シラバス
授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科など | 担当教員 | 教員カナ氏名 | 配当年次 | 単位数 |
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課題演習Ⅰ | 2024 | 春学期 | 火5 | 商学部 | フィゲロア ラファエル |
フィゲロア ラファエル |
2年次配当 | 2 |
科目ナンバー
CM-BS2-11XS
履修条件・関連科目等
2年次配当の事前登録科目です。
授業で使用する言語
日本語
授業で使用する言語(その他の言語)
授業の概要
文部科学省が昭和39年から行っている「体力・運動能力調査」によると、子どもの体力・運動能力は、調査開始以降昭和50年ごろにかけては、向上傾向が顕著であるが、昭和50年ごろから昭和60年ごろまでは停滞傾向にあり、昭和60年ごろから現在まで15年以上にわたり低下傾向が続いています。さらに日本は高齢化社会であるため、それは日本の大きな課題です。この授業では研究をしながら課題を理解し解決するためのアイデアを提供することが目的です。健康増進、体力つくり、疾病予防、疾病改善、運動療法、リハビリテーションに関する基礎知識を学習した成果、さらに基礎知識を深めながら研究テーマを決めて、ゼミで分担して研究するダイナミック授業を行います。
科目目的
この科目は、ベーシック演習Ⅰ・Ⅱで養成された基礎的な能力を、具体的なテーマに沿って応用・発展させることで、適応力・判断力・実践力を身につけ、他者と協働する能力を養うことを目的としています。
メディカルフィットネスへの理解。有疾患か健康かを問わず、すべての人が健幸華齢(successful aging)実現に向けて体力つくりをするために、安全で効果的な健康支援ができる人材を育てる。
到達目標
最近国内外を問わず、健康増進、体力つくり、疾病予防、疾病改善、運動療法、リハビリテーションなどを目的として医療機関が運営する運動療法施設「メディカルフィットネスクラブ」が新たに誕生し、その波は全国各地に広がりつつあります。その一方で、この形態の施設は誕生したばかりで、指導経験の浅いケースも少なくありません。そこでメディカルフィットネスへの理解をさらに深め、医療現場やフィットネス現場等において、安全で効果的な健康支援ができるようになることが到達目標です。
授業計画と内容
(春学期)
第1回ガイダンス
第2回メディカルフィットネスとは
第3回日本体力課題について/テーマ決定・仮説・解説
第4回運動指導の基本/テーマごとに研究・発表
第5回運動強度の上限の設定/テーマごとに研究・発表
第6回関節運動の範囲/テーマごとに研究・発表
第7回加齢による体力の低下/テーマごとに研究・発表
第8回体脂肪が減って筋肉が増えた場合の基礎代謝/テーマごとに研究・発表
第9回スポーツ活動での熱中症対策/テーマごとに研究・発表
第10回肥満・メタボリックシンドローム/テーマごとに研究・発表
第11回メタボリックシンドロームに及ぼす運動効果/テーマごとに研究・発表
第12回糖尿病の運動療法/テーマごとに研究・発表
第13回高血圧の改善に及ぼす運動結果/テーマごとに研究・発表
第14回不整脈を有する人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
(秋学期)
第1回心電図異常を有する人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第2回心筋梗塞や狭心症の人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第3回脳卒中の人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第4回ペースメーカーをした人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第5回膝関節痛の人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第6回腰痛の人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第7回肩痛の人のメディカルフィットネス/テーマごとに研究・発表
第8回精神疾患/テーマごとに研究・発表
第9回もの忘れは運動で改善するか/テーマごとに研究・発表
第10回運動による認知予防/テーマごとに研究・発表
第11回高齢者の運動/テーマごとに研究・発表
第12回体力低位の有疾患者に対する運動/テーマごとに研究・発表
第13回高齢者の脳への運動の効果/テーマごとに研究・発表
第14回運動施設/テーマごとに研究・発表
授業時間外の学修の内容
授業終了後の課題提出
授業時間外の学修の内容(その他の内容等)
個人研究を進めるため、参考文献を探し、パワーポイントで発表とリポートの予習すること。
授業時間外の学修に必要な時間数/週
・毎週1回の授業が半期(前期または後期)または通年で完結するもの。1週間あたり4時間の学修を基本とします。
・毎週2回の授業が半期(前期または後期)で完結するもの。1週間あたり8時間の学修を基本とします。
成績評価の方法・基準
種別 | 割合(%) | 評価基準 |
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レポート | 40 | 前期では研究基準を学習。参考文献を紹介しながら発表完成度により評価をする。 後期には個人研究を完成度により評価(背景、方法、結果、考察など)。 |
平常点 | 40 | 研究内容(オリジナリティ、参考文献)により。 |
その他 | 20 | 学習態度。 授業への参加、ディスカッションに参加する、同級生にアドバイスをするなど。 |
成績評価の方法・基準(備考)
(春・秋学期)
発表40%
前期では研究基準を学習。参考文献を紹介しながら発表完成度により評価をする。
後期には個人研究を完成度により評価(背景、方法、結果、考察など)。
平常点40%。
研究内容(オリジナリティ、参考文献)により。
学習態度20%。
出席、ディスカッションに参加する、同級生にアドバイスをするなど。
課題や試験のフィードバック方法
授業時間に限らず、manabaでフィードバックを行う
課題や試験のフィードバック方法(その他の内容等)
授業時間に限らず、manabaやオンラインでフィードバックを行う。
アクティブ・ラーニングの実施内容
ディスカッション、ディベート/プレゼンテーション
アクティブ・ラーニングの実施内容(その他の内容等)
研究発表に関してアドバイス、ディスカッションをしながら、研究の目標を達する。
授業におけるICTの活用方法
その他
授業におけるICTの活用方法(その他の内容等)
パソコンでパワーポイントを使用して課題を提供する。
実務経験のある教員による授業
はい
【実務経験有の場合】実務経験の内容
体力向上プログラム作成(高齢者1200人を対象)を5年間
日常生活動作算出式作成。ADL年齢
【実務経験有の場合】実務経験に関連する授業内容
体力向上の為の研究および指導、測定方法の指導、メディカルフィットネスの知識を取得
レポート作成、発表。体力測定実施。
テキスト・参考文献等
(テキスト)指定しません。
(参考文献) 資料を提供し、自分研究の参考文献を探す(ホームページを紹介する)。
その他特記事項
〔募集人数〕15名程度
〔募集方法〕志望動機(エントリー時にC plusで入力)
〔国外実態調査〕実施しない
(ソフトウェア) 利用しない