様作成
第12回 演習 アイデア生成のテクニック
ⅠV.モバイルサービス技術基盤 (講義8回、演習7回)
第13回 Android概要
第14回 Androidの広がりとオープンソース
<事前課題提示(モバイルサービスの設計と実装)>
第15回 演習 Android開発環境の構築
第16回 Kotlin/Androidの文法
第17回 演習 Kotlin/Androidの文法
第18回 Android基礎 Activity
第19回 演習 Activity
第20回 Android基礎 GPS
第21回 演習 GPS
第22回 Android基礎 カメラ
第23回 演習 カメラ
第24回 Android基礎 MAP
第25回 演習 MAP
第26回 AIとモバイル
第27回 演習 AIとモバイル
V.まとめ (講義1回)
第28回 総括・まとめ
授業時間外の学修の内容
指定したテキストやレジュメを事前に読み込むこと/授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
展示会、勉強会、外部のコンファレンス等、最新の動向を知ることができるイベントなどについては積極的に参加することを推奨する。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 講義の最後に、レポートを提出してもらいます。 以下の観点で評価します。 ・出題内容との整合性 ・文章の完成度 ・レポートとしての構成 ・自分の意見を書いていること |
平常点 | 60 | 授業後アンケート:30% 授業参画度(授業内の小テスト、宿題、など):30% |
成績評価の方法・基準(備考)
授業後アンケート、学習態度、課題・筆記試験の結果をそれぞれ、30%、30%、40%の配分で総合して評価する。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける/授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
基本的には、次の授業でQAを行います。
アクティブ・ラーニングの実施内容
その他
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
毎授業の終わりのアンケート、宿題レポート、に基づき、次の授業の際にQAを行います。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
Androidアプリの開発を行いますので、毎回、自分のノートPCとAndroid端末を持って来れることが、授業参加の条件となります。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
1983〜2014:KDDI研究所勤務
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
KDDI研究所での経験と、様々な企業との共同研究の経験に基づき、具体的な問題解決についても、取り上げる予定です。
テキスト・参考文献等
基本的には講義で資料を配布するが、適宜、参考書、URLを示す。
その他特記事項
・講義資料は、全てmanabaにて公開、テスト・課題もすべて同システムを利用する。
・演習開始前に講義支援システムで当日の内容を予習すること。
・演習終了後には、配布資料で必ず復習すること。
・Androidアプリの開発を行いますので、毎回、自分のノートPCとAndroid端末を持って来れることが、授業参加の条件となります。